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Fedora 15 Auto Start Application

Fedora 15 を GNOME 3 環境で使っている。

Windows でいうスタートアップ登録を行いたい。
しかし GNOME 2 時代にはメニューにあったはずの
「自動起動するアプリケーション」が見当たらない。

とはいえメニューは単なるランチャなのでをコマンドで起動できる。
Ubuntu と同じものであるが GTK3 化されているのはスクロールバーで解る。

$ gnome-session-properties

このアプリが読み込むのは以下にある *.desktop ファイル。

# 共通設定 /etc/xdg/autostart
# 個人設定 ~/.config/autostart

つまり自身で上記に放り込んでも有効だけど標準アプリがあるのだから利用すべ。
「追加」をクリックして自動起動したいアプリを登録していく。
ココでは筆者が公開している clipolix を ~/bin に放り込んだものを

~/.config/autostart ディレクトリが作成されているので確認。

そして再ログイン。
これだけで見事にログインで自動起動環境の完成、簡単ですね。

Fedora 15 Keepassx

Fedora 15 で Keepassx を使って困ったことがあった。
Ctrl+V での貼り付けでは @ が [ になって貼り付けされる。

ユーザー名にメールアドレスを利用するトコって多いから困る。
日本語キーボードの @ 位置は英語キーボードだと確か [ だよなぁ。
とりあえず setxkbmap -print コマンドで見てみる。

pc104 って何だ?よくわからん。
とりあえず ~/.bash_profile に以下を追記して再ログイン。

setxkbmap -model jp106

これで Keepassx の貼り付けは問題無くなった。
しかし setxkbmap -print コマンドは何も変わらない。
もっと正しい方法があるんだろうな。

iter_previous @ GTK+ 3 only

seemex を Ubuntu 11.04 で動かすテスト。
あらら色々問題が。
まず前回書いた StyleContext は GTK+ 2 では使えない。

# Toolbar Style
toolbar = self.uimanager.get_widget('/ToolBar')
toolbar.set_style(gtk.ToolbarStyle.ICONS)
try:
    style = toolbar.get_style_context()
    gtk.StyleContext.add_class(style, gtk.STYLE_CLASS_PRIMARY_TOOLBAR)
except Exception, s:
    pass # GTK+ 2

コレでいいや、GNOME 3 に合わせたいだけの処理なのだし。

AboutDialog の get_major_version() メソッドも使えなかった。
MAJOR_VERSION とかの定数はどちらでも使えるからコッチに変更しよう。

更に GtkTreeView 順番を上に移動する iter_previous もダメか。
GtkTreePath には確か prev メソッドがあったよな。

def on_item_up(self, widget, event=None):
    selection = self.custome_treeview.get_selection()
    model, it = selection.get_selected()
    p = model.get_path(it)
    if it:
        path = model.get_path(it)
        if path.prev():
            itprev = model.get_iter(path)
            model.swap(it, itprev)
            self.change()
        """ GTK+ 3
        itprev = it.copy()
        if model.iter_previous(itprev):
            model.swap(it, itprev)
            self.change()"""
    else:
        self.messagebox(MESSAGE_NON_SELECT)

せっかく簡単になったけど GTK+ 2 のままの Ubuntu を考慮しなきゃとは…

しかし Fedora の VirtualBox ose アップデートはまだか。
右 Ctrl+F でもそのまんま XGA サイズだし \ は打てないし辛い。

Fedora 15 Trash icon on your desktop

Fedora 15 x86_64 を二週間も使って何を今頃気がついた。
dconf-editor で

/org/gnome/desktop/background/show-desktop-icon
にチェックすればデスクトップに物が置けるようになるこうしておけば

/org/gnome/nautilus/desktop
以下で GNOME2 同様にデスクトップアイコンの表示切り替えができる、ついでに

/org/gnome/desktop/interface
以下でツールバー文字を消したりメニューやボタンにアイコンを付けたり。

やっぱりデスクトップには物が置けたほうが便利だ、ゴミ箱も表示できるし。
特にスクリーンショットの整理が今まで面倒だったのよね。

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ところでこの Gedit ツールバーのように seemex はできないのだろうか?
GNOME アプリは全部この色付きスタイルになっているので違うと気になる。

そんな時はソースコードを見れば解るはず、Eye of GNOME のサイトから FTP だ。
Eye of GNOME の「情報(A)」から普通にアクセスしてとっとと落とす。

gtk_style_context_add_class
という関数を使うようだ。
そうか Style がどうとかドキュメントにあるのはこういうことか。
今まで知らなかった、とにかく Python から利用するにはこう書けばいいようだ。

# Toolbar Style
toolbar = self.uimanager.get_widget('/ToolBar')
toolbar.set_style(gtk.ToolbarStyle.ICONS)
style = toolbar.get_style_context()
gtk.StyleContext.add_class(style, gtk.STYLE_CLASS_PRIMARY_TOOLBAR)

おぉ同じになった、こうすればいいようだ。
しかしこんなページを見つけたけどこうしなきゃダメなのかな?

