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Fedora 20 Install (SSD) part2

Fedora 20 にアプリケーションを入れる。

おぉ、RPM Fusion リポジトリ追加が GUI でできた。
google-chrome も rpm の W クリックで入った、初めてかも。

Ubuntu ではあたりまえのこんなことで感動w
インストール開始ダイアログが出るまで異様に時間が掛かるので yum コマンドを使ったほうがいいと思うけど。

しかし新しいパッケージマネージャは使い難いぞ。

Eye of GNOME は eog で検索しても出てこない、フルネームでやっと出る。
Sylpheed とかだとフルネームでも出てこない、検索窓が使えなさすぎる。
しかも Sylpheed を探したらニュースカテゴリにあった、ワケガワカラン。

ghex, brasero, gimp なんかは普通に検索で見つかる。
どういう基準で検索ワードを制定しているかよくわからない。

php とかどうやっても出てこない。

sudo yum install php

で httpd も入る、こういうのは yum コマンドを打てコノヤロウ!なのね。

Flash をリポジトリに追加しても当然出てこない。

sudo yum install flash-plugin

これすらコマンドとは…

てゆーか、手動アップデートがうまくいかない。
すべての設定→詳細を開いた時のボタンがまったく反応しないってどうよ。

sudo yum update

やはりコマンド、初期不具合だと信じたい。

ま、なんだかんだで再構築はできた。

__________

GNOME3 を筆者のように US キーボードで利用する場合
当然 Zenkaku_Hankaku キーは無いので ibus-kkc を切り替えできない。
Alt+` は GNOME が利用している、Alt+@ は押しづらい。

Super+Space で切り替えもいいのだけど動作に問題が多い。
なので ibus-kkc の設定を開いて

alt_space

[ひらがな] 部と [直接入力] 部に Alt+Space で上書き。
キーはお好みで、Alt+Space 位置なら US キー Mac で迷わないかも。
トグルにはなっていないので両方を書き換える必要がある。
これで文字入力も快適。

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アプリ選択画面がページ単位になっている、つまりスマホみたいに。
アプリを色々導入し Super+A でマウスホイールを回してギョッとした。

gsettings set org.gnome.shell app-folder-categories “[‘Utilities’, ‘Sundry’, ‘Office’]”
で LiberOffice がまとまるようにしてくれた、使わないしコレでいこう。

RPM Fusion 追加で Totem に動画ドロップでデコーダー導入だが。
19 時は全部まとめて導入できたけど今回は以前のように個別みたい。
サムネイル失敗になったら ~/.cache/thumbnails 内を削除ね。

ネットワークマネージャアプレットは有線 LAN だと表示されなくなった。
ちと不便、シンプルなのはいいけど削り過ぎだよ。

Fedora 20 Install (SSD)

Fedora 20 が出たので 19 から更新。

AMD Phenom II X4 955, AMD 880G, 4G Memory
というマシン構成は変わっていない、特に不満もないしもったいないし。
しかしこれではそろそろツマラン。
ということで今回は HDD から SSD に変更して導入してみた。

とりあえず評判の好いコレを購入。
128GB って今となってはさみしい容量だけど実は充分だよね。
3.5 インチベイに固定できる金具も付属で嬉しい。

Fedora Project ホームページ

ISO を DVD-R に焼いて SSD に取り替えとっととインストール。
インストール画面は以前と同じ、全部おまかせであっさり終る。
やはり修了で DVD-R は出てこない、USB メモリでやれってことかな。

イザ起動、即イジェクトボタンで DVD-R は出せる。

SSD 起動はやはり爆速、カーネル選択画面からたった十秒でユーザー選択に。
インストール直後のリソースはこの程度、128GB で問題なさそう。

disc

resource

おまかせインストールでは SSD に最適という Btrfs にはならなかったか。
ext4 で充分速いから別にいいやという感じ。

さてデフォルト状態を色々確認してみる。

基本的に 18, 19 時と変わらない、デスクトップに物が置けないとか。
細かいことはサイドバーから過去記事で。
以下気が付いたこと。

システム関連のウインドウはことごとくタイトルバーが無くなっているぞと。
右上ユーザー名だったところが電源アイコンに変わった。
Alt を押すと電源アイコンがポーズアイコンに変わりサスペンドにできる。
ずっと GNOME を使っている筆者みたいな人ならすぐ解るけど、うーん。

sleep

通知領域のニョッキが少々敏感になっていてウザい。
19 でウザさがなくなったのに戻したのだろうか?

