Y901x」タグアーカイブ

Mandriva 2010 GStreamer Check

DeskTop Linux を Mandriva に乗り換え快適な毎日である。
しかし自作動画プレイヤー Y901x が落ちまくって使えないのは困った。
コイツの操作性に慣れきってしまったのよ、自分が作ったのだから当然。

VirtualBox 上だったとはいえ 2009.1 では Y901x は問題無かったはずなのに。
SeeMe for Linux は我ながら完璧だ、32bit 限定での話だが。
怪しそうなものを考えてみる。

Mandriva のセキュリティ関連が邪魔をしているのか?
GNOME や GTK+ のバージョンが上がったせいなのか?
それとも GStreamer 自体のバージョンのせいなのか?

OS のバージョンアップで以前のアプリが動かなくなるなんて当たり前の話だからね。
過去の資産?はぁ…ドキュメントを読めない人ですかアナタ、漢字文化圏用も用意したのに。
と、Microsoft は強気でいても全然構わないと私的には思うんですけど。
でなきゃ以後の Windows の進化にまで影響が出てしまう…
Windows 7 はその点だけは残らず褒めろ、コイツの開発者達は恐るべき執念、以上脱線。

ということで。
複雑(でもないが)な Y901x では解らないので以前自分で書いたコ以下のコードで試す。
複雑でもないというのはベースである Windows 版 Y901 はトンデモネェ程複雑だから。
自身で何故こうなっているかワカンネェ、だから Cinema は超単純化…まぁそれは関係なくて。

動画プレイヤーを作る

やっぱり動かない…

bus.enable_sync_message_emission()
imagesink.set_xwindow_id(self[“drawingarea1”].window.xid)

のどちらかをコメントアウトすると別個ウインドウになって普通に動く。
つか enable_sync_message_emission ってそういうことだったのね。
知らないで以下のコードをまるまるコピペしたよ。

2. Playbin

そういえば Mandriva の GStreamer のバージョンは何?

gst_ver

0.10.25 なのか、超最新版じゃないの。

GStreamer: open source multimedia framework

むーどうやらこの辺が怪しいな。
もう少し調べてみます。

で。

seiki

Vista は普通に認証通ったよ、何時スナップショットを取ろうかな?

realize signal

Y901x はステータスバーを GtkVBox で自作しているわけなんだが…

今まで GtkWidget 上のマウスカーソルを変更するのに expose-event シグナルを利用していた。
Widget 表示後に変更しないと例外でスローされてしまうからである。
でもそれって realize シグナルでイケたのね…

class CStatusBar(gtk.VBox):
    """
        Instead GtkStatusbar
    """
    def __init__(self, num, window, arg=None):
        #
        # etc...
        #
        ##self._first_show = False
        ##grip.connect("expose-event", self.__on_expose)
        grip.connect("realize", self.__on_realize)
        #
        # etc...
        #

    def __on_realize(self, widget, event=None):
        """
            cursor change
        """
        cur_grip = gtk.gdk.Cursor(gtk.gdk.BOTTOM_RIGHT_CORNER)
        widget.window.set_cursor(cur_grip)

    """def __on_expose(self, widget, event):
        if not self._first_show:
            cur_grip = gtk.gdk.Cursor(gtk.gdk.BOTTOM_RIGHT_CORNER)
            self._im.window.set_cursor(cur_grip)
            self._first_show = True"""

