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Ctrl+G

たまには小ネタ。

今日も Google Chrome でコードを求めて海外 Web をページ内検索。
[次を検索]でうっかり Ctrl+G を、ソレ Gedit や!

でも普通に次を検索した、Shift+Ctrl+G も使えた、あれ?
もしやと思って Firefox でも試したら同じであった。

F3 だけじゃなかったのか、今迄使い分けしていた筆者って…

話は変わるが、GNOME 3.14 を使っている人なら解るだろうけど。
Gedit や Nautilus の新規タブペインが Ctrl+T になっている。
以前は F3 だった、gnome-terminal は +Shift が必要ですが。

google-chrome や Firefox に合わせたのだろう。
グローバル化は三本線のメニューボタンだけでは無いようです。

せっかくなので GNOME アプリのキーボード操作を少し。

Web ブラウザのタブペイン移動は Ctrl+PageDown ですね。
GNOME アプリでタブペインの移動は Ctrl+Alt+PageDown です。
実は GTK+ が提供しているので作り手側は何もせず実装される。

終了の Ctrl+Q は逆に google-chrome が +Shift。

タブペインを閉じるのは全部 Ctrl+W。
gnome-terminal では Shift を追加すると覚えておけばいい。

Ctrl+L のロケーションバーへ移動は Nautilus でも使える。

フルスクリーンは全部 F11。
Windows しか使えない人は Alt+Enter だと信じているようです。
Alt+Enter は Nautilus でファイルのプロパティシート。

メインメニューのドロップも全部 F10。
これは GTK+ が提供していないことは GUI アプリを自作すれば解る。
作り手側が合わせようとしなければコレらは実現しない。

Ctrl+A|S|Z|X|C|V は書くまでもない。
Home, End は Gedit では +Ctrl。

ついでにマウス操作。
Shift を押しながらウインドウを移動すると画面角に簡単に貼り付けできる。

GNOME アプリは昨今の Web ブラウザと同じ感覚で扱える素敵な環境になった。
なのに GNOME3 は何故か評判が悪い、理由は老害達だけどNE。

dos2unix

改行コードの変換と上書きモードについて。あるいは iconv と nkf に見る思想の違い – 玉虫色に染まれ!

iconv と g_convert については以前書いたけど
そういえば改行コードを考えていなかった。
g_convert | PaePoi

SHIFT-JIS じゃなく CP932…
は置いておいて、コードでヤルなら自力しか無さそうだ。

しかし dos2unix なんて便利なコマンドがあったのね。

よくわかんないので早速 man を見てみる。
どうやら基本的に CRLF を LF に置き換えるコマンドらしい。
特定の文字コードは変換もするっぽいけど CP932 は当然無いな。

–remove-bom が default で有効のようだ。
うっ、コレも考えていなかった。
UTF-8 に BOM を付けるあの Windows の最悪仕様を忘れていた!
BOM を付けると PHP が動かないとか色々あるのよ。

本当に BOM を削除してくれるか試してみよう。
使い方はパイプで渡すと標準出力へ、引数に渡すと上書きみたい。

SeeMe というアプリを C# で作っていた頃のファイルを引っ張り出して。
そう、Visual Studio やメモ帳は勝手に BOM を付けてしまうんです。
特にメモ帳は BOM の有無のみで UTF-8 を見分ける糞っぷり。

dos2unix

見事 CRLF が LF になり BOM が削除された。
上書きなのでワイルドカードでまとめて変換も簡単、これはいい。
つか Windows はいいかげん BOM をヤメろよと。

しかし nkf ってマジで今でもメンテされているんですね。
nkf Network Kanji Filter プロジェクト日本語トップページ – SourceForge.JP

GTK+ Inspector

海外の GTK+ 関連 Blog を見ていると GTK+ Inspector というものをよく見かける。
Projects/GTK+/Inspector – GNOME Wiki!
どうも Visual Studio 付属の spy++ のようなものみたい、実は何かよく知らなかった。
GPL ばかりの Linux ではソースを見ればいいのであまり興味も無かった。

が、今日なにげに Ctrl+Shift+I を押したら立ち上がってマジ驚いた!
キーボード設定を見てもそんな設定なんかしていないんですけど。
ちなみに Ctrl+Shift+D でもいい、Fedora ではデフォルトで使えるの?
てゆーか何故いままで気が付かなかったのだ?

