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Fedora 21 Install (SSD)

Fedora 21 が出た、一年ぶりのメジャー更新で嬉しい。
半年毎に慣れ過ぎて待ちくたびれた。

Fedora

WorkStation というのが今迄どおりのデスクトップのようだ。
とっとと ISO を Brasero で焼いて新規 SSD にインストール。
以前の SSD はそのまま外してバックアップ用、という今迄と同様に。

後は Phenom2 955、AMD 880G というチョッピリ古いマシンのままですが。
普段のメインが iPhone になっちゃってますから壊れるまでこのままでいく。
最新構成の自作 PC より MacBook Air か iPad が欲しいのが本音。
まあそれはどうでもよくて。

今回のインストーラは自動で日本語にはならず自分で選択方式になった。
更に日本語キーボード固定で US キーボードに変更できなかった。
インストール後に変更できるから別に問題は無いですが。

ROOT パスワードがユルくなって 10 文字程度でも「強力」扱いになる。
やっぱり評判が悪かったのだろうね、記号数値を混ぜれば充分だし。

インストール修了で再起動ボタンを押したらフリーズ、いつもの Fedora だ。
電源ボタン長押しから再起動で即イジェクトボタンから DVD-R を取り出す。
うん、インストール自体は成功していたのでよし。

GNOME on Wayland in Fedora 21 | Fedora Magazine

Wayland とノーマルを切り替えしても違いが判らない。
初期 Compiz みたいなヤリスギを期待していたけど超普通だった。

現状 Wayland 状態だとスクリーンショットが一部上手くいかなかった。
Wordpress に画像ドロップアップロードも上手くいかない、まだ実用はキビシイ。
GNOME クラシックは存在意義が解らない、3D のままだし。

Boxes がまた最初から入っている、需要はどうなのか。
Eog がデフォルトビューアに戻っている、何故 20 で除かれたか知らないが。

メニューボタンのアイコンが Firefox, Google Chrome と同じ三本線になった。
GNOME 3.14 Goal: Gear Icons | woGue

icon

このギヤアイコン、つまりメニューボタンの svg 画像だけど。

# Fedora 20
/usr/share/icons/gnome/scalable/emblems/emblem-system-symbolic.svg

# Fedora 21 Gear Icon
/usr/share/icons/Adwaita/scalable/emblems/emblem-system-symbolic.svg

# Fedora 21 Menu Button
/usr/share/icons/Adwaita/scalable/actions/open-menu-symbolic.svg

になっているね、GNOME 3.14 でないとこの svg が無い。
自作アプリで使おうと思ったら 3.14 専用にするか自前にするかしかないようで。
うーん、自作アプリはどうしようか悩む…

あとマウス中ボタンクリックによるペーストが本当に廃止されていた。
このタッチパネルなご時世だから今後はコレでいきましょう。
Middle Button Click to OLE DnD | PaePoi
「昔は良かったオヤジ」予備軍がネット上には凄く多いです。

筆者は特に Gedit の変更は大歓迎、作業スペースは大きいほうがいい。
他 GtkHeaderBar 化やボタン類が異様に大きくなっている。
今後タッチ操作 OS が主になると考えると当然の流れですね。

Nautilus でスクリプトを使うのに右クリックが必要なのも廃止してほしい。
タッチ操作からスクリプトを呼び出す最適手段が思いつかないのが少し悔しい。

そんなことより、初期状態で日本語が入力できなかった。
以前はできたはずなんだがインストーラの仕様変更のせいか?
日本語キーボードの人なら大丈夫なのかな、とにかく変更しなきゃ。
ibus-kkc 自体は入っているようですけど。

ibus_kkc

入力メソッドから[日本語]を削除し[日本語(かな漢字)]を導入。

gsettings set org.gnome.desktop.input-sources sources “[(‘ibus’, ‘kkc’), (‘xkb’, ‘us’)]”

コマンドで ibus-kkc を先頭に入れ替える、GUI で入れ替えできない。
こうしないと再起動毎に切り替えしなきゃいけなくなるので。
US メソッドは実際には残さなくてもいいと思うけど保健として。

ibus-setup にて以下のように。
筆者は直接入力とひらがな切り替えは Alt+Space にした。
ぶっちゃけ直接入力とひらがな以外は使わないよね。

ibus_kkc_setup

これで US キーボードでの日本語入力も問題無し。

google chrome の導入が進化していた。
[プログラムで開く]を選択すると software アプリが立ち上がる。

chrome

まるで最初からストアに登録されていたかのようにインストールできた。
統一感があるって素晴らしいな、OS はこうでなければ。

長くなってきたので続く。

Gedit 3.14 Plugin

そろそろ新しい Fedora が出るので準備をしなければ。
ベータが出ているようなので試す、面倒だから久々に仮想マシン。

boxes

Boxes(qemu-kvm) はやはり超簡単というか全自動です。
Fedora on Fedora なら 3D デスクトップもストレスが無いのが嬉しい。
細かい指定はできないけどテスト目的には十分すぎる。

