月別アーカイブ: 2009年10月

Celeron su2300 マシンを買ってきた

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上位検索ワードが Celeron su2300 の性能とかで埋め尽くされてしまった。
もうアクセス解析がまったく参考にならないですよ、何の Blog だったっけココ。

それなら Celeron su2300 マシンを買って人柱をやってやるわい!
元が取れるかとかそんなの関係ネェ!どうせそのうち必要になるんだ。

で、パソコンショップに実際に行って驚いた。
ネットブックが軒並み Windows 7 Starter になっている。
Atom マシンでいいのなら su2300 でなんて余裕で動くだろう。

買ってきた、はっきりいってコレだ。

Acer Aspire 1410 である、だって安かったんだもん。
買った後で気がついたんだがコレの Windows 7 って 64bit なのね。
Windows 7 64bit 版の動作もレビューできるので得した気分。

64bit1410

で、どうかというと Aero は問題無し。
Windows エクスペリエンス インデックスは以下のとおり。

windows7rank

初期状態の起動時間を見てみる。
ユーザー選択画面まで約 30 秒、初期画面が表示されるまでが 45 秒。
んで普通に使えるようになるまで 120 秒程度、シャットダウンは十数秒。

以前 Vista と変わらないと書いたけどやっぱり少し早くなっているわ、ごめん。
CPU が高速ならもう少し早いと思うけどコレで十分実用範囲ではないかな。
Ubuntu Linux 9.04 は普通に使えるようになるまで 20 秒だけどさ。

搭載アプリを少し試してみたけど特に遅いと感じなかった。
解る人には解るとおりだが CPU パワー最大値は通常利用には意味無いし。
Athlon X2 4200+ で Vista を動かしていた頃と特に違いを感じない。

しかしデフォルト状態は不便だ、最小限のアプリを入れよう。
このテキストを書くのがメモ帳では辛いので EmEditor Pro v9 を。

v8 からのライセンス更新が面倒だったけど全部 Web でプログラムしていて驚いた。
やっぱり実力のある人は違う、実力を見せ付ける為にこうしたのかと思うくらい。
オンラインソフト作者として見習わなければ、以上脱線。

EmEditor v9 には 64bit バージョンがあるんだね、こっちを使ってみる。
やっぱりサクサク動く、そりゃテキストエディタくらい快適に動くに決まっている。
次に Opera、32bit アプリであるが WOW で動いてくれるはずだ。

lee

YouTube での動画アクセラレータもバッチリ、HD の H.264 も問題なし。
なんだよ、たったの 1.2GHz の CPU のくせに全然使えるじゃないか。

ついでに WOW について。
Program Files(x86) というディレクトリがあって 32bit アプリはコッチに入る。
64bit アプリは普通に Program Files に入るようだ、なるほど。

本体について少し。
キーボードははっきりいって良くない、何よりボード自体がシナる。
配列にクセが無いので押しやすいけど矢印キーが小さすぎて強烈に押しにくい。
画面はやっぱり小さい、モバイルなんだから我慢我慢。

Ubuntu マシンからも samba でネットワークアクセスできるのでファイルコピーも楽々。
ただ Ubuntu からコピーする毎に質問してくる、メンドクセェなぁもう。

ついでだから我がアプリ Cinema を動かしてみる。
H.264 を WMP12 は再生できるのに Cinema てか DirectShow だけでは再生できん。
そりゃネェよ…

つーか minipoli は 64bit ビルド版を作ったほうがいいのかな?
IronPython とかについては次回。

kvm

なんとか 7 は今日出たようだ。
Mac も新機種が出てソッチ系サイトのライター達は忙しいようだ。
が私のお目当てな Linux はまだ出ない、で今頃見つけたが

DistroWatch.com: Put the fun back into computing. Use Linux, BSD.

Mandriva 2010 は 2009-11-03 か、Ubuntu 9.10 のほうが少し早く出るのね。
んーどっちにしよう、プロプライエタリの ATI ドライバでどうなるかで決めるんだが。
Ubuntu 8.10 の時は 3D で動画がチカチカだったし 9.04 では真っ黒になってしまったし。
Mandriva は標準で fglrx 入りだから安定動作はかなり期待できるわけで。

よく考えれば Fedora も KVM による仮想化なんかで魅力がある。
と思っていたけど KVM は Ubuntu でも使えるらしい。

kvmを仮想マシンマネージャ(GUI)で動かす。荒削りだけど動作は軽快! | Viva! Ubuntu!!

