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Fedora 31 Upgrade

Fedora 31 が出たので 30 からアップグレード。
方法はいつもと同じなので省略。

gnome-terminal の HeaderBar にあった妙な違和感が消え一般的になった。
python のリンクが python3 になった、今更感が凄い。
どうしても python2 が使いたいなら python2 と指定。
いや、デフォルトでは python2 は入っていないんだけど。

しかし Gedit は python の shebang を python2 と認識するまま。
#/usr/bin/env python3 と書かないと python3 と認識しない。

Super+A でのアプリケーションメニューのまとめが少し変わった。
サブ項目が「ユーティリティ」という一箇所にまとめられた。
多分 macOS の真似。

firewall-config と dconf-editor だけ Sundry にまとめられた。
システムに関するものをデフォルトと後入れに分けたみたいね。
iPhone みたいにドラッグして自分でまとめられるからどうでもいいかも。

Wayland でフルスクリーンから戻る時がスムースになった、気がする。
戻る時に表示が崩れることが多々あったけど今のところ起きていない。

後は、何も変わった気がしないなぁ。
一部のデフォルトアイコンや設定の配置が少し変わったけど別にって感じ。
後は GtkCheckButton の色が少し濃くなった程度しか解らない。

筆者の公開アプリやプラグインは全部そのまま問題なく動くし。
macOS と違って httpd.conf のカスタムなんかは引き継ぎされるし。
Celluloid がアップデートしていないのに落ちなくなったのは意図的?
最近の Fedora upgrade は問題が出なさすぎて面白くないや。

Fedora USB

突然だがメインマシン (Fedora) のスピーカーが壊れた。
ということで楽をしようと USB 給電の安い奴を買った。
超高音がとうの昔に聞こえなくなっているジジイは安物スピーカーで充分だ。

これでノートパソコンのように本体の電源 OFF に連動してスピーカーも…
給電され続けるじゃん!

パソコンの電源を切っても、USB 機器に給電される。 | ドスパラ サポートFAQ よくあるご質問|お客様の「困った」や「知りたい」にお応えします。

筆者のマザーも ASRock なのでコレだな。
S5 って何だ?

PC の電源がオフでも USB が通電し続けるときの解決方法

S4-S5 ってつまり Windows10 専用ということか。
バイオスの領域なので OS の種類は関係ないはず。
Fedora 等の Linux なら S5 に指定すればいいってことだろう。
筆者のバイオスは日本語化されていただけで設定は同じだった。

設定して、よし連動するようになった。
音は、まあ安物なので。

上記とは関係ないけど。
macOS 10.15 Catalinaのインストーラアプリのサイズは8GB超えでMac OS X 10.7 Lion以降で最大に。 | AAPL Ch.

まじで 8.09GB もある、Apple さん勘弁してくれ。
次回から macOS ネタになる予定。

Celluloid

Fedora でアプリケーション一覧、あれ?
Celluloid というインストールした覚えのない GUI アプリがあるんだけーが。
というか gnome-mpv が無いぞ。

Celluloid

gnome-mpv が知らない間に変名していたのか。
そりゃ使おうと思うまで気が付かないよ、普段鑑賞用途は自作して使っているんだから。
試しに gnome-mpv を dnf から指定してみたらリンクなのか変名版が出て来た。
つまりパッケージマネージャは変名 Update にも普通に対応しているようだ、へー。

ただ現行版は Fedora でメニューボタンを押すと落ちるんだが、アップデートを待つか。

それと初期化で動画の元サイズにリサイズせず固定にできないものか。
筆者自作のプレイヤーも以前はそうしていたけどスマホが普及した今となっては合わない。
スマホの縦動画や 4k 等々で元サイズが豊富になった現状では MPV 方式はイラッとする。

動画プレイヤーの自作をやっていて良かった、自分に必要な機能に絞ったものが手に入る。
それも不満がサイズ関連だけで良かった、サイズ固定ならむしろ簡単なんだからさ!