ただ Live 中はフル HD なのを認識したのにインストール後は SXGA に。
相変わらずよく解らない認識をする、フル HD 固定だとそれも困るわけですが。
筆者はウインドウモードで使うので 1440×900 に固定。

インストール直後に生 XML から iso を排除する必要はなくなったみたい。
Boxes の設定画面[デバイス]の CD/DVD の所で取り外しできる。

cd_dvd

Alt+Space がウインドウメニューに割り当てされているや。
US キーボードなのでコレで入力切り替えできないと不便なんだよ。
まあ設定で簡単に変えられるのでちゃっちゃと変更。

header_bar

いやぁ、見事に GtkHeaderBar 化されて…
っておい Eye of GNOME さん、あんたが一番メニューバー邪魔でしょ。
これ以上の変更点レビューは正式版の時に。

とにかく Gedit はメニューバーが無いので以前の自作プラグイン達は使えない。

Apps/Gedit/PythonPluginHowTo – GNOME Wiki!
残念ながら 2014.11.16 現在チュートリアルは以前のままだ。

Gedit 3.12 をスルーしたおかげで日本語の先人を見つけた。

うぇーん、GNOME 3.12 にしたら、自家製Linespacing が動かないよー | (まだ無題 ; そのうち変更するかも)

メニュー項目は GMenu 化、GtkApplication 側に登録。
ハンドラは GAction として GtkWindow 側に登録するみたい。
GtkUIManager 関連を消すのを忘れているみたいですけど。

なんか上手くいかないので QuickOpen のソースを参考に少し作り替え。
*.plugin ファイルは以前と同じでいいようです。

#-*- coding:utf-8 -*-

from gi.repository import GObject, Gedit, Gtk, Gio

class TestTestAppActivatable(GObject.Object, Gedit.AppActivatable):
    """
        Set GMenu and Accelerator
    """
    app = GObject.property(type=Gedit.App)

    def __init__(self):
        GObject.Object.__init__(self)

    def do_activate(self):
        # Set Accelerator
        # (key, action name[win.xxxxx], parameter or None)
        self.app.add_accelerator("<Control>B", "win.action_name", None)
        # Append Menu
        self.menu_ext = self.extend_menu("tools-section")
        item = Gio.MenuItem.new("imouto",  "win.action_name")
        self.menu_ext.append_menu_item(item)

    def do_deactivate(self):
        # Remove Accelerator
        self.app.remove_accelerator("win.action_name", None)

class TestTest(GObject.Object, Gedit.WindowActivatable):
    """
        Set GAction
    """
    __gtype_name__ = "TestTest"
    window = GObject.property(type=Gedit.Window)
    def __init__(self):
        GObject.Object.__init__(self)

    def do_activate(self):
        # Set Action
        # (action name, parameter or None)
        action = Gio.SimpleAction.new("action_name", None)
        action.connect('activate', self.on_activate)
        self.window.add_action(action)

    def do_deactivate(self):
        # Remove Action
        self.window.remove_action("action_name")

    def do_update_state(self):
        pass

    def on_activate(self, action, data=None):
        self.messagebox("Yamete Oni-chan")

    def messagebox(self, text):
        dlg = Gtk.MessageDialog(
                self.window,
                Gtk.DialogFlags.MODAL,
                Gtk.MessageType.WARNING,
                Gtk.ButtonsType.OK,
                text)
        r = dlg.run()
        dlg.destroy()

gedit314_plugin

こんな感じで。

とりあえずアクション名を決める。
GtkApplication 側で使う場合は win.xxxxx と接頭子を付ける。
こうしないとメニューがアクティブにならなかった。

次はアクション名にアクセラレータキーに紐付ける
そしてメニューに表示する文字列を決め GMenu を作成。
それをメニューのどこかに突っ込む。
file-section, tools-section, view-section-2 等々。

本体側は先程のアクション名で GAction を作る。
シグナルハンドラをセットし本体に登録、コッチは簡単だね。
後は今迄どおりでいいみたい。

Eye of GNOME プラグインは変更しなくてもいいかな?と思ったけどダメだった。
と思ったら *.plugin の Loader=python3 書き換えだけでイケた。

eog314plugin

Python3 なので unicode 等の処理をお忘れなく。

Middle Button Click to OLE DnD

「中クリックでペースト」よ、さようなら? | スラッシュドット・ジャパン オープンソース

今頃知ったけど次の Fedora から中ボタンクリックができなくなるのか。
筆者もたまに使うけど無いなら無いでそんなに困るわけじゃないけど。

下のほうをみると Firefox で Ctrl+V なんて人がいる。
chrome しか使わないから知らなかったけど Firefox はアドレスバーでなくてもいいのね。

まてよ、それなら OLE ドラッグアンドドロップ(以下 DnD)が使えるんじゃないの?

