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xterm

Geany をカスタムして Gedit 後継に、とか色々書いていた筆者ですが。
勘違いしていた、Geany からの F5 で起動していたのは xterm でした。

xterm

Enter で閉じるとかができるから独自ウインドウだと思っていた。
つまり設定を書き換えすれば gnome-terminal に変更できるのね。

setting

しかしプログラミングのために Geany をいれたはずなのに。
最近全然コードを書いていないなって。
プログラミングに飽きたとかではなく機会が無いというか。

2000 年代前半はパソコン用のフリーソフト全盛期だった。
画像一つ見るのさえフリーソフトに頼っていた時代ですもの。
2020 年に入るとかつてフリーソフトに頼っていたことはスマホに。

画像や動画や Web を見る、ゲームやコミュニケーションをやる。
というエンドユーザーが求めていることは全部スマホに持っていかれた。
パソコンの立ち位置は必然的にビジネスやクリエイター用途に。
当然フリーソフトは戦略的なフリーを除いて見向きもされず今に至る。

ではいつプログラミングするのか?
ビジネス用アプリやゲームの会社に就職する以外ではほとんどない。
個人がコードを書く機会は拡張スクリプトを自作する程度しか。

いや初心者の時は自分で書いたコードが問題なく動くのが楽しいよ。
思ったとおりに動かなくて半ベソで色々やってみるのもいい思い出。
それなりにコードが書けるようになると飽きるのは必然で。
バイクや楽器だって最初の三カ月は楽しい、あれと同じ。

以上最近プログラミングネタが全然ないことのいいわけでした。
野鳥撮影は何故か全然飽きないんだよな、まだ見ぬ野鳥イッパイだし。

雨と Geany

今朝 Yahoo 天気で確認すると曇り時々晴れ。
よっしゃ自転車で木曽川へ、って途中で雨降ってきたんですが。
メガドンキでしばし雨宿り、晴れてきたので続行。

pansy

雨上がりだしなんもおらんかった時の保険でパンジーでも。
雨粒がついて朝日を浴びた花ってなんかいいですよね。

jyoubitaki

んでもって本当になんもおらん、しかもまた雨が降ってきたし。
午後まで粘って収穫はこのジョビ子のみ、こんな日もあるさ。

これだけじゃ寂しいので Geany macOS 版の続き。

ごめん VTE は macOS でも使えたのね。
設定の端末の所にある、チェックするとメッセージウインドウに出る。

geany

メッセージウインドウの表示切り替えに F3 を割り当てる。
デフォルトで F2 と F4 がフォーカス切り替えだから都合がいい。

geany

*.js の実行に osascript ./%f を設定した状態です。
実行するとメッセージウインドウは自動で出る、これなら使える。
Sublime Text のように esc で閉じてくれるともっと良かった。
アクティブタブの場所で始まるのに cd コマンドで移動するのは何故?

だけど別の問題も見つけた。
F7 カタカナ変換が動作しない、Geany に取られているようで。
検索バーに切り替えの割り当てを消したら動作するようになったけど。

それと筆者は Launchpad を昔の位置である F4 に割り付けしていた。
コッチは Launchpad が優先される、優先順位が滅茶無茶だ。
Launchpad のほうを command+F4 に変更で解決することに。

それより日本語変換が esc でキャンセルできない。
キー割り当てが色々と面倒臭いぞ、まだ諦めていなかった筆者でした。

Geany テキストエディタ (Macbook)

調子に乗って M1 Macbook Air にも Geany を入れてみた。
AppStore には無かったので公式から arm 版 dmg を落としてと。
Gatekeeper の警告は出るけど署名されていて起動することはできた。

起動速度も不満は無いし日本語も普通に打てる。
Gatekeeper 対策でテーマやプラグインは最初から全部入り。
Cocoa じゃないから当然ダークテーマ追従はしないよね。
<Primary> 指定って Ctrl だけど macOS では command になるのね。
これなら Macbook で使っても違和感なく使えそう。
なんだけど。

F5 起動が Terminal.app に送る手段になってる、正直使いにくい。
return で zsh が死んでから command+q 打てってか、めんどいぞ。
まあ VTE(Virtual Terminal Emuretor) が無いし、とりあえずかな。
Sublime Text のように自前で用意してくれないと。

そんなことより!

