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Fedora fwupd

先日から Fedora 31 のファームウエア更新が失敗する。
環境によるっぽいけど、アップデート通知を毎回適用しても変わらず。
これが再起動毎に通知されるのでウザい。

# fwupd @ 1.3.3 to 1.2.11
sudo dnf downgrade fwupd

で毎回元に戻している、けどいいかげんにメンドイ。
ASK ページは一応チェックしているんだけど。

Failed to Update – Discussions in English / on using Fedora – Ask Fedora

おっと動きがあったようだ。
tpm2-abrmd って何だ?

tpm2-abrmd command man page | ManKier

TPM2 のアクセス制御デーモンということみたい。
TPM については以下、もちろん検索で見つけただけ。

TPM2.0の活用方法 | ファナティックレポート

デーモンを削除しなくてもバイオスで無効にできるみたい。
と思ってやってみたけど変わらなかった、素直に削除しよう。

sudo dnf remove tpm2-abrmd && sudo dnf --refresh upgrade

やっとアップデートできた。
けどこのデーモンって必要あるのかな?
次の Fedora Upgrade 時は新規インストールすることにして様子見。

Fedora and macOS sftp 2

前回の macOS から Fedora への ssh の件。
Fedora の共有設定で「リモートログイン」をオンにするだけだった。

ssh で macOS から接続の初回は警告が出るけど yes を選べば以降は普通に接続。
Fedora の ssh ポート(22) は最初から開いているし SELinux にも邪魔されない。
ログアウトは control+D でいいのね。

後は sftp だけど、よく考えたら Finder でやる必要はなかった。
普通にアプリを探せばいいじゃん。
GNOME だと Nautilus が便利すぎてそういう選択肢を忘れてしまう。
本サイトの macOS Tips ページも実は全部 Nautilus でアップロードしている。

てかフリーソフトをインストールしまくるなんて初心者しかやらないし。
homebrew とかいったい何故そんなのを使いたい人がいるのかも理解できない。
Xcode すら入れていない筆者がこんな Blog をヤレるのに。
脱線しそうなのでこのくらいにして。

多分アップデート以外で App Store を開くのは数年ぶり。
sftp で検索。
Transmit というのが定番と出るけど調べると年額 2800 円って、高いよ!
ForkLift というアプリが 8.5MB だし無料のようなので試してみる。
初回起動でメールアドレス入力が出るけど no, thanks! を選択でいいみたい。

普通に接続できた、DnD で問題なく双方向コピーできる。
思いっきり英語メニューだけど普通に使うぶんには問題ないかな。

でもサーバー側は日本語がバケる、コピーはバケたまま可能だけど。
W クリックでファイルを開くことも、ただし command+O は使えない。
Favorites に command+D で登録できない、てかどうやって登録するんだ?
サードパーティとはいえもっと統一感がほしい、って GNOME 使いは思う。

ところで macOS にも sftp コマンドが最初から入っているんだね。
ラッピングしてアプリを自作するのもアリかも。

Fedora and macOS sftp

macOS Catarina になって私的に一番困ったのが Fedora との接続です。
afp が使えなくなったので samba を使ってファイルのやりとりをしているのだけど。
Catarina にアップグレードした直後から唖然とするほど遅くなった。

初期化だけなら別にかまわないんだけど、すべてが遅い。
ディレクトリ移動毎にしょんぼりするほど待たされるってどうなのよ。

他の手段で Fedora から macOS のファイルにアクセスというと。
やっぱり UNIX 系 OS の基本は SSH ですよね。

ssh ユーザー名@macのコンピューター名.local/

ssh

普通に接続できた、しかもディレクトリ移動もまるでローカルのように早い。
ログインして cat コマンドで表示される文字列を端末エミュレーターからコピペ。
で大半の作業はイケるはず、てか Catarina になってからそうやっていた。

でもこれじゃファイルの転送はできない、何より面倒。
やっぱりファイルマネージャを使った GUI でやりたいよね。
sftp という ssh を使ったプロトコルがあったよな。
ものは試しのつもりで Nautilus で Ctrl+L を叩いて以下を打ち込む。

sftp://macのコンピューター名.local/

sftp

できるジャン、しかも感動するくらい早い!
Nautilus をもう一つ立ち上げ普通に DnD でコピペできる。
Gedit や eog で普通にファイルを開くこともできる。