余計な自前フラグも不要だし圧倒的に簡単じゃないですか。
realize はマウスカーソルを変更したい Widget 自体のシグナルを利用しませう。

もう一つ実は気にしていてほったらかしていた部分。
Resize Grip を画像で表示していたこと、結構違和感がある。
せめてデフォルトの Grip Image を表示できないものか。

gtk.Style

色々探して GtkStyle に paint_resize_grip というメソッドを発見。
コレだとよく解らないので Devhelp から gtk_paint_resize_grip を検索。

paint_resize_grip

しかし思うんだが C 言語が解らないで PyGtk アプリを作るなんて不可能だ。
最低 Devhelp が理解できないと誰かが書いたコードのコピペしかやれない。

まあそれはよくて、ということは下記でイケそうだ。

class CStatusBar(gtk.VBox):
    """
        Instead GtkStatusbar
    """
    def __init__(self, num, window, arg=None):
        #
        # etc...
        #
        """self._im = gtk.Image()
        path = os.path.dirname( __file__ ) + "/img/grip.xpm"
        self._im.set_from_file(path)
        grip = gtk.EventBox()
        grip.add(self._im)"""
        grip = gtk.DrawingArea()
        grip.set_size_request(16, 16)
        grip.set_events(gtk.gdk.EXPOSURE_MASK | gtk.gdk.BUTTON_PRESS_MASK)
        grip.connect("expose-event", self.__on_grip_expose)
        #
        # etc...
        #

    def __on_grip_expose(self, widget, event):
        """
            Draw Resize Grip
        """
        widget.style.paint_resize_grip( widget.window,
                                        gtk.STATE_NORMAL,
                                        None,
                                        None,
                                        None,
                                        gtk.gdk.WINDOW_EDGE_SOUTH_EAST,
                                        event.area.width - 16,
                                        event.area.height - 16,
                                        16,
                                        16)

nomal_statusbar

GtkDrawingArea では GtkEventBox とは違い set_events する必要がある。
grip のサイズを 16×16 に限定しているけどコレでいい?

というかこれだけだと Dust とかのテーマでは Grip Image が追従しない。
と思ったけど Firefox も同じじゃん、それならコレでいいやという感じ。
素直に GtkStatusbar を使えば Gtk+ が勝手にやってくれる。
けど Gedit のように境界線が途切れてしまうし、Gtk+ も困ったものだ。

最後に何だかよく解らなかったので *.pyc のキャッシュは毎回同梱していた。
けど無駄にも程があるので今回から省いて配布するようにした。

ということで Y901x 0.1.8 の公開です。
単なるお知らせだけじゃツマランのでコードも貼ってみました。

Y901x 0.1.7

結局スクロール関連はそのまま公開。
別にイイや、問題があったら後で直せばよいのだし。

ついでに Windows Y901 はリストの次や手前をゴミ箱移動できる機能があるのを思い出した。
ので適当に機能追加、GtkTreeView の手前イテレータ取得は前にやったので簡単だった。

ところで Shift + Delete とかをアクセラレータで処理する方法だが

self.accelgroup0.connect_group(gtk.keysyms.Delete, 0, gtk.ACCEL_VISIBLE, self.on_keydown)
self.accelgroup0.connect_group(gtk.keysyms.Delete, gtk.gdk.SHIFT_MASK, gtk.ACCEL_VISIBLE, self.on_keydown)
self.accelgroup0.connect_group(gtk.keysyms.Delete, gtk.gdk.CONTROL_MASK, gtk.ACCEL_VISIBLE, self.on_keydown)

という感じで GtkAccelGroup を作って

def on_keydown(self, accelGroup, window, keyval, modifier):
    # メニューに無いキーボード操作まとめて
    if keyval == gtk.keysyms.Delete:
        if modifier == gtk.gdk.SHIFT_MASK:
            self.delete_prev()
        elif modifier == gtk.gdk.CONTROL_MASK:
            self.delete_next()
        else:
            self.delete()

とすれば modifier で振り分けできるようです。
GtkAccelGroup でイチイチ modifier も指定しなきゃいけないのね。
これくらいは勝手にやってもらいたいと思うけど意図があるんだろうな。

GtkTreeView Scroll

何を今頃だが昨日旧 Blog の「ぱぇぽぃ」を削除した。
月単位で逆アクセスがまだ百を越えていたので意図的な放置だったんですが…
流石に三年前の「あの頃の私」が書いた記事は情報が古すぎると思ったもので。