なんか Super+A でのアプリが少ないな。
Boxes が無くなった、まあ設定項目が少なすぎでイマイチだったし。

ARMを正式サポートした「Fedora 20」がリリース、Fedoraプロジェクト10周年記念 | SourceForge.JP Magazine

qemu-kvm は virt-manager にしろということかな。
しかし日本の記事は絶対に Python をガン無視、かつ Rails の宣伝をするよな。
virt-manager は Python 製だということを知らないのだろうか?

Python は 2.7.5 と 3.3.2 がデフォルトで入っています。
seed, Gjs もあります、全然普及しないけど。

他にも何か無くなっているいる気がするけど、後で確認しよう。

手動アップデート確認は[すべての設定][詳細]に戻ったようだ。
更新通知は Fedora 19 で完璧になったので気にしなくてもいいと思う。
アプリのインストールは[ソフトウエア]で行うようになった。

上部の時計が変だと思ったら等幅の VL Gothic になっている。
org.gnome.desktop.interface font-name は Cantarell 11 なのに。
他色々な場面でフォントに違和感、いや綺麗に表示されているんだけど。

VL P Gothic をインストールしようとしたけど出てこないのだが。
VL Gothic Font Family
上記から落として自分でインストールしたけど。

org.gnome.desktop.interface toolbar-style も適用されない。
デフォルトアプリでツールバーが残っているのは Gedit だけだとはいえ何故だ?

ibus-kkc は Fedora 19 ではイマイチだったけど悪くない。
バージョンは上がっていないので ibus 側が安定したのだろうと予想。
変になったら ~/.config/ibus-kkc 以下を削除すればいいはず。

ギョッとする変更や致命的なバグは何も無いみたい。
通知領域のニョッキが気になるくらいで普通に使える。
週末に必要アプリの導入でもしますか、今日はもう寝る。

しかし SSD は最高、変更して正解。
アプリの起動をほとんど待たなくていいのは本当に素晴らしい。

History function

GNOME desktop をデフォルトで利用していて一番困ること。
イチイチ履歴を押し付けてくることに尽きる。

同一ファイルを幾度も編集する業界の輩には重宝するのだろうと考えるけど。
マルチな使い方をしている大半の御仁はマジでウンザリ。
万人向けなんて不可能、流行なんて時間単位で流動する。

Nautilus の「最近使ったファイル」とか
Gedit 等の編集アプリで履歴を無意味に表示する機能等々…
etc…

PHP, Python, Vala, C 等々を常用する筆者なんて一回も利用したことが無い。
いや、一応幾度かはあるんだけど別の手段があるし。

ならば、とアプリ毎に保存するか破棄するか選択できるのが理想。
と思い付くのが普通、で、ソレをアプリ開発者に選ばせたのが Windows で。
そんな輩はつまり…としたのが GNOME3 なのよね。

[設定]->[プライバシー]->[使用と履歴]

を off にするだけで GNOME アプリ全部の履歴機能を無効にできる。
アプリケーション側で保持する手段のアプリの場合はお手上げですが。

少なくとも Nautilus の「最近使ったファイル」はこれで表示されなくなる。
ウザいにもほどがあるコモンダイアログの履歴も出なくなる。
ソレだけで嬉しいよ。
GNOME デフォルトアプリ全部で履歴が参照できなくなるけど私的にコッチのほうがイイや!
人間って一番利用するものに合わせて進化するのよね、生食文化の日本人とか。

GNOME はこういう面をアピールしたほうがいいと思うのだけど。
現状では傍目でバージョンアップ毎に低機能になっているようにしか見えない。

google-chrome 28 libpeerconnection.log

Fedora 19 で google-chrome 28 を起動すると
SELinux is preventing /opt/google/chrome/chrome from create access on the file libpeerconnection.log.
と SELinux に怒られる。
そのうち修正されるだろうと都度解除ボタンを押していたが辛くなってきた。
ポリシーツールもチョロメもまったくアップデートに出てこないし。

SELinux ポリシーを自力変更しようとしたが何故か audit2allow が見つからない。
これじゃトラブルシュートできないよ、手段が変わったのだろうか?