“Hello World” in Python with GTK+ 3

というか PyGtk ではないので Python with GTK+ 3 と書くべきなんだろうなと。

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ところでアップデートしたら何故か gcc が入っていた。
/usr/include にヘッダとかも、自分で入れた覚えは無いがいつのまに。

何かにくっついてきたのだと思うけど、まあいいや。
Python のほうが便利なので気が向いたらでしか使わないと思うけどさ。

pygtk3 pack_start

自作 PyGtk アプリを Gtk3 に切り替えしたい。
よし、まずは SeeMe for Linux だ。
現行 Opera の仕様と合わないまま放置もどうかと思うし。

名前を SeeMe for Linux という無駄に長い名前から seemex に変更。
単純に打つのが面倒なだけです、バージョンは 2.0 でいいな。

まず gtk 名前空間の変更、面倒だから変名しちゃえ。
というか大文字の名前空間ってやっぱり変だよね。

#import pygtk
#pygtk.require("2.0")
#import gtk
from gi.repository import Gtk as gtk

定数の大半が列挙体名のアトリビュートに変わっているのは以前書いた。
gtk.FILL が Gtk.AttachOptions.FILL になったのを見つけるのに苦労したぞ。

pack_start の引数は expand, fill, padding を C 同様に全部指定する必要あり。
デフォルト引数は現行方式では用意されていない、バインディング方法が違うし。

# old pack_start(child, expand=True, fill=True, padding=0)
v = Gtk.VBox()
v.pack_start(widget, True, True, 0)
#v.pack_start(widget) Error

アイコンは GdkPixbuf を作らなくてもパスで良かったのね、前から…

path = os.path.join(os.path.dirname( __file__ ), "seeme.xpm")
#self.icon = gtk.gdk.pixbuf_new_from_file(path)
#self.set_icon(self.icon)
self.set_icon_from_file(path)

でも GdkPixbuf をファイルから作らないと Y901x のボタンが利用できない。
んー cairo を使うみたいなんだけど今はよく解らない。
seeme からやりはじめて助かった…

レンダラのコールバック引数とかに user_data が入って飛んでくる。
とにかく何をやるのも C 言語で書くのと同じようにしなきゃいけなくいなった。

GtkDialog に vbox アトリビュートなんかも当然無い。
C 言語同様に get_content_area で GtkBox を得る必要あり。
PyGtk だからこそ便利だった拡張が丸ごと利用できなくなった。

他 PyGtk2 との細かい差はここから辿って見つけて。
GTK+ 3 Reference Manual

GtkAboutDialog は set_url_hook せずともリンクボタンになる。

VERSION = "1.9.0"

class SeeMe4(gtk.Window):
    #...
    def on_about(self, widget, event=None):
        url = "http://palepoli.skr.jp/"
        w = gtk.AboutDialog()
        w.set_transient_for(self)
        w.set_program_name("seemex")
        w.set_version(VERSION)
        w.set_copyright("Copyright(C) 2009-2011 sasakima-nao")
        w.set_license("GPL")
        w.set_logo(self.get_icon())
        v = "GTK+ Version {0}.{1}.{2}".format(
                gtk.get_major_version(),
                gtk.get_minor_version(),
                gtk.get_micro_version())
        w.set_comments(v)
        w.set_website(url)
        w.set_website_label(url)
        w.run()
        w.destroy()

よし、とりあえず GTK+ 3.0 なアプリになったぞ。
Ubuntu 11.04 で動かしていないけど多分 Ubuntu では GTK2 になるはずだが。
後は現行 Opera で無意味になったセパレータ指定とかを消したり色々。

バックアップ
seeme-1.9.0.tar.gz

コイツが一段落したら Windows 版をどうしよう…

v1 とある理由から Delphi でチャチャッと作成
v2 動画プレイヤー作りが嫌になった反動で無意味にコレの製作を続ける
v3 WPF で何か作りたいという理由だけで C# 化
v4 インストーラを作ってみたいという理由だけでインストーラ化
v5 IronPython で何かを作りたいという理由だけで IronPython 化
v6 自分でビルドしろ第二段にしたい理由だけで C# に戻す、かも…

Windows 版は完全に作者のおもちゃ。
いやコレを作ったから私は十年も生き残っているのは間違いないんだが。