なんたってバリバリな「 Windows 以外の OS なんて知らないよ!」なデルヒャァ屋だったし。
今になって考えればキャーリックスが大失敗に終わったのは当然過ぎて笑える結果。
mono で WindowsForm よりはマシだったがせめて GTK+ にすればよかったのに。

他にサイトの一部を整理したり、伴って外部リンクしていたコードの Blog 起こしとか。
さぼっていたわけじゃないんですけど Blog で書くようなネタが作れなかった。

ということで久々にコードを。

Y901x のリストが再生開始時に選択行が見えない場合がある。
ということでリストアップしたら表示配位内にスクロールさせようと考えた。

何故この時期に Y901x をやっているんだと言わないでくれい。
自分が作ったアプリの中ではやはり一番コイツを使うんだよということで。

Windows 版 Y901 ではやっていたんですけどね、Cinema は忘れた。
一つ上と一つ下を残すようにしないと次をクリックしにくいんで結構考える。
正直メンドイ、WPF ListView の ScrollIntoView メソッドみたいなのは無いかな?

Gtk::ScrolledWindow – Ruby-GNOME2 Project Website

Ruby だが value は upper – page_size 以下にしなければいけないとか見つかるんだが
そうすると何故かうまくいかないので無視こいて

def selection_scroll(self):
    """
        def __on_selection_changed(self, selection):
        を利用だと上手くいかない
    """
    # Get GtkAdjustment
    adjustment = self.view.get_vadjustment()
    # calc
    n = self.__get_select_num()
    if n == -1:
        return
    page_size = adjustment.get_property("page_size")
    column_height = self.column1.cell_get_size(gtk.gdk.Rectangle())[4]
    # 計算値
    sc = column_height * n
    # 現在の表示範囲に入っているか検証
    v = adjustment.get_value()
    h = page_size + v - (column_height * 2)
    if sc == 0.0:
        adjustment.set_value(sc)
    elif sc < v:
        adjustment.set_value(sc - column_height)
    elif sc >= h:
        adjustment.set_value(sc - page_size + (column_height * 2))

def __get_select_num(self):
    model, it = self.selection.get_selected()
    if it:
        path = model.get_path(it)
        return path[0]
    return -1

def __on_size_request(self, widget, event=None):
    self.selection_scroll()

てな感じでリストアップしたらこのメソッドを呼んでやる。
というところまでできた、まだ検証が甘いので今日はここまで。

覚書ページをなんとかしたい

Y901x 0.1.3 公開しました。

結局トグルボタンとラジオボタンの同期は自前で行った。
どうやったかはソースコードを見てください、我ながらナイスなシグナルの逃し方だ。
本当はラジオボタンも同じメニュー選択で解除にしたいけど一般的な動作じゃないし。

boko

ツールバーにしてみたら上のようにボッコリするのと右寄せができないので気に入らなかった。
ソースコードにコメントアウトして残しています、XML のトコも外してね。

まだやることはあるけど、とにかくこれでしばらくは落ち着けるかもしれない。

プレイヤーが作りたいというより PyGtk で何か作ったものを公開したい。
Python で GUI アプリが簡単に作れ環境もデフォルトで揃っているコトを知らない人が多すぎる。
ウチへの検索ワードにヤケに mono が多い理由はソレだと思うので知ってもらいたい。
という感じでやっているのであまり複雑にしたくないし。

つか、そろそろ覚書ページをなんとかしたいんだが今やっているコトを解説は難しいぞ。
GtkUIManager はどう考えたってプログラミング初心者には敷居が高いんだが…
恐ろしく楽ができるウイジェットだけど事前知識がかなり必要になる。

かと思えば Glade もとても初心者には勧められないようなシロモノになっちまった。
個別ウイジェットの解説から始めてゼロから作り直ししたほうが良さげな感じ。

それはそうと、いいかげんに違うアプリを作りたいものだ。
Y901x のリネーム機能を Eye of GNOME のプラグインにしようかと企んでいる。
需要はシラネ、本日はお知らせのみ。