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JXA: File trash

現行の Fedora では

gio trash ファイル名

コマンドでゴミ箱にファイルを捨てることができる。
macOS でも jxa で同じことがしたい。

javascript – Send to Trash with JXA on Mac OS – Stack Overflow

あっさり見つかったけどこれ Finder.Item である必要があるヤン。
そうじゃなくて普通のコマンドとして使いたいんだよ。

[macOS] コマンドラインからゴミ箱へ削除するスクリプトを書きました – Qiita

同じことをやりたい人って結構いるみたい。
これを JXA に変換しようと思ったけどよく解らない。
Objective-c からの変換のほうが簡単って変な感じだお。

(旧) Cocoaの日々: NSWorkspace – recycleURLs:completionHandler:(ゴミ箱に捨てる/復活させる)

うん、こっちなら結構簡単に JXA 変換できそう。
と思って書いてみたけど完走しても動かなかった。

コマンドラインアプリケーションでのNSWorkspaceの利用 – XCode(4.6)でコ… – Yahoo!知恵袋

NSWorkspace は GUI でないといけないのかな。
多分ハンドラがあるので mainloop が必要なだけだと思うけど。
ならば NSApplication を使えばイケそうだ、やってみよう。

#!/usr/bin/osascript -l JavaScript

ObjC.import("Cocoa");

function run(argv) {
    let urls = [];
    for (path of argv) {
        urls.push($.NSURL.alloc.initFileURLWithPath($(path)));
    }
    $.NSWorkspace.sharedWorkspace.recycleURLsCompletionHandler($(urls), (newURLs, error)=> {
            console.log("done");
            $.NSApp.terminate(0);
        }
    );
    $.NSApplication.sharedApplication;
    $.NSApp.run;
}

trash

これを trash という拡張子の無いファイル名でパスの通った所に置いて。
拡張子を外すので -l オプションを忘れずに。

trash filename ...

ワイルドカードも使えるし日本語ファイル名もバッチリ(死語)だぜ!
こんな短いコードでできたお、変換だらけなのは JXA の宿命。

macOS httpd.conf

macOS Mojave で httpd.conf の設定。
現行は $HOME 以下にサイトを置いて PHP を使うだけなら三個所設定すればいいようだ。
PHP7 は最初から入っている。

ただ macOS は OS アップグレードで httpd.conf がリセットされてしまう。
Fedora はアップグレードしても内容を保持してくれるのに面倒臭い。
違いは PHP をデフォルトで有効にしているかだけみたい、PHP にもバージョンがあるし。

変更する箇所は決まっているので難しいことはないけど何度もやるのは面倒。
だったら書き換えスクリプトを JXA で作っておけば楽でね?
JavaScript なら replace でアッサリ書き換えできるのがいいよね。
前回のことがあるけど GUI を使わないなら問題なく動くようだ。

#!/usr/bin/osascript

// sudo osascript apache_setup.js

ObjC.import("Cocoa");

let nil = $();
let conf = $("/etc/apache2/httpd.conf");
let root = "/Users/sasakima-nao/www";
 
// Read
let s = $.NSString.alloc.initWithContentsOfFileEncodingError(conf, $.NSUTF8StringEncoding, nil).js;
s = s.replace(
    '#LoadModule php7_module libexec/apache2/libphp7.so',
    'LoadModule php7_module libexec/apache2/libphp7.so'
);
s = s.replace(
    'DocumentRoot "/Library/WebServer/Documents"',
    `DocumentRoot "${root}"`
);
s = s.replace(
    '<Directory "/Library/WebServer/Documents">',
    `<Directory "${root}">`
);
// Write
let res = $(s).writeToFileAtomicallyEncodingError(conf, true, $.NSUTF8StringEncoding, nil);
if (res) {
    console.log("Write Success!");
}

apache_setup.js

を実行して。

sudo apachectl restart
open http://localhost/

で動作確認できるのは知っているよね。
実は同じ LAN に繋がっているスマホやパソコンがあるなら更に。

http://コンピューター名.local

でアクセスできるよ。
もちろん ifconfig からローカル IP を得てアクセスでも同じ。
これでスマホでのサイト作り時の見栄え確認が簡単に。

ちなみに NetworkManager を使っている Linux でも同じだったりする。
Fedora の場合は firewall-config で http のポートを空けてね。

