Lubuntu 13.10

Ubuntu 13.10 が出ている。
自アプリ動作確認メンドクセエ、このためだけに毎回落とすのはもう疲れた。

いや Lubuntu があるじゃないか。

3D 合成処理は無いけどモバイル用途なら最強のはず。
今まで素の Ubuntu から変更しか行ったことが無かったけど直接導入するとどんな感じか実験。
あ、マシンは Core2 Duo P8700 の少し古いノートです。

Lubuntu/GetLubuntu – Community Ubuntu Documentation

x86_64 版を落し CD-R に焼いてとっととインストール。
いきなりインストールでも無線 LAN 接続はできるので慌てない。
Ubuntu はちゃんとインストール CD が終了時に出てくるのが嬉しい。
というか素の Ubuntu と同じだった。

さて再起動、やっぱり何もかもが軽い。
というかアホみたいに早い、起動も早いし修了はマジで一瞬。
Alt+F1, Alt+F2 で普通に保管してくれる、こうでなきゃ。
こんなに早かったかな?

スクリーンショットアプリが無いので gnome-screenshot だけ導入。
残念だったのが Chromiumu が狐に変わっていたこと、後で Chrome 入れるか。

軽いだけじゃ使えない、スマホやデジカメを USB 接続してみる。

pcmanfm2

ftp://USERNAME@SERVERNAME/DIRECTORY

で FTP もできる、なんだ PCManFM でも可能だったのか。

何もインストールしていないのに、今の Linux スゲェ。
これができれば一般的なモバイル用途は充分だと思う。

しかし日本語入力切り替えが少しおかしい。
Zenkaku_Hankaku で Japanese との切り替えができない。
Anthy に切り替えれば Anthy 内部で切り替わるけどトレイアイコンが変わらない。

Super+Space で切り替えすればいいのだけど一般人には勧められないな。
デスクトップの Fedora で英語キーボードを使っている筆者は気にならないけど。
というか全角半角キーの存在を忘れていてしばらく気が付かなかったwww

Ubuntu 13.10のインストールとインストール直後のシステム設定 | Ubuntuアプリのいいところ

元の Ubuntu でも同じっぽい、トレイアイコンは変わるのかな?
しかし Ubuntu は IBus かな漢字(ibus-kkc)にはならなかったか。
[全角]の変換すらできない寒い辞書だものね、Fedora 19 最大の苦痛。

しかし Unity をカスタムするなら最初から Lubuntu にすればいいのに。
スクロールバーやメニューバーの糞仕様もどうせ気になるんだから。

ところで。

non_gst

Gst-1.0.typelib が Lubuntu では存在しない。
インストール時の「サードパーティうんたら」はいったい何だったのだ。
とにかくこれじゃ Y901x が動かないよ、Totem を導入すればいいのかな?
元の Ubuntu は存在すると思うけど、後で調べる。
しかし typelib がえらく少ないな、何故か Unity があるのは笑うところ。

gtk_version

ついでに GTK+ のバージョンを調べると 3.8.4 って。
Fedora 19 は既に 3.8.5 なんですけど、最新 GTK+ って 3.10 だったはず。

第293回 Ubuntu GNOME 13.10の変更点:Ubuntu Weekly Recipe|gihyo.jp … 技術評論社

おいおい…

GNOME 3.10 リリースノート
開発者、システム管理者、ディストリビューター向けの新規事項

GtkListBox とか GtkHeaderBar とか楽しみなんだが。
しかしこのヘッダーバーは GNOME 以外はどうやって表現するのだろう?
だから 13.10 は古いのを使っているっぽい。

