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fastfetch

いつもの場所がいいと前回書いたけど、何故か今日は岐阜県某所へ。
ミソサザイとまだ水色な若いルリビタキのオスを見つけました。
えぇ本当に見つけましたよ、両方とも撮れませんでしたけど。
ミソサザイに至っては二回も撮り逃す、ボロボロな今日でありました。

ということで久々な Linux Mac ネタ。

開発が終了したneofetchに代わるシステム情報表示ツール「fastfetch」を使ってみた。 | AAPL Ch.

あぁ、たまに見かけるスクリーンショットってコレだったのか。
たださ、Apple シリコンになった今の macOS でこれいる?
もれなく内蔵 GPU なんだし、メモリ量くらいか。

Linux なら有効だろうから Fedora に入れてみた。
dnf コマンドで普通に導入できました。

fastfetch

テーマやターミナルフォントまで表示してくれるのね。
Eizo ディスプレイを使っていることまで、場合によっては便利。

0a1b

はみ出した部分はリダイレクトさせればと思ったけど。
[ESC] の所は 0x1B なのでエディタによって表示が変わるかも。

gnome

で、GNOME 標準機能でもここまで表示できるんですけど。
こっちはマザーボードまで表示してくれるぞ、意味あるかは置いておいて。
いや、こんな古いマシンでも 4K 動画が見られる Linux って素晴らしい。

まあ写真編集や動画編集の重たい処理は全部 M1 Mac でやっていますけど。
てか Linux で写真編集する人いない、フリしている輩ならいそうだけど。
フリーの RAW 現像アプリでメーカー純正より綺麗に現像なんて不可能です。
今や一部を除いて「フリーソフト?プッw」となってしまった感じ。

Geany テキストエディタの続き

GNOME で使うと ibus 入力メソッドの変換候補位置がおかしかった件。
編集::設定::各種タブを開く。
editor_ime_interaction を 1 に変更で一般的な位置に出るようになった。
一度 Geany を再起動しないと摘要されないので注意。

前回終了時に開いていたタブを記憶するのがデフォルトなのは流行なのか?
スマホがそうだし時代か、いや IDE としてプログラミング専用なら都合いいか。
筆者は Gedit のように使うからセッションの保存は OFF にしたけど。

設定は GSettings ではなく ~/.config/geany 以下にすべてありますね。
他 OS 版もあるみたいだしそりゃそうするか、バックアップが簡単だし。
Kate は設定ファイルの多さ細かさに唖然としたからこのほうがいい。

Ctrl+z の元に戻すが酷くて使えない、複数行をズバッと戻されてしまう。
SourceView のようにパラグラフ毎に戻せるようにはならんのかなぁ。
やりなおしが Ctrl+y なのも変、Ctrl+Shift+z に変更できるけど。

HTML 閉じタグ自動補完が独立して存在するのがいいね。
綴じカッコの自動補完というゴミ機能と違ってコレだけはありがたい。

検索や置換のダイアログが完全に昔の Gedit で笑う。
設定が編集メニューの中にあるのが完全に昔の GTK+ アプリで笑う。

Themes | Geany

Gedit テーマがあって笑う!

gedit

マジで進化した Gedit じゃん、外観は Gedit2 だけどさ。
表示::色の設定で変更できます、よししばらくは Geany でいこう。

Geany テキストエディタ

Gedit が死亡してテキストエディタ難民になっている皆さん。
筆者は Kate を騙し騙し使っていました、でもやっと本命を見つけました。
Geany というアプリです、IDE と解説されていますが普通の編集もできます。

サイドバーやツールバーを消せば普通に軽量なテキストエディタです。
ただ開発者はハンバーガーメニューが嫌いなのか古くさいメニューバーです。

geany

GTK3 アプリですが各言語の最新仕様な色分けは独自に対応しています。
スクリプト言語であれば F5 キーで独自窓にて実行結果を表示できます。
その窓は Enter キーで閉じる、Gedit のボトムパネルより便利じゃん。
JavaScript は未定義なので Gjs あたりをビルドコマンドに設定する。

gjs "%f"

Ctrl+D で行の複製が最初から可能、Gedit では自作したのに。
他の文書を閉じる機能も最初からある、Gedit では自作したのに。

コードスニペットはデフォルトで有効、設定は snippets.conf にて。
各言語で for とかタイプした後に Tab キーを叩いてみてください。
Kate では Tab キーじゃないのが地味に苦痛だったので嬉しい。

snippets.conf に追記すれば独自スニペットも可能。
Gedit ほど柔軟ではなくデフォルトも指定できないし $0 も無いのが残念。
スニペットにカーソルを移動にキー割り当てがされていないので自分で設定。
筆者は Ctrl+Tab にしてみた。

geany

snippets.conf にこんな感じで追記していきます。
コメントアウトはデフォルトなのでデフォルトを変更したい場合に外して書き換え。
[Keybindings] でショートカット指定も可能、Kate はコレもできないんだよな。
変数は使えないみたい、%selection% が欲しいんですけど。