ところで NetworkManager のメンテをしているのは Redhat です。
例の買収時にネットの反応に驚いたよ、皆 GUI しか見ていないのかと。

JXA error: NSMakeRect in Mojave

我が comipoli.js が Mojave で起動できない理由が判明。

NSMakeRect よ、お前が原因か。
NSMakeSize は問題ないので書き方が変わったという訳では無いようだ。
検索するとあったわ。

Problems with Mojave? ? Issue #44 ? JXA-Cookbook/JXA-Cookbook ? GitHub

NSRect を関数で得た場合でもエラーというオマケ付きかよ。
こりゃどうにもならん、修正を待つしかない。

JXA: doShellScript Line feed code

macOS の JXA で
doShellScript(“ls -l”);
とやっても最終行しか得られない、と思っていました。

#!/usr/bin/osascript
 
let app = Application.currentApplication();
app.includeStandardAdditions = true;
let res = app.doShellScript("pwd");
console.log(res);

res = app.doShellScript("ls -l");
//console.log(res);
let output = res.split("\r").join("\n");
console.log(output);

これなら全部表示できる。
doShellScript が戻す文字列の改行コードは CR だったようだ。
古い mac のままな部分が色々あって面倒臭いや。
とにかくコレさえ解れば色々応用できそう。

追記
続き CRLF | Paepoi Blog

ところで iPhone XS 買いました、iPhone 7 からの機種変更。
13インチの廉価版MacBookが9月にやってくる!?
これを期待していたのに出ないんでヤケクソで。

au shop から家に帰って初期化して iCloud から復元を選択。
「他の iCloud デバイスに確認コードを送信しました」
と出たので慌てて Macbook Air を引っ張り出す。
コレって Mac や iPad を持っていない人だとどうなるんだろう?

JXA: Shell

macOS の Finder で選択したファイルをアーカイブする作業。
zip ならコンテキストメニューで可能だけど筆者は tar.gz でないと困る。
アーカイブ名もディレクトリ名にしたい、Fedora でやっている事と同様に。

上記を一発で作る作業を自動化したい、つまり automation で。
同じ事をしたい人は少ないだろうけど JXA でシェルを使う参考に。

JXA で Finder を拡張でシェルを使おうとした場合。
そういえば起動時のカレントディレクトリはどうなるんだ?

let app = Application.currentApplication();
app.includeStandardAdditions = true;
app.doShellScript("echo $PWD > ~/jxa_pwd.txt");
//=> /

やはりルート。

つまりシェルを使う前にカレントディレクトリを移動しないといけない。
ならばこういう手で、tar.gz をディレクトリ名で自動作成する例。

#!/usr/bin/osascript

// get pwd
let finders = Application("Finder").finderWindows();
let uri = finders[0].target().url();
let pwd = decodeURI(uri).slice(7, uri.length-1);

// get dirname
let dir = pwd.slice(pwd.lastIndexOf("/")+1);

// create command
let sh = `tar -zcvf ${dir}.tar.gz`;
let selections = Application("Finder").selection();
selections.forEach((item)=> {
    sh += ` ${item.name()}`;
});

// create tar.gz
let app = Application.currentApplication();
app.includeStandardAdditions = true;
app.doShellScript(`cd ${pwd}
${sh}`);

できたお!

それにしても、JXA 関連を検索しまくって感じたこと。
DTP 屋やデザイナーなので mac を使っている人達、と筆者では JXA の捉え方に差がある。
彼等は純粋にアプリでの定型作業を自動化する目的で利用しようとしている。
筆者は Fedora でやっていることを mac で再現しようとしてシェルを使っている。

経験値の差で筆者の書いた事のほうが検索順位が上の場合があることは申し訳ない気分に。
純粋にアプリを使っている人のお役立ちより前に言語ヲタのコードが出てきたらイヤだろ。
コレを最低最悪な型でやらかしたのが Ruby だということは絶対に秘密だよ!

つまりガチで mac が必要な人から見ると筆者は完全に異端。
いや当然だよ、筆者は macOS を「ちょっぴり不便な UNIX」としてしか見ていないから。
パーミッションの変更や FTP が GUI でできないとか色々ね。

しかし Windows を仕事以外で使っている人ってマジでどこにいるのだ?
筆者の周辺には本当にいないし名駅ビックカメラに入っても外国人ばかり。
Apple のコーナーなら日本人はいるし試し打ちをする人も結構見るんだが。
JavaScript 関連で検索すると 9 割が mac という事実。
そろそろ「ウインドウズ信者」という言葉が作られてもいいレベル。
現実世界とネット上での差が年々大きくなっている。