最新なのに一世代前の Fedora より古いって何よ…
なんかもう自アプリサポートは Fedora だけでいいや。

他に気が付いたことがあったら後日。

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おまけ

celeron su2300 の Windows7 マシンに入れたら今回も起動できない。
Fedora なら余裕でデュアルブート可能なのに、何故こんなのがシェア No.1 なのやら。
マスターブートレコードを戻すついでに、以下を見つけたので試してみた。
Windows 7 SP1 の古い Windows の更新プログラムを削除できるようにディスク クリーンアップ ウィザード アドオン

winupdate

6GB って、もう Windows はもぅマヂ無理。。。

Python3 convert

Python3 に移行して随分たったが今頃気がつく。
コレ (cp932 to utf-8) ができない!
g_convert | PaePoi

GLib.convert() 関数の第一引数は gchar* なので cp932 の文字列を渡す必要がある。
Python3 では当然 bytes(b’…’) である。
そのまま指定するとバイト配列なくて文字列にしなさいというエラーになる。

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#!/usr/bin/env python3
 
"""
    ConvertError: Must be string, not bytes
"""
 
import sys
from gi.repository import GLib
 
try:
    result, contents = GLib.file_get_contents(sys.argv[1])
    if result:
        try:
            text, bytes_read, bytes_written = GLib.convert(contents, len(contents), "UTF-8", "CP932")
            print(text)
        except Exception as e:
            print("ConvertError: {0}".format(e))
except Exception as e:
    print("FileError: {0}".format(e))

python3_g_convert

Python2 だと bytes と str って実は同じものだから問題ないのだけど。
Python3 では文字列に変換っっって何だそれ、cp932 だぞおい。

Python3 の文字列が UCS-4 になった弊害がこんなところに…
いや pygobject が今後対応してくれるかもしれないけど。

あれこれ試してみたけど現状 GLib や Gio では対処できないようだ。
しかたがないので Python 組み込みの decode() を使ってみる。

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#!/usr/bin/env python3
 
import sys
from gi.repository import GLib
 
"""
    f = open(sys.argv[1], encoding="cp932")
    print(f.read())
    f.close()
"""
 
try:
    result, contents = GLib.file_get_contents(sys.argv[1])
    if result:
        try:
            str932 = contents.decode("cp932")
            print(str932)
        except Exception as e:
            print("ConvertError: {0}".format(e))
except Exception as e:
    print("FileError: {0}".format(e))

g_convert を使うより圧倒的に簡単なコードになってしまった。
というか組み込みの open() なら更に簡単だったり。

Vala からも参考にできるよう今までやってきたつもりだけど、もう無理。
しかし Vala の string が gchar* のままなのは本当に正解だよね。

GtkCellRendererAccel

GtkCellRendererAccel がいったい何なのか解らなかった。
海外をいくら検索してもサンプルコードが無いどころか devhelp 丸写しのみ。
そんなこんなで詰まって覚書ページ作成が止まっていたり…

ココにすらないし、避けている?
12. CellRenderers ? Python GTK+ 3 Tutorial 3.4 documentation

ウイジェット名からコラムにフォーカスを当てるキーボードアクセラレータかなと。
コラムは列なので行を選択する GtkTreeView ではまったくの無意味だし。
いったいこのレンダラの正体は何かと考えてはや半年。

何故か今日テキトーに試していたらやっと理解。
覚書ページのほうに書いたのでサンプルコードはソチラで。
レンダラ – L’Isola di Niente

つまり

gtkcellrendereraccel

この部分ってソレ専用のレンダラだった。
キーボードアクセラレータの設定及び確認以外の使い道が何もないwww

とはいえコモンダイアログなんかも皆同じものを使っているわけで。
操作性に統一感を出そうとする GNOME なら当然の選択だったのかも。
と思ったけどよく見ると GTK+ 2.1 の頃にはすでにあったのか。
何故サンプルコードがどこにも無いのだ?