Gedit に適当な URL を書いて選択し Firefox に DnD する。
普通に移動した、なんだよ左ボタンだけでイケるじゃん。

chrome でできないのは痛いな。
まてよ、タブバーにドロップすればいいんでないの?

ole_dnd

できちゃった、中ボタンクリックいらないや!
Firefox もこの方法なら新規タブになる、筆者は狐を使わないけど。

ついでに、Wordpress 投稿画面の textbox なんかにも Gedit から DnD できるよと。

dual-boot Windows 7 and Fedora 20

正月のヒマな時間を有効にと Windows7 ミニノートの SSD 化。
そんなネタはネット上にゴロゴロ転がっているのでデュアルブートに。

Windows 7 とのデュアルブート – L’Isola di Niente

この手のネタは普段コッチに書くのだけど。
このページに張っていた下記古い記事へのリンク経由の人が多く申し訳ないので直書きに。
インストーラが新しくなって以降デュアルブートを試していなかった事も気になったので。

Celeron su2300 mini Note @ Fedora Dual Boot | PaePoi

結果、普通にインストールすれば全自動でデュアルブートになりました。
Windows を優先でブートする方法は知らない、必要無いw

しかし Windows7 再インストール後のアップデートには本当にゲンナリ。
.NET のアップデートは何故ウン時間も掛かるのやら。
SSD 化で期待した PowerShell や IronPython の初期化速度もガッカリ。
むしろ倍以上時間差があった Fedora の起動速度との差がなくなる事態に。

これなら持ち歩きも Fedora でいいな、年に数回しか持ち歩かないけど。

ついでにに本サイト全ページの HTML5 化とスマートフォン対応化。
スマホ対応は下記をヘッダに入れるだけで基本終わりなんだけど。

<meta name="viewport" content="width=device-width" />

CSS も幅指定している部分があったので JavaScript で切り替え等をするはめに。
それと画像がはみ出すので変更していたら内容やスクショの古さが気になって…
全然整理が終わらない、物凄く忙しい正月になってしまった。

Fedora 20 Install (SSD) part3

## localhost
[すべての設定][詳細]のエントリ部でホスト名が変更できるのは今までと同じ。
Fedora 18 localhost | PaePoi
でも /etc/hosts を変更せずに http://localhost が利用できるみたい。
/etc/sysconfig/network はまったくの空になった、もう無意味なんだろう。

## Logout
gsettings set org.gnome.shell always-show-log-out true
でログアウトが有効になるが今回から再ログインせずに利用できるようだ。

## ibus-kkc
アクティブ状態が変わるとひらがなでも直接入力になる場合がたまにあるな。
あと US キーボードなのに日本語と認識してしまった場合もある。
JP は消しているし Fedora 19 ではこんなことは無かったのだけど。
Fedora 19 時はアプリが落っこちていたんだけどさ、落ちるよりイイや。

## Application
新規アプリケーションと更新したアプリケーション
GNOME はこんなに用意したのに「時計」しかデフォルトで入っていない。
どれもこれもタッチパネルを意識して作ったという感じだけど。

違いが無いのもつまらないので「メモ」を入れてみる。
bijibin というコマンドのようだ、「ドキュメント」とは別物なのかな。

bijiben001

なんか盛大に WARNING を吐いてくれるのだがwww
落ちたりフリーズしたりはしないけどさ。

自動保存、一行目がタイトルにってまるで Gjots2 ではないか。
右上ボタンを押してコレクションとしてまとめられる、なるほど。
~/.local/share/bijiben/*.note もしくはクラウドに XML で保存か。

一画面で使えるので Tomboy, Gnote なんかより圧倒的に使い易い。
そういえば筆者はメモアプリを作っていたな、公開終了するか…
タイトルだけで管理するよりプレビューがあったほうがいいのは当然かと。

bijiben002

文字列選択を行うとこんなのが浮いてくる。
もうまさしくタッチパネル用という感じだけどコレもアリだなと。
やばい凄く気に入りそう、今はイマイチ不安定だけど。