トラックパッドの二本指スクロールが超早すぎ、ストレスが凄い!
そういえば以前 Macbook に Fedora を入れた時もそう思ったっけ。
どうやら GTK+ を Macbook で使うさいの鬼門のようで。

それとファイルの先頭や最後にカーソル移動ショートカットが無い。
GTK+ アプリなら Ctrl+Home(End) だが Macbook には Home キーが無いし。
Sublime Text なら普通に command+↑(↓) で可能なんだよ、うーん。

そして Window を閉じるとアプリが終了してしまう、気にならないかもだが。
NSApplication と GtkApplication の違いだからどうにもできないけど。
Google Chrome とかは OS に合わせているんだよな、まあ規模が違うけど。

やっぱり環境に合わせたアプリが一番ってことですね。
Macbook では当分 Sublime Text のままいきます。

Geany テキストエディタの続き

GNOME で使うと ibus 入力メソッドの変換候補位置がおかしかった件。
編集::設定::各種タブを開く。
editor_ime_interaction を 1 に変更で一般的な位置に出るようになった。
一度 Geany を再起動しないと摘要されないので注意。

前回終了時に開いていたタブを記憶するのがデフォルトなのは流行なのか?
スマホがそうだし時代か、いや IDE としてプログラミング専用なら都合いいか。
筆者は Gedit のように使うからセッションの保存は OFF にしたけど。

設定は GSettings ではなく ~/.config/geany 以下にすべてありますね。
他 OS 版もあるみたいだしそりゃそうするか、バックアップが簡単だし。
Kate は設定ファイルの多さ細かさに唖然としたからこのほうがいい。

Ctrl+z の元に戻すが酷くて使えない、複数行をズバッと戻されてしまう。
SourceView のようにパラグラフ毎に戻せるようにはならんのかなぁ。
やりなおしが Ctrl+y なのも変、Ctrl+Shift+z に変更できるけど。

HTML 閉じタグ自動補完が独立して存在するのがいいね。
綴じカッコの自動補完というゴミ機能と違ってコレだけはありがたい。

検索や置換のダイアログが完全に昔の Gedit で笑う。
設定が編集メニューの中にあるのが完全に昔の GTK+ アプリで笑う。

Themes | Geany

Gedit テーマがあって笑う!

gedit

マジで進化した Gedit じゃん、外観は Gedit2 だけどさ。
表示::色の設定で変更できます、よししばらくは Geany でいこう。

Geany テキストエディタ

Gedit が死亡してテキストエディタ難民になっている皆さん。
筆者は Kate を騙し騙し使っていました、でもやっと本命を見つけました。
Geany というアプリです、IDE と解説されていますが普通の編集もできます。

サイドバーやツールバーを消せば普通に軽量なテキストエディタです。
ただ開発者はハンバーガーメニューが嫌いなのか古くさいメニューバーです。

geany

GTK3 アプリですが各言語の最新仕様な色分けは独自に対応しています。
スクリプト言語であれば F5 キーで独自窓にて実行結果を表示できます。
その窓は Enter キーで閉じる、Gedit のボトムパネルより便利じゃん。
JavaScript は未定義なので Gjs あたりをビルドコマンドに設定する。

gjs "%f"

Ctrl+D で行の複製が最初から可能、Gedit では自作したのに。
他の文書を閉じる機能も最初からある、Gedit では自作したのに。

コードスニペットはデフォルトで有効、設定は snippets.conf にて。
各言語で for とかタイプした後に Tab キーを叩いてみてください。
Kate では Tab キーじゃないのが地味に苦痛だったので嬉しい。

snippets.conf に追記すれば独自スニペットも可能。
Gedit ほど柔軟ではなくデフォルトも指定できないし $0 も無いのが残念。
スニペットにカーソルを移動にキー割り当てがされていないので自分で設定。
筆者は Ctrl+Tab にしてみた。

geany

snippets.conf にこんな感じで追記していきます。
コメントアウトはデフォルトなのでデフォルトを変更したい場合に外して書き換え。
[Keybindings] でショートカット指定も可能、Kate はコレもできないんだよな。
変数は使えないみたい、%selection% が欲しいんですけど。

そして筆者には絶対に必要な機能。
Gedit プラグインまで自作してしまった html タグのエスケープ。
Python は使えないけど選択範囲を stdout に送る機能はある、ならば。

編集::書式::選択範囲を送る::カスタムコマンドを設定。

python -c 'import sys, html; sys.stdout.write(html.escape(sys.stdin.read(), quote=False))'

コレでイケるじゃないの。
ちなみに登録順に Ctrl+1 から自動で割り当てされる。

# アンエスケープ
python -c 'import sys, html; sys.stdout.write(html.unescape(sys.stdin.read()))'
# 赤文字にする
python -c "import sys; sys.stdout.write(f'<span style=\"color: red\">{sys.stdin.read()}</span>')"

どんどん登録しよう、プログラミングって楽しいよね。

世の中にはプログラミングのためのエディタを探しているはずなのに。
何故かプラグインを探してばかりで自力で拡張をちっとも書かない人が沢山いる。
そういう人って実はプログラミングなんて全然していないんだろうね。

シンボルを補完をオフ、自動補完はイライラするだけなんだよ。
行の入れ替えは Alt+Up(Down) に変更、何故 SourceView から変えた?
それだけで十分使えるな、プログラミングを本当にしている人なら気に入るはず。

ただ今は ibus の調子が悪いな、これは Fedora 側の問題なのかな?
多分そのうち修正されるだろう、ということで。