Python with GTK3 and Gst 1.0

GStreamer 1.0 を PyGI で試してみた。
Seekbar は面倒くさいので付けていない、Play/Pause ボタンのみ。
動画ファイルをドラッグアンドドロップすれば再生できるサンプル。

#!/usr/bin/env python
#-*- coding:utf-8 -*-

import gi
gi.require_version("Gtk", "3.0")
gi.require_version("Gst", "1.0")

"""
    GdkX11   @ get_xid()
    GstVideo @ xvimagesink
"""

from gi.repository import GObject, Gst, Gtk, Gdk, GdkX11, GstVideo

class Player(Gtk.Window):
    """
        Simple DnD Video Player
    """
    def __init__(self):
        Gtk.Window.__init__(self)
        self.connect("delete-event", self.on_quit)
        # Status
        self.status = Gst.State.NULL
        # Video Area
        self.video_area = Gtk.DrawingArea()
        # Disable Double Buffered
        self.video_area.set_double_buffered(False)
        # Play/Pause Button
        self.button = Gtk.Button.new_with_label("Null")
        self.button.connect("clicked", self.on_button_clicked)
        # playbin
        self.player = Gst.ElementFactory.make("playbin", None)
        bus = self.player.get_bus()
        bus.add_signal_watch()
        bus.enable_sync_message_emission()
        bus.connect("message", self.on_message)
        bus.connect("sync-message::element", self.on_sync_message)
        # DnD
        dnd_list = Gtk.TargetEntry.new("text/uri-list", 0, 0)
        self.drag_dest_set(
                Gtk.DestDefaults.MOTION
                | Gtk.DestDefaults.HIGHLIGHT
                | Gtk.DestDefaults.DROP,
                [dnd_list],
                Gdk.DragAction.MOVE )
        self.drag_dest_add_uri_targets()
        self.connect("drag-data-received", self.on_drag_data_received)
        # pack
        vbox = Gtk.Box.new(Gtk.Orientation.VERTICAL, 0) 
        vbox.pack_start(self.video_area, True, True, 0)
        vbox.pack_start(self.button, False, False, 0)
        self.add(vbox)
        self.resize(640, 360)
        self.show_all()

    def on_drag_data_received(self, widget, drag_context, x, y, data, info, time):
        uris = data.get_uris()
        self.player.set_state(Gst.State.NULL)
        self.player.props.uri = uris[0]
        self.player.set_state(Gst.State.PLAYING)

    def on_quit(self, widget, data=None):
        self.player.set_state(Gst.State.NULL)
        Gtk.main_quit()

    def on_sync_message(self, bus, message):
        if message.get_structure().get_name() == "prepare-window-handle":
            xid = self.video_area.props.window.get_xid()
            imagesink = message.src
            #imagesink.props.force_aspect_ratio = False
            imagesink.set_window_handle(xid)

    def on_message(self, bus, message):
        t = message.type
        if t == Gst.MessageType.EOS:
            self.player.set_state(Gst.State.NULL)
            self.status = Gst.State.NULL
            self.button.set_label("Null")
        elif t == Gst.MessageType.ERROR:
            self.messagebox(message.parse_error())
            self.emit("delete-event", None)
        elif t == Gst.MessageType.STATE_CHANGED:
            status = message.parse_state_changed()[1]
            if status == Gst.State.PLAYING: 
                if not self.status == Gst.State.PLAYING:
                    self.status = Gst.State.PLAYING
                    self.button.set_label("Pause")
            elif status == Gst.State.PAUSED: 
                if not self.status == Gst.State.PAUSED:
                    self.status = Gst.State.PAUSED
                    self.button.set_label("Play")

    def on_button_clicked(self, widget, data=None):
        if not self.player.props.uri == "":
            if self.status == Gst.State.PLAYING:
                self.player.set_state(Gst.State.PAUSED)
            elif self.status == Gst.State.PAUSED:
                self.player.set_state(Gst.State.PLAYING)

    def messagebox(self, text):
        dlg = Gtk.MessageDialog(
                self,
                Gtk.DialogFlags.MODAL,
                Gtk.MessageType.ERROR,
                Gtk.ButtonsType.OK,
                text)
        dlg.set_title("Error")  
        r = dlg.run()  
        dlg.destroy()
        return r

if __name__ == "__main__":
    GObject.threads_init()
    Gst.init(None)
    Player()
    Gtk.main()

