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Fedora 28 Upgrade p2

前回書いた Gedit の不具合の軒。
Gedit だけでなく GTK3 全体の GtkEntry, GtkTextView 全部だった。
具体的には。

まず日本語を打ち込み変換する。
そのまま Enter にて確定させずに次の文字を打つ。
今まではそのまま確定されて次の文字が普通に打ち込めた。
Fedora 28 では最初のキーが確定扱いになりそのキーは無かったことになる。
結果、子音が無い状態になるのでボインだらけに

これが Wayland かつ GTK3 アプリでしか起こらないっぽいからややこしい。

Nautilus で Ctrl+l を叩いて試しても同様になると確認できる。
Electron の Visual Studio Code なら問題無かったのはそういうことね。
GTK2 の goodle-chrome のアドレスバーも問題無いね。

症状は解ったけど、どうすりゃいいんだ?
ibus は関係ないみたいだし、うーん。。。。。

ところで。。。。。
Fedora 28 は絵文字の挿入に Ctrl+Shift+e が割り付けされてしまった。
筆者の公開プラグイン html_escape と被る、変更しなきゃ。

ついでに、以前 blog で書いた repert_line だけど
“<Alt><Shift>Down” は駄目だが “<Alt><Super>Down” なら使えるようだ。
こっちのほうが直感的だからコレをデフォルトにしよう。

ということで更新しました。
Gedit 及び Eye of Gnome プラグイン – L’Isola di Niente

それに伴って。
VSCode Linux 版の行コピーデフォルトは Ctrl+Alt+Shift+Down だ。
これは下の仮想デスクトップに移動という GNOME のキーと被る。
Alt+Shift+Down はカーソルコピーという使いそうもない機能なので削除。
コイツを行コピーに割り付けして、よし macOS 版と同じにしたぞと。

今回はヤルこといっぱいあるなぁ。

Fedora 28 Upgrade

Fedora の更新通知が来た。

What’s New in Fedora 28 Workstation – Fedora Magazine

Google Chrome 等のリポジトリが最初から登録されているってことかな?
VirtualBox Guest Additions が最初から入っているということらしい。
Shotwell という古臭い UI のアプリは御役御免になったようだ。
筆者的にはどうでもいい、今回はあまり魅力を感じないな。

普通に gnome-softwere を立ち上げ更新ボタンをクリック。
「更新をダウンロードしています…」でしばし、いやかなり待たされる。
何をやっているかは GUI ではよく解らないな、んでソレが終わると。

この画面になる、[ダウンロード(D)] ボタンをクリック。
これで巨大な本体が落とされる、macOS と比べればカワイイものだが。
ダウンロードが終わるとボタンが [インストール(I)] に変わるのでクリック。
パスワードお打ち込んで、後は全自動なのでスマホゲームでもやって待つ。

再起動で何故か壁紙が白紙に、設定でデフォルトらしきものを割り当て。
それ以外は全部引き継ぎされたようだ。

んと、NVidia ドライバー等は RPM Fusion のサブセットなのか。
google-chrome を勝手に無効にしないでくれよ。
unitedrpms リポジトリは残っている。

Gedit がついに 3.28 にアップグレード!
って Wayland で Ctrl+F9 が使えないままなんですけど。
それよりキーの認識に失敗するのかコレを書いてて母音だらけになるんだが。
Visual Studio Code では問題ないので完全に Gedit がおかしい。

試しに X.org でログインすると問題なくなる、再起動も意味無し。
キーボードを打つのが遅い人なら気にならないと思うけど。

ということでここからは Visual Studio Code で書くことに。
とうとう乗り換えなのかな?モードラインさえ完全に再現してくれればだけど。

GNOME 3.28 Release Notes

GNOME については上記のとおり、Star は macOS の機能とだいたい同じっぽい。
筆者は IconView しか使わないけど、使い道があるならってことで。
Nautilus のタブをドラッグして新しいウインドウに分割ができなくなっているんですが。。。
Shift+Delete で完全削除が何故か無効にされていたので再設定。

前回の更新で唖然とした dconf-editor はまともな UI になった。
org.gnome.desktop.background show-desktop-icons
のキーは残っているけど有効にしても無視されるだけのようだ。
デスクトップにファイルは置けなくなったけど筆者はそもそも無効で使っているし。
てか Tips ページを書き換えしなきゃ。

GNOME Photos がデフォルトで入っていないんですけど?
evince や eog も 3.28 になっているけど違いが解らない。
GNOME MPV, KeePassX, VidCutter 等筆者が他に使っているアプリは問題無し。
自作の Comipoli, Y901x も問題無し、Gedit 以外は普通に使える。

