PCLinux OS GNOME 版にクラクラ

OS のインストールばかりやってどうする?
と自分でも思うのだが PCLinux OS なんてのを VirtualBox で試すことにした。
下記のサイトを見つけたものでもしかしたら凄く良いかもと思ったので。

完成度の高いMandrake Linux派生ディストリビューション「PCLinux OS 2009.2」レビュー – SourceForge.JP Magazine

PC Linux Gnome 2009は、とってもカルカッタ! 128MBでもイケそう!! | Viva! Ubuntu!!

RedHat 派生である Mandrake の更に派生ディストリビューションってことなのか。
つまり KDE が基本だが Nautilus が使いたいので最初から GNOME 版で試すことにする。

インストールや初期設定、見た目画像は上記リンク先で。
RedHat 派生に apt-get は変な気分、ちなみに初期状態では日本語入力できない。

上記リンク先にも書いているがとにかく Updata が死ぬほど遅い。
私の環境では一通りの Update が終わったら何も動かなくなった。
ホストに戻って VirtualBox から Ctrl+Alt+BackSpace を送り halt コマンド。
でやっと使えるようになった。

Fedora なんて可愛く思えるほど大半が英語表記のままなのは別にいい。
そんなことよりデフォルトで入っているアプリを見てクラクラした。

internet

sound_video

コレがデフォルト…
驚くことに Evolution や Eye of GNOME や Totem 等が本当に入っていない。
珍しいことに OpenOffice.org がデフォルトでは入っておらず Abiword がある。
mono が入っていないことを笑ってもいいのだろうか。

no_app

独特といえば独特だが何か違う気がしてならない、いかにも個人製作物という感じ。
少なくとも私は拒絶反応しか出ない、これ一応 GNOME なんですけど。
nano や Tomboy が無い Mandriva もどうかと思ったけどそんなレベルじゃない。

つか su から Nautilus も警告無しで起動できるし gksu も最初から入っている。
Mandrake 派生なのに使用感や見た目は Mandriva と同じ所を探すほうが難しい。

KDE がメインのディストリビューションだからこうなるのは解らなくもないが。
なので KDE 版も試してみたいが又あの Update の待ち時間に耐えるのは嫌だ。

いや、Ubuntu をこんな感じにしている人って結構多いだろう。
他に巷で人気のフリーソフトを最初からブチ込んでほしい人もいなくはない。

そんな人にはイイかも、Linux でマルチメディアにはもしかして最強ではないですか。
雑誌のライターお勧めディストリビューションここにあり!
Ubuntu なんか勧めている場合じゃないですよ、ほらほらこんなにオイシイよ。

Totem をガン無視なんかして Nautilus の動画サムネイルができるのかな?
Opera は多分 Mandriva 用 RPM でイケると思うけど。
そういえば Apache なんかは…
試す気力が出ない、そういう使い方をするディストリではなさそうだ。

PCLinux OS は KDE3 版を選んだほうがいいと思う。