そして筆者には絶対に必要な機能。
Gedit プラグインまで自作してしまった html タグのエスケープ。
Python は使えないけど選択範囲を stdout に送る機能はある、ならば。

編集::書式::選択範囲を送る::カスタムコマンドを設定。

python -c 'import sys, html; sys.stdout.write(html.escape(sys.stdin.read(), quote=False))'

コレでイケるじゃないの。
ちなみに登録順に Ctrl+1 から自動で割り当てされる。

# アンエスケープ
python -c 'import sys, html; sys.stdout.write(html.unescape(sys.stdin.read()))'
# 赤文字にする
python -c "import sys; sys.stdout.write(f'<span style=\"color: red\">{sys.stdin.read()}</span>')"

どんどん登録しよう、プログラミングって楽しいよね。

世の中にはプログラミングのためのエディタを探しているはずなのに。
何故かプラグインを探してばかりで自力で拡張をちっとも書かない人が沢山いる。
そういう人って実はプログラミングなんて全然していないんだろうね。

シンボルを補完をオフ、自動補完はイライラするだけなんだよ。
行の入れ替えは Alt+Up(Down) に変更、何故 SourceView から変えた?
それだけで十分使えるな、プログラミングを本当にしている人なら気に入るはず。

ただ今は ibus の調子が悪いな、これは Fedora 側の問題なのかな?
多分そのうち修正されるだろう、ということで。

Fedora 41 Upgrade

Fedora に 41 へのアップグレード通知が来たので更新。

nautilus

おいおい Nautilus のサイドバーが更に使い辛くなってもーた。
別ページだった Network や使っていない Recent や Star が一等地に。
DnD で下に移動させようとしてもできないし、勘弁してくださいよ。

Whats new in Fedora Workstation 41 – Fedora Magazine

なんか色分けで解りやすいダイアログが増えたようで。
でもどうせ GTK4 ではなく Adw のほうだろう。

Adw.AlertDialog.set_response_appearance

普通に見つかった、Adw やるやん。
Adw.AboutWindow が廃止で Adw.AboutDialog を使えになっとる。
Adw.MessageDialog も廃止かよ、Tips ページを書き換えしなきゃ。

そうそう、Python は出たばかりの 3.13 が入っているよ。
もしかしてこれに合わせて 41 をリリースしたのか、偶然か。

あとは、筆者の使用範囲では 40 と違いが解らないなぁ。
関係ないけど mpv の osd タイトル設定が反映されなくなっている。

# タイトルはファイル名 -- タイトル名
#title=${filename} -- ${media-title}
windowcontrols_title=${filename} -- ${media-title}

osc.conf をこう書き換えたら摘要されるようになった。
mpv は以前のまま、また ffmpeg 側の仕様変更に巻き添えくらったか。

あとはまた何か見つけたら。

Gedit to Kate

以前書いたように Gedit が 2024 年以降もう期待できない。
ただでさえ GTK3 のままなのに、多分また開発者がいないのだろう。
言語の新しいキーワードに対応できないし追加機能もない。

他への乗り換えをしようと色々試してはいるんですが。
Sublime Text や Pulsar は日本語が入力できない。
GTK3 製やイライラする vscode は論外だし他は機能がチト。
Qt があまり好みではないけど無難な Kate にしようかと。

kate

Kate ってメニューバーを消すと自動でハンバーガーメニューになるんだ。
これなら GNOME で使っても見た目の違和感が少ないかもね。
PHP8 のヒアドキュメントインデントにもしっかり対応しているし。
ツールバーの「開く」を「Open」に書き換えできるのは笑った。

kate

拡張子が無いファイルも見分けしてくれた。
vi や Eaacs のモードラインは認識しないけどシバンを読んでいるようだ。
Kate 独自のモードラインには色分けつきでデフォルト対応。

Kate Modelines – Kate

ツールメニューに「Run Current Document」なんてのがある。
F4 で内蔵ターミナルを出した状態で実行するとシバンでスクリプトを実行する。
残念ながら F5 に指定できないみたいなので Ctrl+F5 に割付してみた。
フォーカスはエディタ側にある状態で実行してくださいね。

kate

Ctrl+Shift+Up(Down) で行の入れ替えも普通にできる。
アクティブなタブ以外を全部閉じる機能も最初からある。
Gedit では自分でプラグインを作ったのに、いや今は珍しくもない機能だが。
後は html エンティティー変換さえあれば自作 Gedit プラグインは再現できる。
スニペットから JavaScript を使えばあっさり作れそうだけど。

Kate Snippets

そのスニペットなんだけど、 Gedit 同様に選択文字列取得もできるけど。
Ctrl+Space から選択するしか流し込みする手段が無いんかいなぁ。
Gedit みたくキーワードから Tab キーの一発で流し込みをしたいんだが。
模索しているけど今のところネックはこれだけ。

てか Kate ってドエリャア多機能だ、知らなかったよ。
何故人気がイマイチなのか、まあ KDE の人気がね。