Gedit 以外のエディタを使っていない人はしばらく待ったほうがいいかも。
古い X.org でログインすればいいけど今更って感じだしね。
プログラミング関連は後日。

おまけ。

Ubuntu 18.04 LTSインストール後にすべきこと | マイナビニュース

サルブンツって海外ユーザーまで超後ろ向きで唖然。
大人しく Windows7 でも使っていればいいのにって感じ。

mac: unzip 文字化け

macOS 版 Comipoli が cbz 内部で日本語があるとエラー。
原因を色々探ってみたら zipinfo がこういうことになっていた。

Fedora

macOS

macOS の zipinfo が日本語ファイル名を出力できないだけだった。
どちらも LANG=ja_JP.UTF-8 だし、Terminal.app も日本語出力は普通にできるし。
でも何故か展開すると普通に日本語ファイル名になる。

個別取り出しも日本語指定で取り出せる、意味ワカンネ!
つまり、この出力を日本語にて得られないと個別取り出しができないってことだ。

いくら検索しても shift-jis のことしか出てこない、んなもん常識以前だろ!
UTF-8 が化けることに誰も気がついていないのか。。。。。

NSStringEncoding – Foundation | Apple Developer Documentation

コイツを色々試したけどドレも日本語に戻せない。
iconv も試しているけどお手上げ状態。
日本語は非サポートってことで済ませようかな。。。。。

現状を置いておきます、日本語ファイル名でなければ動くんだけど。
comimac-0.0.2.tar.gz

ところでオプションでなんとかしようと漁っていたらこんなのが。
macOS ではオプションに出ない -O, -I って何だろう?

Unzip の日本語ファイル名の取り扱いについて | FreeBSD | daily memorandum 3.0.0

ってつまり。

#!/bin/sh
unzip -Ocp932 "$@"


_Zip932 とかの名前で Nautilus Script に登録しておけば Fedora も例の文字化けを回避。
macOS の奴はパッチが当たっていないようなのでこの手段は使えない。
Ubuntu の奴はコレを自動判別しているだけ、ってことみたい。

Comipoli は進まなかったけど面白いことを知った。

Gmail…

google アカウントから「ブロックしました」と度々通知が来るようになった。
何だよ、筆者のアカウントなんかハッキングしてもたいしたもんは無いぞ?

何度も来るのでさすがにおかしいと思い通知の時間を元に色々検証。
って、その通知メールを受信している Sylpheed 自身が原因だった。
imap で既読を付けようとする毎にブロックされているようだ。
3.6 は Gmail が要求するセキュリティに合致していないってことかな。

Sylpheed – 軽快で使いやすいオープンソースのメールソフト

3.7 が出ているけどこの件には関係なさそうだなぁ。
安全性の低いアプリへのアクセスを許可もできるみたいだけど。。。。。
今は全アカウントで imap なので何を使ってもいいし。
他を探してもまたブロックされるかもしれないし。

ということで数年ぶりに Evolution を起動。
こいつはブロックされないようだ、当然だと思うけど。

あぁ、GNOME 純正でないのは KeePassX と google-chrome だけになってしまった。
実際 macOS ではこれに Visual Studio Code が入るだけで使ってるし。

十年くらい前に Linux を使い始めてからずっと使い続けているメーラーなのに。
まさかこんな理由で乗り換えするはめになるとはね。
今後もこんな感じでサードパーティの淘汰みたいな流れなんだろうな。

text/x-python3

Fedora 27 では ContentType に text/x-python3 が追加されていた。
…ことを昨日久々に Python ネタを書いてやっと気が付く筆者であった。
Gedit で python の所に登録したスニペットが流し込めなかったということで。

とうとう Python2 からの完全置き換えをあきらめたということかな。
ちなみに Gedit はモードラインが無いなら ContentType で見分けている。
どういう振り分けをしているのかしらべてみよう。

/usr/share/mime/magic
を Gedit で無理矢理開いて Ctrl+F から python3 を検索。

あぁシバンのみで判断しているってことね。
拡張子を py にしただけのファイルは text/x-python のままだ。

python3+15 って何だろと思ってアレコレ試してみた。
先頭から 15 文字目までにコレを見つけたら Python3 だと認識、でいいのかな。

#!!!!!!!!!!!/usr/bin/env python3

から ! を一文字増やし Ctrl+s で Gedit のステータスバー表記が Python に変わる。

いや実験です、この shebang は当然動作しません。
しかし 15 文字っていったいどんだけ変な場所に env があるんだよ。

とにかくこれで Python2/3 コードの振り分けが簡単になる。
いや現行の Fedora デフォルトに Python2 は含まれていませんけど。