やっとココを突破できたので少しは追記が進みそうです。
バイク乗りにしかわかんないネタになってきたけど、まどかネタ飽きた。

bash custom prompt $PS1

今頃知ったけど、bash のプロンプト文字列は変更できるようだ。
Fedora と Ubuntu で表示が違うのは単に変数の内容が違うだけだった。

How to: Change / Setup bash custom prompt (PS1)

早速 $PS1 の値を確認してみよう。

ubuntu_bash

$ echo $PS1

# Fedora Output
"[\u@\h \W]\$ "
# Ubuntu Output
"\[\e]0;\u@\h: \w\a\]${debian_chroot:+($debian_chroot)}\u@\h:\w\$ "

Ubuntu はナンジャコリャだけど、\[\] で囲んだ内容は非表示属性のようだが。
echo $debian_chroot
は何も定義されていないみたいだし、Ubuntu では su は使えないし。
\u@\h:\w\$ だけでいいような?

ということで。
PS1 変数に指定子や記号を代入すればその値で表示されるようだ。
あの長ったらしくて困る Ubuntu のプロンプトを変更したかったので嬉しい。

\w を \W に変更するだけでいいようだが私的理由で Fedora と同じにする。
端末内で行ってもそのプロセス以外では反映されないので ~/.bashrc に指定。

bashrc

これで深い階層で端末を利用してもイラッとしなくなる。
現在位置の確認は pwd コマンドで充分、Fedora でそうしている。
もっと短くしたいなら \h のホスト名を消すという技もあるね。

本当は Windows の cmd.exe でこうしたいんだけど…

A better PROMPT for CMD.EXE or Cool Prompt Environment Variables and a nice transparent multi-prompt – Scott Hanselman

ロクなことできないなぁやっぱり。
そもそもホームをチルダ表示にできないから無意味だが。
PowerShell はチルダで cd 異動が可能なのに何故チルダにしなかったのか?

コマンドラインを強化せよ! – Windows 7のコマンドプロンプトをカスタマイズする (5) エイリアス機能でコマンドプロンプトを使いやすくする | マイナビニュース

コマンドはコレで似せることができるけど面倒臭いにもほどがある。
やっぱり Windows は糞だよ、Linux 慣れしすぎともいうが。

izumo

三泊四日山陰ツーリング最終日。
米子から R9 をひたすら走り兵庫の山道と京都市街を太陽が出ている間に抜ける。
そのまま R1 に繋るので滋賀に入る、後は岐阜まわりで愛知の自宅へ帰宅。

という予定だったけど、それでは角島以外はどこにも寄ることもなく終わり。
豪雨と土砂崩れのせいとはいえこれでは何をしに来たのかワカンネェよ。

せめて出雲大社にだけでも、昨日ほど雨は降らないようだし。
ということで、時間的に無謀かもしれないけど一旦出雲まで戻ることに。

AM7:00 小雨がまだ降る中を出発。
米子から R431 に入り境水道大橋に向う。

sakaisuidouoohasi

途中に水木しげるロードなんて看板がいっぱいあった、どうでもよすぎ。
どう考えても橋をアピールしたほうがいいと思うんだけど。

松江あたりから晴れ間が覗くようになる。
道端にバイクを止め合羽を脱ぎメッシュジャケットと夏用グローブへチェンジ。
スクーターのくせにと言わない、バイク用はやっぱり快適なんだよ。
ムレムレだった体が癒されていく、やっとツーリングらしくなってきた。

R431 は街中だったりテクニカルだったりハイスピードだったりで楽しい。
そして信号も少ない、気持ち良く出雲大社へと向う。
しかし地元民はブッ飛ばすな、名古屋走りというネタがあるがどこも変わらんわい。

距離が 60km 以上もあったのは想定外だった、何故か 20km 程度と思いこんでいた。
島根県は思ったよりデカい、追いたら九時になってしまったよ。

大社前で駐車場の渋滞にしばし並んでいた。
よく見ると臨時駐車場の看板が、何故誰もコッチに止めないの?
ということでソチラに移動、小回りのきく二輪はこういう時にマジ便利。

気がつくと青空が広がっていた、あぁ出雲の神様が私を迎えてくれたようだ。

izumotaisya

でも平成の大遷宮が行われていて御本殿は見ることはできなかった。
ちゃんと調べてから来いよ俺、本当にどこまでもついていない。
何年後になるか解らないけど絶対にリベンジすると心に誓う。