VirtualBox もイマイチ GUI 関連が遅いので試してみよう。
CPU 速度は VirtualBox でもホスト OS と大差無いが GUI 動作をなんとかしたいし。
インストール方法はリンク先をそのままやって Mandriva の iso を指定。

kvm_linux_select

Linux の選択肢はチト古め、てゆーかこれだけ…
しかたがないから Generic 2.6 を選択。
イザ、ライブ CD の起動!ができないやん。
一旦 CD-R に焼いてドライブ指定、で、なんとかライブの起動ができたので即インストール。

英語だが Ctrl+Alt でホストとの切り替えというダイアログが出る。
なるほど、マウス統合を行わない VMware と同じってことね。

使ってみる。

GUI 描写が死ぬほど重い、誰が見ても解るくらい遅い。
ウインドウを動かすとゴミが残る場合がある。
マウスカーソルさえガクガク、というより位置判定が不安定でマウスが使い物にならない。
リンク先は動作が早いと書いているけど VirtualBox 上との性能差が私には体感出来ない。
やはり選択肢に無い OS だと全然ダメダメなのか?
と思っていたら暴走、kill コマンドでも強制終了できないので OS ごと再起動。
…今後に期待だこりゃ。

VMware や VirtualBox のビデオドライバがどんだけよく出来ているか思い知った。
新しい OS への対応とかバグ修正はプロプライエタリのほうが期待が持てるんだよね。

FizzBuzz

どうしてプログラマに・・・プログラムが書けないのか?

Python でやってみた。

#!/usr/bin/env python
#-*- coding:utf-8 -*-

for i in range(100):
    j = i + 1
    if j % 3 == 0:
        if j % 5 == 0:
            print "FizzBuzz"
        else:
            print "Fizz"
    elif j % 5 == 0:
        print "Buzz"
    else:
        print j

何のヒネリも無いコードで 6 分も掛かった、私はこの人の会社にはいけないようだ。
というか後で気がついたが

for j in range(1, 101):

と書けばいいことを忘れていた、しょんぼり。

Fizz Buzz – Wikipedia

リンク先を見ると本当に日本人はワンライナーが大好きなんだなーと思う。
海外で FizzBuzz を探すとだいたいどの言語でもこんな感じなんですけどね。

Geek School ? Get Hired With FizzBuzz

実際の話、ワンライナーで書けたところで実践に役立つとは思えない。
剰余(%記号等)を用いないなんて何が目的なのかさえ解らないのだが。
そんなことよりユーザー入力がまったく無いプログラムに凝ってどうするの?と。

まず fizz と buzz という整数を保持する変数を用意してユーザーに数値を入力させる。
fizz の倍数のときは数の代わりに「Fizz」
buzz の倍数のときは「Buzz」
fizz, buzz 両方の倍数の場合には「FizzBuzz」
どちらにも該当しないなら数値そのままの文字列
の値を返す関数を使って 1 から 100 までの数をプリントするプログラムを書け。

#!/usr/bin/env python
#-*- coding:utf-8 -*-

print "\nFizz と Buzz の値を指定してください"
fizz = input("Fizz=")
buzz = input("Buzz=")

def fizzbuzz(n):
    if n % fizz == 0:
        if n % buzz == 0:
            return "FizzBuzz"
        else:
            return "Fizz"
    elif n % buzz == 0:
        return "Buzz"
    return str(n)

for i in range(1, 101):
    print fizzbuzz(i)

みたいな感じのほうが実践的かなと。
初めはつい関数の最後で else を入れちゃうんだよね、いらないのに。

PCLinux OS GNOME 版にクラクラ

OS のインストールばかりやってどうする?
と自分でも思うのだが PCLinux OS なんてのを VirtualBox で試すことにした。
下記のサイトを見つけたものでもしかしたら凄く良いかもと思ったので。

完成度の高いMandrake Linux派生ディストリビューション「PCLinux OS 2009.2」レビュー – SourceForge.JP Magazine

PC Linux Gnome 2009は、とってもカルカッタ! 128MBでもイケそう!! | Viva! Ubuntu!!

