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LibRaw

2020.08.19 の Fedora アップデート。

libraw

あれ、LibRaw ってもしかしてコレのこと?
LibRaw | raw image decoder

最初から入っていたのか gnome-photos を入れたから入ったのかは知らない。
しかし LUMIX の Raw(RW2) を eog にドロップしてもエラーなんだが。
リンク先には Panasonic 14-bit と書いているけど G99 の Raw は違うということか。

よく解らないけど Nikon D3400 の Raw(NEF) をドロップしてみよう。

nikon_nef

おぉ表示できた、けど 160×120 ピクセルでしか表示できない。
埋め込みされているサムネイル画像を表示しているだけっぽい。
gnome-photos で表示したらどうなんだろう?

sijyuukara

普通に Raw のまま表示できるじゃん。
ちなみに RW2 だと落っこちます、Fedora でこんなの久々に見た。

macOS の Photos.app 同様簡易編集できるようです。
Nikon @ Fedora and macOS | Paepoi Blog

しかし適用が死ぬほど遅い!
全部ソフトウエア処理なんだろうな、macOS はそこが強いよね。

とにかく露出や彩度を上げたり切り抜きしてみたりする。
切り抜きで 1920×1080 とかの数値はアスペクト比の目安でピクセル数ではない。

[完了] ボタンを押すと Raw のデータが上書きされる。
基に戻す場合はメニューのプロパティから可能。
jpeg に現像するにはメニューからエクスポートを選択。

で普通に jpeg 現像ができました。

gnome-photos なら macOS の Photos.app の代わりに、ってのはかなり厳しいけど。
何より画像管理機能がただ単にサムネイル表示しているだけって所がさ。
iOS ですら年別や月別で表示できるのにマジで何も無い、さすがにこれは。
編集は死ぬほど遅いし RW2 では表示すらできないしで実用にはほど遠い。

というか macOS がデジカメに関しては凄過ぎ、比べるほうがおかしい。
せめて管理機能が iOS 並みになれば、ということで今後に期待。

z+h,j,k,l

【Mac・Google対応】「やじるし」「みぎ」とかで矢印に変換している人必見!『←↓↑→』を爆速で変換する裏技!『々』の簡単な変換方法も! – Togetter

知らなかった、z+h,j,k,l ね、それと「のま」で変換ね。

ibus-kkc

Fedora 標準の ibus-kkc でも普通にできました。

ただプログラミング Tips ページとかを作っている人だとさ。
//=> や #=> をよく使うので全角矢印って自然と使わなくなるんだよね。
GLib(Gjs) Tips – Paepoi

やっと梅雨が終わった、しかし愛知県の夏は暑い。
ということで今回は水浴びで後に毛繕いをするヒヨドリさんでも。

Fedora 32 AltGr

Fedora 32 を新規で入れて数日たった今頃になって気が付いたけど。

gsettings の
org.gnome.desktop.input-sources xkb-options

lv3:ralt_switch
という値が最初から入っていた。

これは非英語圏のヨーロッパで見かける右 Alt キー経由で特殊記号 (AltGr) の設定。
この仕組みが無いとブレースすら打てないから周辺国プログラマーは不便だと思う。
日本語キーボードや US 配列でコレだと右 Alt キーが動作しなくなるだけ。
とっとと消すか CapsLock を無効にする ctrl:nocaps に書き換えよう。

ところで、筆者が US 配列キーボードを使っている理由は。
RealForce を買う時に日本語配列のスペースキーが小さすぎて嫌だったから。

English Keyboard in japan (Fedora 16) | Paepoi Blog

Fedora 16 の時、つまり 8 年前に買ったのか。
一年に 2 回くらい全部バラして重層水で洗っていて新品みたいに使っている。
実はスゲェ安上りなのよね RealForce って。