とにかく本日中には帰宅せねば、既に明い間に京都すら厳しい時間だが。
おいしくないと噂の出雲ソバを食いたかったな。

9 号に入り山陰道無料区間をフル活用しながら再び鳥取へ向う。
一般道でもほとんど信号がなく鳥取に入っても平均 80km/h くらいで流れている。
高速道路が走れる 150cc だからこんな流れに乗って走るのは当然余裕。
0→100km/h は 14 秒台のマシンだが全開にすることはほとんど無い。

日本海沿いの景色もよく流れも速いので乗りっぱなしでも全然飽きない。
腰も尻も全然痛くならない、ちなみに CBR の時は腕が痛くなっていた。
メッシュジャケットからの潮風が気持ちいい、二輪で来てよかった。

コナンも白兎も砂丘も時間がないのでスルー、兵庫へ。
兵庫の前後あたりでガソリンを入れておこう、以後スタンドてか町が当分ない。

ここから当然昇りの山道だが下道なら当然 150cc でも問題ない。
三桁でブッ飛ばしたくてしかたがない気持ちだけは若いオッサンでなければ充分だ。

登坂車線で軽トラックに先を譲るくらいの余裕をもって安全運転でいく。
てかまだ半分すら到達できていないのに無駄にガンバって疲れたくないんだよと。

大型バイクならまったくガンバらずに抜けるから楽なんだろうなと妄想してみる。
でもそのパワーゆえに前が詰まって抜けないとストレスが凄そう、結果危険運転に。
大型バイクにムカつく運転をする奴が多すぎなのはそういうことか、変に納得。
私はやはり今くらいのパワーが丁度イイわ。

八月なのに山の中ってメッシュジャケットでは寒過ぎワロタ。
晴ているけど合羽を羽織る、結局は合羽のまんまか。

福知山でガソリンを、もう何回目の給油だか忘れたわ。
マジでガソリンタンクを大きくするアフターパーツみたいなのが欲しい。

京都に入ってもモチロン下道、って信号だらけで驚いた。
それが普通なんだがココまでの道程で完全に洗脳されている。
信号があるというか車が多いだけでどれほど平均速度が落るか思い知る。
国道一号線に辿り着くまで三時間も掛かった、もう夜八時だよ。

道をよく知っている岐阜周りルートの予定を近道の三重周りに変更。
R1, R8, R421, R1, R155 というルートが最短のようだ、コレにする。

失敗した、R421 って街灯のほとんど無い峠道ジャン!
素直に名神高速に乗ればよかったと後悔するももう遅い。
最後の最後までついていなかった。

夜中に見知らぬ上に暗く道幅の細い峠を一人バイクで走るあの心細さはなんだろう。
対向車が見えると亡霊が運転していてコチラに突っ込んでくるかもと身構える。
途中の 4km 以上あるトンネルなんて異次元に吸い込まれてしまうのを覚悟する。

当然そんなわけもなく、無事に R1 に再合流。
R155 からは何度も通っている庭みたいなもの、PM11:30 無事に帰宅。
四日間で合計約 1500km 走破。

こんな小さなスクーターで強行したわりに体が思っていたより疲れていない。
と思ったけどその後一週間仕事をした後の日曜日は死んだように寝ていた。
歳をとると疲れまで遅れてやってくるのさ。

ついでに、以降何故か燃費がリッター 36 程度に延びた。
当たりがついたのか軽く感じる、アクセルのコツを知らぬ間に掴んだのかもだが。

150cc スクーターで高速道路や長距離ツーリングはどうか。
を実際にやってみた、おしまい。

流行で 250cc のチビ忍や CBR を買ってみたけどなんかコレジャナイと感じてしかたがない人は台湾スクーターを探してみると気に入るものが見付かるかも。
マスツーに参加もしてみたけどソロのほうが楽しいと感じた人なら特に。
私がそうだっただけです。