GdkX11 は xid を得るのに必要、GstVideo は DrawingArea に貼り付けるのに必要。
つまり音楽プレイヤーを作るなら別にインポートする必要は無い。

以前リンクしたところは GstPipeline に playbin をセットしていた。
けど普通に playbin 自体を GstPipeline として使えるということみたい。

expose_event が無くなったおかげか xid を得るのに一手間がいらなくなった。
アスペクト比を保持させない方法も PyGtk と同じだった。

STATE_CHANGED メッセージで再生中に Gst.State.PLAYING が延々流れてくるのだが…
PyGtk ではこんなだったかな、覚えていないや。

というか PyGtk と Gst 0.10 で作るのと全然変わっていなかったという。

GStreamer のバージョンが上がったメリットは今の私には解らない。
多分そのうち気がつくだろう、多分。

しかし fedora 18 で検索しても皆 GStreamer なんて一言も触れていない。
Nautilus でサムネイルできなくて皆阿鼻叫喚してるかと思ったけど実際の話メインで使っている人がほとんどいないってことなのね。

しかし今日だけで五回もフリーズした、早く安定しないかなぁ。

Fedora 18 64bit Install (HDD) part2

Nautilus はブックマークの保存場所も変わっていた。

~/.gtk-bookmarks があるけど書き換えしてもが読み込まない。
~/.config/gtk-3.0/bookmarks を読み込むようだ。

なら PCMan とかのツリー表示が可能なファイルマネージャを別個で入れても安心。
こいつ FTP ができないからって登録したのを削除しやがるもんな。

ログアウトメニューが無いのはやはり不便。

scut

こんなのを見つけたけど Ctrl+Alt+Delete は「電源オフ」だよ!

GUI では logout コマンドが使えないし困った。
海外を探すとエイリアスを作る方法が見つかったけど Alt+F2 で使えない。
しかたがないのでこんなコマンドを作って ~/bin に放り込んでみた。

#!/bin/sh
# logout alias
gnome-session-quit --logout --no-prompt

これで Alt+F2 からでもログアウトできる

Nautilus は変わったとはいえ freedesktop.org 準拠の部分はやはりそのまま。
あらかじめ標準ディレクトリにしたいディレクトリをコピー又は作成しておき
~/.config/user-dirs.dirs を書き換えて上コマンドでログインしなおせば。

nautilus36

こんな感じで結構使うのにログアウトメニューは何故消したのだろう。

他は…

Python3 はデフォルトで入らないのか、どこかで入ると見た気がするのだが。
gcc はデフォルトで入らず gjs と seed はある、何も変わっていなかった。

VL ゴシックのプロポーショナルが相変わらず入っていない。
日本なんて全然気にしていないのね、入れなきゃ日本語サイトの大半が笑える状態。

サスペンド復帰が失敗しまくるのだがそのうち修正してくれると信じよう。
Alt キーの動作を逆にしたのはそういう要望が多かったのかな。

Fedora も GTK2 と GTK3 の見た目を同じにする方向みたい。
非アクティブ時に Widget の文字列等が薄くなるなら GTK3 と一応見分けが可能。

# GTK+

解り辛いけど GtkScale や GtkScrollbar の動作が変更になっている。
トラフでない部分をマウスでクリックした場合

Fedora17 以前
左ボタンで少しずつトラフが移動、中ボタンならトラフ完全追従

Fedora18
左ボタンでトラフ完全追従、中ボタンは無視

GTK2 の Firefox と GTK3 の Gedit のシークバーで試せばすぐ解るよ。
やはりタッチパネルを意識したのだろうか。

Totem の GtkHScale はどのボタンでも追従するようになっているし。
私が作った Y901x は全部中ボタンと認識する仕様なせいかシークバーが動かないw
おいおい GTK2 の GtkScale まで動作まで変えないでくれよ。

おまけに GtkAspectFrame が白くなる現象が。
GTK3 化しなきゃいけないのにこんなことで更新するのも…
Gst 1.0 は日曜にでも試してみる。

とりあえずこれまでに気がついたことでした。

Fedora 18 64bit Install (HDD)

Fedora 18 正式版がやっと出た。
今回の目玉は私的には Nautilus がゴロッと変わったことと GStreamer が 1.0 になったこと。
他で見かけたのはインストーラが凄くなっているらしいし楽しみだ。