RedHat 派生である Mandrake の更に派生ディストリビューションってことなのか。
つまり KDE が基本だが Nautilus が使いたいので最初から GNOME 版で試すことにする。

インストールや初期設定、見た目画像は上記リンク先で。
RedHat 派生に apt-get は変な気分、ちなみに初期状態では日本語入力できない。

上記リンク先にも書いているがとにかく Updata が死ぬほど遅い。
私の環境では一通りの Update が終わったら何も動かなくなった。
ホストに戻って VirtualBox から Ctrl+Alt+BackSpace を送り halt コマンド。
でやっと使えるようになった。

Fedora なんて可愛く思えるほど大半が英語表記のままなのは別にいい。
そんなことよりデフォルトで入っているアプリを見てクラクラした。

internet

sound_video

コレがデフォルト…
驚くことに Evolution や Eye of GNOME や Totem 等が本当に入っていない。
珍しいことに OpenOffice.org がデフォルトでは入っておらず Abiword がある。
mono が入っていないことを笑ってもいいのだろうか。

no_app

独特といえば独特だが何か違う気がしてならない、いかにも個人製作物という感じ。
少なくとも私は拒絶反応しか出ない、これ一応 GNOME なんですけど。
nano や Tomboy が無い Mandriva もどうかと思ったけどそんなレベルじゃない。

つか su から Nautilus も警告無しで起動できるし gksu も最初から入っている。
Mandrake 派生なのに使用感や見た目は Mandriva と同じ所を探すほうが難しい。

KDE がメインのディストリビューションだからこうなるのは解らなくもないが。
なので KDE 版も試してみたいが又あの Update の待ち時間に耐えるのは嫌だ。

いや、Ubuntu をこんな感じにしている人って結構多いだろう。
他に巷で人気のフリーソフトを最初からブチ込んでほしい人もいなくはない。

そんな人にはイイかも、Linux でマルチメディアにはもしかして最強ではないですか。
雑誌のライターお勧めディストリビューションここにあり!
Ubuntu なんか勧めている場合じゃないですよ、ほらほらこんなにオイシイよ。

Totem をガン無視なんかして Nautilus の動画サムネイルができるのかな?
Opera は多分 Mandriva 用 RPM でイケると思うけど。
そういえば Apache なんかは…
試す気力が出ない、そういう使い方をするディストリではなさそうだ。

PCLinux OS は KDE3 版を選んだほうがいいと思う。

GtkAspectFrame shadow_type

最近 PyGtk ネタを書いていないことに気がつく。
てかセ CULV セレロンの検索で何人も来ているという始末。

culva

やっぱり需要の高そうなネタに終始したほうが…とか思ってしまいます。

ということで Y901x の現状。
Mandriva で Y901x を使うと GtkAspectFrame に枠が入ってしまう件はなんとか解決。

gtk.Frame

GtkAspectFrame の set_shadow_type メソッドで gtk.SHADOW_NONE にするだけ。
つまり Ubuntu で使っているテーマでは影が元々まっ黒だっただけということかな?
後はとにかく Compiz 有効にできる HDD インストールを行って試してから更新の予定。
2010.0 は 15 日だったような覚えがあるんだけど…気のせいだったか。

DistroWatch.com: Put the fun back into computing. Use Linux, BSD.

それとずっと解らないこと。
Compiz 無効の 2D 描写時はリストグリップのラインが再描写で上手く描写されない。
expose-event ってどうも Windows の WM_PAINT のように完璧にはいかないようだ。

ダブルバッファリングを無効にすると少しマシだがダメな場合もある。
そういえば Windows では DC に線を書くより画像を表示したほうが負荷が軽い。
ならば画像でやってみよう、self.grip_pix という変数に GtkPixbuf を格納し

def __on_expose_event(self, widget, event):
    # GetDC()(Windows)
    gc = widget.style.fg_gc[gtk.STATE_NORMAL]
    # Draw Vertical Line
    area = widget.window
    area.draw_pixbuf(gc,
                    self.grip_pix.scale_simple(event.area.width, event.area.height, gtk.gdk.INTERP_NEAREST),
                    0, 0, 0, 0)

もっと負荷が大きくなった…
てか pixbuf を引き伸ばして描写するにはこういう方法しか無いのだろうか?
Win32API の BitBlt みたいな転送方法があると思うんだけど今は解らない。

いっそ GtkImage で…こいつは GtkEventBox が必要になるので嫌だし引き延ばしが無理そう。
おまけにやっぱり上手くいかない、3D で使えば何も問題無いので放置のままかな。

しかしちっとも需要が無い GStreamer Player の更新を続けてどうする…
だが Windows でソレをやり続けたから Linux でもアプリが作れるようになったのだからね。