もしかしたら gcc, gtk3-devel, gtk3-devel-doc が必要かもしれない。
GTK+ ヘッダとヘルプね、筆者は新規インストール直後にコレは入れるので。

使い方を検索してもやはり日本語情報は皆無か。
せっかくなので自分で少し使ってみよう。

とにかく GTK3 で作られているアプリを立ち上げ上記のキーを押す。
Python 製でも GTK3 ならいける、GTK2 の Firefox, Gimp はスルーされた。
Qt の KeepassX や独自 SDK の Libre Office でも当然立ち上がらない。
下記は Totem がアクティブ状態で Ctrl+Shift+I を押した状態。

gtk_inspector

OK ボタンで解析開始。
やはり spy++ みたいなものですがリアルタイムでプロパティを弄ることもできる。
たとえば Visual のタブでダークテーマの切り替えなんかも即時おこなえる。

カスタム CSS まで即時、ちなみに GTK+ Inspector 側にも適用される。
CSS で見た目の微調節をしたい場合なんかに凄く便利そう。

gtk_inspector_css

肝心の解析は左ペインで Widget の階層が解る、spy++ より判り易い。
本体から知りたい部分をクリックするとその Widget 部にフォーカスが移る。
初心者の頃他人のアプリを見て「こんなに積み上がってるの!」と驚いた。

他に Properties の Defined At が参考になるかな。
Totem 3.14 の動画表示部は GtkClutterEmbed をインプリメントしているね。
つーことは Clutter を使わない Ubuntu は次バージョンも古いアプリのままだなw

gtk_inspector_props

これ以上は各自で。
GTK+ でアプリを作る人以外は必要無いしさほど重要でもないアプリですけど。
せっかく Fedora なら即使えるので試してみるのもいいでしょう。

Fedora 21 2015.01.05

Fedora 21 を何の不具合もなく使っていたがアップデート通知がこない。
2015.01.05 の今日やっと掛かった、しかしその後アプリがインストールできない。

sudo dnf update

を一応やってみたら何だよコレ…

fedora_update

アップデート通知が無くてもこまめにコマンドを打ちましょう。
カーネルのアップデートがあるので再起動っと。

Wayland のアップデートもあったので変更してみる。
ドラッグアンドドロップ関連がダメダメだったのが修正されている。

しばらくコッチのまま使ってみようかと思えるくらいかな。
と思ったけどログアウトに失敗する、もう少し様子見。

そういえばと vala をインストールしようとしたら何故かまたエラー。
コマンドを打ち直したら正常修了、ダウンロード失敗だったのかな?
おかげで、今頃知ったのか?と思われそうだけど。

dnf_is_python

yum も dnf も Python2 製だったのね。
おいおい、Ubuntu の update-manager ですら Python3 だぞ。
つーか中の人達(死語)はドンダケ Python が好きなんだと。

おまけで、GNOME3 にてこんなことに気が付いた。

DnD_textfile

ブラウザから文字列選択のドロップだけでテキストファイルが作れる。
内容でファイル名が作られるけど私的には日付時刻だと嬉しいのだけど。
Gedit 等にドロップするとコピペになるのは誰でも知っているよね。
ブラウザのタブバーに url をドロップすると移動になるのも常識だよね。

しかし DnD 万能すぎる、何故いままで気が付かなかったのだ?
なのだが、時代は凄い勢いでタッチパネル化なんだよな。
役場の受付番号発券機がタッチパネルになっていて驚いた。
今後は業務用アプリまでもこんな感じになっていくのだろうな。

ということで。
あけましておめでとうございます。

Fedora 21 dnf

Fedora 21 Workstation にアプリを導入。

どうやら yum コマンドはもう使えないようです。
dnf コマンドを作ったのだからとっとと切り換えろ、なのでしょう。

fedora21_php_install

PHP を導入しようとしたら依存関係に httpd が出てこない。
何故だと思って調べたら最初からインストールされていた。
共有関連に必要なのかな?
とりあえず Apache の設定等は特に変わっていなかった。

dconf-editor
VL PGothic
KeePassX
sylpheed

と毎度のものを software アプリから入れていく。
しかし何故か Gimp が入らない、ストアへの登録作業が終わっていないのかな?

gimp

Brasero もダメだ、待つしかなさそう。
無償なんだから文句は言わないよ。

RPM Fusion でも普通に software アプリが立ち上がる。
RPM Fusion free for Fedora 21、nonfree の所をクリックね。
すると動画音声のデコーダーは普通に software アプリから導入できる。

fedora21_codec

けど何故だか libav だけは入らないって何だこれ、意図的か?

sudo dnf install gstreamer1-libav

コマンドで導入、やっと動画再生及びサムネイルすることができた。

しかし Totem は物凄く使い辛くなったもんだ。
ギャラリー機能は人によってなんだろうけど画像と違ってそう何度も観るとは…
何より動画の元サイズ 100% で観る手段が無いとかってどうよ。

タブレットならフルスクリーン固定、かつ容量は限られている。
だからコレでいいんだけどデスクトップのプレイヤーでコレは流石にどうかと。
自前でプレイヤーアプリを作っていてよかった。

動画はタブレット向け UI との融合で一番のネックだなと思った。

デフォルトで入っている DevAssistant って便利かな?
おいおい、Vala も Gjs もネェぞ、Node.js は何故かあるが。
C で試したら「パッケージがありません、インストールしますか?」
みたいなダイアログが、パッケージ導入の手抜きには使える。

Python2, Python3, Gjs, Seed, Lua, Perl は今迄どおりある。
もう Python2 はデフォルトでいれる必要は無いと思うんですけど。

しかしアプリを揃えたら何も変わった気がしなくなった。
gnome-terminal がダークテーマになったとか結構変わっているのにさ。