960MB って今回から DVD かい、まあとっとと落として DVD に焼く。
先日買った BD ドライブと Brasero で普通に iso を焼けた。

Live 起動、今回から Live にもログインが必要になった。
一つしか選択肢が無いしパスワードも不要だけど何故かある。

インストーラは凄い進化していてログイン直後でインストールを始めても日本語が選択できるように。
って Ubuntu はとうの昔からそうだったけど。
逆に何故かログアウトメニューが消えたので Live で日本語化するのに困る。

gnome-session-quit --logout

と Alt+F2 から打ち込んでプロンプトを出せばログアウトできるけどなんだかなぁ。

多分そのうちインストール画面の画像だらけの解説ページを作るトコが出るだろうけど正直 Live を立ち上げればアホでもインストール方法は解る、続行ボタンとかが角にあるので Full HD だと見つけにくいけど探せばある。
パーテンションを細かく切るとか LVM みたいな項目がなくなり超簡易になった感じ。
ただ既に OS が入っている HDD に上書きの場合は「空きがありません」とでる、続行すれば選択肢になるけどちょっと迷った。
Ubuntu ほど上手くは作っていないけど以前に比べれば確かに解りやすくはなっている。

自分のパスワード等は再起動後なのは以前と変わっていない。

さて終わったので起動、なんか凄く起動が早くなった気がする。
デスクトップに物が置けないのがデフォルトなのを変える気は無いようだ。
Gnome 3 の設定 (gsettings) – L’Isola di Niente

Libre Office なんてどうせ誰もツカワネェのに入っていやがる。
それより dconf-editor とか必須アプリを最初から入れてくれよ。

ちょっとまて、日本語切り替えができなくなっている…
英語キーボードを使っているからかもしれないけど。

[システム設定] を開く。
[地域と言語→入力ソース] から Anthy でない「日本語」を消す。
[キーボード→ショートカット→タイピング] の設定で [全角/半角] か [Ctrl+Space] を入れる。
で Windows みたく使える。

[Shift+Space] に設定できなくなった、Gedit のスニペット一覧表示は諦めるとするか。
ついでに選択ウインドウが無意味にカッコイイ。

anthy

さて Nautilus はやはり 3.6 でメニューバーが無くなってアプリケーションメニューになった。
アクティブ時にアクティビティの横をクリックするだけだがぶっちゃけ使いにくい。
というかショートカットキーがどこにも表示されないので新規で使う人は絶対に迷う。
ゴミ箱に捨てるには Ctrl+Delete とかがコレじゃ解らない。

nautilus_menu

ちょっとまて、サイドバーをツリービューにすることもできなくなっている。
時代の流れで階層を隠す方向なのだろう、慣れるしかないか。

ホームもドットディレクトリが凄く減っていて Linux も変わったなぁと感じる。
.gnome2 ディレクトリがついに消えた、Nautilus script はドコに入れるの?
~/.local/share/nautilus/scripts
というディレクトリを見つけたので入れみたら適用された、ヘルプに書いていない…

スクリーンショットがフォーカスがあってもキーボードが効かないんだが。
こんなに待たせておいて不具合多すぎワロタ。

210

出たばかりなのにコレかよ。
他のものをインストールする前にアップデートしよう。
[システム設定→詳細→更新を確認] って解りにくいぞ!

$ sudo yum update

と端末のほうが簡単。

ちなみにアップデートしないで RPM Fusion や Google Chrome をいれようとしたらコケた。

$ sudo yum remove パッケージ名

なんてコマンド久々に打ったよ。

Google Chrome はアプリ名で検索すれば普通に一番上になる、そりゃ Google だし。
wget と redhat-lsb を別個で入れないとインストールできなかったぞ。
Fedora 17 は普通にインストールできたのは偶然他で入っていたからなの?
Opera は必要になったら入れる、メーラーとしては使いやすいんだけど。

Configuration – RPM Fusion

RPM Fusion だが Graphical Setup から導入できなかった。
下のほうにあるコマンドを端末にコピペしたら普通に導入できた。
何日かしたら修正してくれると思うけど。

gst

さて GStreamer は事前情報どおり 0.10 と 1.0 が共存。
Totem や Nautilus はどちらを使うのかな。
しかし Fedora 18 は Totem に動画をドロップしてもデコーダーが入らないや。

リポジトリから gstreamer で検索。
ffmpeg,bad,ugly,nonfree とか付いているのをかたっぱしから入れてみる。
強制的にインストールとか出るけど気にしない!