なんとかしたいので libpeerconnection.log で検索してみる。

Ubuntuのlibpeerconnection.logって何? 自分は今、Ubuntu13.04を使っていますが、… – Yahoo!知恵袋

Ubuntu だと SELinux が無いからブロックは無いけどホームに log 生成らしい。
なんだそれ、通信ログだろうけどカレントディレクトリに吐き出しているってこと?
完全に chrome 側のチョンボであるようだ。

ということは SELinux の場合 setsebool する必要でもあるのかな。
つかホーム直下に log ファイルを作られても困るんだが…

Issue 239048 – chromium – libpeerconnection.log file created in CWD – An open-source project to help move the web forward. – Google Project Hosting

そうか、カレントを /tmp に変更してしまえばいいんだ。

sudo gedit /opt/google/chrome/google-chrome

linux_chrome28_fix

SELinux はスルーされ、しっかり libpeerconnection.log は /tmp に生成。

tmp_ls

あぁ普通に起動できる、普通って素晴らしい。
しかし当面は chrome アップデート毎に行う必要があるかも。

生成された libpeerconnection.log のセキュリティコンテキストを見ると
chrome_sandbox_tmp_t とよくワカランものになっている。
サンドボックス領域での通信ログをホームに保存だと SELinux は弾くということか。
テンポラリになら保存できるのならあまり意味が無い気もするんですけど。

Fedora 19 Install (HDD) part3

とうとう Fedora にもデフォルトで Python3 が入るようになった。
そりゃ当然 Python 作者達はいいかげんに移行してほしいだろうけど。

python3_japanese

Python2 の byte 列が単なる str のエイリアスだったのが厳密になっただけだが。
こんな感じで ascii より扱いづらくなるのよね。

それと Gtk+ を使って文字列のやりとりは UTF-8 と UCS-4 を変換しているのかな?
とにかく内部文字列が UCS-4 の言語だと色々とデメリットしか無い気がするが…
Windows だと内部も Python3 も、ついでに C# も UTF-16 だから逆に歓迎だが。
Vala なんて C# 風な言語なのに文字列は ascii なんだよね。

Seed, Gjs は今回もあるけど全然普及しないな…

Gedit で自作の Python 製プラグインがロードできない。
Could not find loader ‘python’ for plugin ‘html_escape’
Python が見つからないってどういうことだよ…
まさかと思って *.plugin のローダーを python3 に変更したら動いた、マジかよ。
公開プラグインは面倒だしトップページからお知らせでお茶を濁すことにする。
スニペットと外部ツールは以前のを ~/.config/gedit からコピペで使えた。

他の我が Python 製アプリはまだ問題なく動くみたい。
PyGst はやはり無くなったか、Y901x は早めに切り替えしてよかった。
どっちにせよ Python3 製に変更しなきゃいけなくなるだろう。

とにかく Fedora で Python を少しでも使っている人は注意してね。

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あまりに自然すぎて気が付かなかった。
dconf-editor の説明が日本語表示になっている。

dconf_editor_jp

メニューのカテゴリを変更したいな。
org.gnome.shell app-folder-categories
で指定するみたいだけど
[‘Utilities’, ‘Sundry’, ‘Office’, ‘Network’]
とやっても Office フォルダはできるけどメインメニュー側にも残るしブラウザフォルダは作成すらされない。
‘Network’, ‘Internet’ と 2 つ指定しないとインターネットカテゴリがまとまらない。

Enabling Categories in GNOME 3.8 Shell Application Menu

[‘Utilities’, ‘Games’, ‘Sundry’, ‘Office’, ‘Network’, ‘Internet’, ‘Graphics’, ‘Multimedia’, ‘System’, ‘Development’, ‘Accessories’, ‘System Settings’, ‘Other’]

のように全部カテゴリを指定すると全部まとまる。
/usr/share/applications/*.desktop
指定のカテゴリが複数ある場合は個別だとメインに残るということなのね。
これじゃ全部かデフォルト以外は選べない、あまり意味がない。