東プレ R2TLS-USV-IV REALFORCE TKL S R2 英語 テンキーレス(87配列 静音):アイボリー 変荷重

筆者のは古い 86u で変荷重だから後継はコレかな、高くなったなぁ。
メニューキーが無くなって Super と Fn キーが増えた分 Space がちょっと小さく。
あと縦サイズが縮小されている、それより何より CapsLock のインジケーターがあるみたい。
86u の不満点はソレだけなので、壊れる様子は無いので 86u をまだ使うけど。

んで、長年 Fedora で US 配列を愛用していて良かった一番のこと。
US 配列の Mac との違いは Super と Alt の位置が逆なだけであること。
入力メソッド切り替えが Super+Space で全く同じというのがデカい。
おかげで併用していても全然迷うことが無いっていう。

JIS 配列の Mac って何故あんな変態配列なんでしょう?
気に入っている人には悪いけど Linux と併用するなら US 配列一択。

Fedora 32 JavaScript

Fedora 32 は Gjs が ES2019 にフル対応した。
いや、フル対応した SpiderMonkey にアップデートというべきか。
JavaScriptの ES2019で追加された新機能まとめ – Qiita

更に BigInt にも対応、素晴らしい。
Python 屋としては Number の拡張はできなかったのかと言いたい所だけど。

bigint

プライベートフィールド等は駄目でした。
そんなことより Gjs の開発者はかなりがんばったようだ。

ClutterImage PyGObject/Gjs | Paepoi Blog

gjs_speedup

まさかの PyGObject より速くなるとは、誤差の範囲とはいえ。
何をやったか解らないけどコレで Gjs を諦める理由が減った。

Gjs: GdkPixbuf Memory leak | Paepoi Blog

この意味不明メモリリークもやっと起こらなくなった。
やはりメンテを続けていると良くなっていくんだよね。
ただこの実験は Python のガベージコレクションの凄さを思い知るだけだが。
メンテを続けた年期の差ってことで。

ところで JavaScript といえば。
/usr/libexec/webkit2gtk-4.0/jsc
が無くなった、Nautilus の検索機能でも見つからない。
けれど gir に JavaScriptCore-4.0.typelib は残っている。

#!/usr/bin/python

import gi
gi.require_version('JavaScriptCore', '4.0')
from gi.repository import JavaScriptCore

context = JavaScriptCore.Context()
out = context.evaluate('3 + "あ" + 4', -1)
print(out.to_string())

//=> '3あ4'

これは動く。

SpyderMonkey, V8 同様に実体が無くライブラリだけになったみたい。
実験にしか使っていなかったし mac も持っているから別にイイか。

Fedora 32 ssh

Fedora 32 は新規でインストールしました。
Nautilus の Bookmark は Fedora 31 から以下をコピーした。
~/.config/gtk-3.0

ソレを使い sakura への sftp アクセスを ssh アクセス前にしてしまった。
Fedora 31 の時はあらかじめ ssh でアクセスし、すると作成又は追記される
~/.ssh/known_hosts
に暗号が保存されていない場合は弾かれていたはずなんけど。

sftp_first

こんなダイアログが出て「とにかくログインする」ができてしまった。
こんなことまで自動でやってくれるようになったのか、GNOME スゲェ。
ちなみに公開鍵は作っていないけど作ったほうがいいかなと思った。

ところで、話は変わるけど。
ソフトウエアからインストールすると起動できなかったアプリの件。

flatpak

どうやら Flatpak のほうをインストールすると調子悪いみたいね。
dnf コマンドだとウムを言わさず rpm なので普通に起動できたってことみたい。

開発者、システム管理者向けの新規事項

こんなに押しておいてそれはないよ。
アプリを入れる時は rpm になっているかどうかをみたほうがいいよ。

ついでに、Gedit に新機能あった。
タブを中クリック(ホイールクリック)でタブを閉じるように。
Ctrl+W でいいじゃん!
てか Mac を併用していたら自然にそうなったし、Mac は command+W だけど。
知らなかったけど狐やチョロメもできるんだね、一生使わないと思う。