すると Y901x で再生できるけど Totem では再生できない異常事態になった。
当然 Nautilus でサムネイルなんてされない、これでは困る。

gstreamer1-plugins-bad-freeworld
gstreamer1-libav

というのを入れてやっと Totem でも正常に再生できるようになった。
つまり 0.10 を使っている Y901x と違う、GStreamer 1.0 を使っているのね。

もう寝なきゃ。
とりあえず明日もう少し弄くってみます。

Python subprocess

何を今更だけど os.system や os.popen はもう「使うな!」なんだね。
17.1. subprocess ? サブプロセス管理 ? Python 2.7ja1 documentation

それどころか Python3 には commands が無い。
subprocess の使いかたを覚えておかなければ。

# command

import os
import subprocess

#os.system("gvfs-open hoge.txt")
subprocess.call(["gvfs-open", "hoge.txt"])

# With spaces in the file names
#os.system('gvfs-open "on space.txt"')
subprocess.call(["gvfs-open", "on space.txt"])

引数の最初が args だから list に全部入れなきゃだめってことみたい。
ファイル名にスペースがある場合に楽になった、ような…

それからえっと
os.system(“gedit &”)
みたいなバックグラウンド実行はどうするのかな。

# Background

#subprocess.call(["gedit", "&"]) # Error
subprocess.Popen(["gedit"])

Popen を選ぶだけみたい、ふむふむ。

でコマンドのアウトプットを得るには

# Get Output

#output = os.popen("pwd").read()
#output = commands.getoutput("pwd")
output = subprocess.check_output(["pwd"])

なるほど。

ということでこんなページを作ってみた。
Python Tips – L’Isola di Niente

でも結局 GLib を使ったほうが楽だったりして。
全部 Python でやることにこだわるなんて正直アホみたい。

from gi.repository import GLib

# Execute
GLib.spawn_command_line_async("gvfs-open hoge.txt")
# Get Output
result, output, error, status = GLib.spawn_command_line_sync("ls -l")
print output

Gtk+ DataBinding

明日から仕事始めなのでと覚書ページ書き換えラストスパート。
GtkSwitch を試していて困った。

GtkSwitch

activate シグナルがあるけど connect しても発行されない。
but use the notify::active signal.
なんて書いてあるから当然なんだけど、どう使うの?
さて今日も英語と格闘が始まるな。

Short Example of GSettings Bindings with Python using a Gtk Switch ? Mariano Chavero

なるほど、こうやって使うのか。
GNOME3 環境の人しか実験できないサンプルだけど on off でデスクトップアイコンの表示切り替えができるのを確認した。
しかも dconf-editor で切り替えたら GtkSwitch も切り替わる双方向。

つまり Widget のプロパティと GSettings はバインディングできるんだね。
それなら Widget 同士でもやれそうだと思ったので調べてみる。
というか GSettings のサンプルだと GNOME3 以外を使っている人には解らないし。

GBinding

g_object_bind_property という関数で Widget 同士のバインドもできそう。
PyGI で GObject.Binding 内を探すが見当たらない。

GObject-2.0 Python API Documentation

うーんココには有ると書いているんだけど。
って URL をよく見たら ubuntu-12.10 だ、つまり Fedora17 より新しい。
仮想 Ubuntu 12.10 を立ち上げ dir してみる。

bind_property

あぁやっぱり。
しかたがない、今は仮想 Ubuntu 上で試してみるか。

#!/usr/bin/env python
#-*- coding:utf-8 -*-

"""
    Widget Property Binding Sample
"""

from gi.repository import GObject, Gtk

switch = Gtk.Switch()
check = Gtk.CheckButton("Check")
GObject.Binding.bind_property(
        switch, "active",
        check, "active",
        GObject.BindingFlags.BIDIRECTIONAL )

hbox = Gtk.Box.new(Gtk.Orientation.HORIZONTAL, 0)
hbox.pack_start(switch, False, False, 0)
hbox.pack_start(check, False, False, 0)

w = Gtk.Window()
w.add(hbox)
w.connect("delete-event", Gtk.main_quit)
w.show_all()
Gtk.main()

widget_property_binding

GBindingFlags は
GObject.BindingFlags.DEFAULT では source 側からの一方向バインド。
GObject.BindingFlags.BIDIRECTIONAL で双方向になる。
他2つはよく解らない、上記2つあれば充分だし。

こんな感じでデータと GUI を結びつければ面白くなるね。
WPF の ObservableCollection みたくできるかも、アレは混乱の元だが。

しかし早く fedora 18 出ないか、今日サイトを見たら又伸びているんだが…