てか、samba はコピーするとパーミッションが 600 になって困っていた。
コッチならパーミッションは維持される、すばらしい。

何故誰もこの方法を教えてくれなかったんだ!
ってしかたがないか、大半の人は Linux から macOS に接続なんて考えないし。
どちらかが Windows だと samba になってしまうよね。

mac sftp

ちなみに Finder からは sftp はできませんでした。
ssh すら、Firewall ポートは空けて SELinux を無効にしても駄目だった。
まだ何かやる必要があるみたいだけど Nautilus で全部やればいいから別にいいか。
だって Finder って使い辛いんだもん。

Fedora 31 Upgrade

Fedora 31 が出たので 30 からアップグレード。
方法はいつもと同じなので省略。

gnome-terminal の HeaderBar にあった妙な違和感が消え一般的になった。
python のリンクが python3 になった、今更感が凄い。
どうしても python2 が使いたいなら python2 と指定。
いや、デフォルトでは python2 は入っていないんだけど。

しかし Gedit は python の shebang を python2 と認識するまま。
#/usr/bin/env python3 と書かないと python3 と認識しない。

Super+A でのアプリケーションメニューのまとめが少し変わった。
サブ項目が「ユーティリティ」という一箇所にまとめられた。
多分 macOS の真似。

firewall-config と dconf-editor だけ Sundry にまとめられた。
システムに関するものをデフォルトと後入れに分けたみたいね。
iPhone みたいにドラッグして自分でまとめられるからどうでもいいかも。

Wayland でフルスクリーンから戻る時がスムースになった、気がする。
戻る時に表示が崩れることが多々あったけど今のところ起きていない。

後は、何も変わった気がしないなぁ。
一部のデフォルトアイコンや設定の配置が少し変わったけど別にって感じ。
後は GtkCheckButton の色が少し濃くなった程度しか解らない。

筆者の公開アプリやプラグインは全部そのまま問題なく動くし。
macOS と違って httpd.conf のカスタムなんかは引き継ぎされるし。
Celluloid がアップデートしていないのに落ちなくなったのは意図的?
最近の Fedora upgrade は問題が出なさすぎて面白くないや。

Celluloid

Fedora でアプリケーション一覧、あれ?
Celluloid というインストールした覚えのない GUI アプリがあるんだけーが。
というか gnome-mpv が無いぞ。

Celluloid

gnome-mpv が知らない間に変名していたのか。
そりゃ使おうと思うまで気が付かないよ、普段鑑賞用途は自作して使っているんだから。
試しに gnome-mpv を dnf から指定してみたらリンクなのか変名版が出て来た。
つまりパッケージマネージャは変名 Update にも普通に対応しているようだ、へー。

ただ現行版は Fedora でメニューボタンを押すと落ちるんだが、アップデートを待つか。

それと初期化で動画の元サイズにリサイズせず固定にできないものか。
筆者自作のプレイヤーも以前はそうしていたけどスマホが普及した今となっては合わない。
スマホの縦動画や 4k 等々で元サイズが豊富になった現状では MPV 方式はイラッとする。

動画プレイヤーの自作をやっていて良かった、自分に必要な機能に絞ったものが手に入る。
それも不満がサイズ関連だけで良かった、サイズ固定ならむしろ簡単なんだからさ!

有名アプリだとか複数人が開発に関わっていると基本動作を変更するのは超難問だ。
Windows 日本語版が cp932 から脱却できないなのもソレ、依存していた大多数の顧客を失う。
その理由で Windows を完全に使わなくなった人は筆者を含めて 1% にも満たないと思う。
mpv 系の場合はオプションで対応できる、と思うけど筆者の知らない色々があるのかなと。

そんなこんなで。
上記リンク先から Celluloid のソースコードに辿り着けるだろう。
プログラミングに興味を持つのは現状に不満がある、ことがキッカケなのだから。