有名アプリだとか複数人が開発に関わっていると基本動作を変更するのは超難問だ。
Windows 日本語版が cp932 から脱却できないなのもソレ、依存していた大多数の顧客を失う。
その理由で Windows を完全に使わなくなった人は筆者を含めて 1% にも満たないと思う。
mpv 系の場合はオプションで対応できる、と思うけど筆者の知らない色々があるのかなと。

そんなこんなで。
上記リンク先から Celluloid のソースコードに辿り着けるだろう。
プログラミングに興味を持つのは現状に不満がある、ことがキッカケなのだから。

PrintScreen

突然だがデジイチを先日はじめて買った。
Nicon D3400 という型落ちだけど新品かつ望遠レンズとバッグ込みで五万ならばと。

理由はポケ GO をヤメたので別の歩き回る理由が欲しいというこで。
10 年前の IXY からの乗り換えなのでデジイチなら何でも満足できそう。
欠点は今のところ人前で出すのは結構勇気がいるということだけだ。

先日の十五夜に IXY や iPhone では話にならない満月を撮ってみた。
しかし 6000×4000 の JPEG って 6MB 以上もあるんだよね。
1920×1080 のフル HD に切り出そうと考えた。

eog で開く
Ctrl+0 で等倍にする
F11 でフルスクリーン
月を中心に動かして PrintScreen

スクロールバーも一緒に切り出し、ちょっとまて。
Fedora じゃ駄目だ、macOS でやってみよう。
macOS だと 1440×900 になるけど。

プレビューで開く
command+0 で等倍にする
command+control+F でフルスクリーン
command+shift+3 でスクリーンショット
Retina の場合 72dpi に変換

ド素人がフルオートで撮ってもそれなりなものに、流石デジイチだ。
何年かたった後自分で見て「こんなもん…」と言える人に私はなりたい。
しかし切り出し作業が面倒臭い、てかデスクトップの Fedora でやりたいし。
切り出しアプリでも作るか、その手順を考えている時が一番楽しい。

Fedora 30 Upgrade

Fedora 30 来ました。
下は [ダウンロード] ボタンを押した状態、今回はアップグレードです。

UnitedRPMs リポジトリを一時的に Disable にしないと更新できないエラーが出る。
無効にして再開、[インストール] ボタンが出るので押してパスワード。
しばらく待っていると Fedora 30 になっていた、アップグレードおしまい。

見た目の変更点とかはインストールだけなブロガーが書くだろうから無視して。
ずっと使ってプログラミングしている人しか解らない変更点なんかを。
てか、Linux ってプログラミングしない人には不便なだけの OS なんだけど。

何より、Gedit てか GtkSourceView が改善された!
タブのアクティブ毎にカーソル位置へ勝手にスクロールするのがウザかった。
それが何か打ち込むまで勝手にスクロールをしなくなった、マジで嬉しい。

Gedit のタブをドラッグして別ウインドウ時のアニメーションが復活。
前に戻っただけじゃんというのは置いておいて。
Nautilus は何故コレをできなくしてしまったのだろう?

Nautilus でファイルのドラッグ移動が失敗する場合があるのは変わっていないな。
ただ筆者はドラッグがスゲェやり辛い Macbook Air 2018 を併用しているということで。
command+X, command+V で移動が普通になっているので Ctrl+X でのファイル移動に苦は無い。

デフォルトじゃないけど Geary(メーラー) の起動が死ぬほど遅くなった。
追記: アップデートで普通になった
何故だろう、思いっきり GTK3 アプリなのに。
Google Chrome, KeepassXC, GNOME MPV 等は問題無し。

一番気になるアプリケーションメニューの廃止。
ハンバーガーメニューにする前の Comipoli 0.3.4 を起動してみる。

ココに出るだけか、あわてて作り変える必要は無かったな。

GNOME アプリは元の位置に「新しいウインドウを開く」が出る。
我がアプリではココが空になる、どうやるか後で調べる必要があるな。
「詳細を表示する」を選ぶと gnome-softwere の該当ページが開く、これ必要か?
ちなみに我がアプリ等の自前インストールは「見つかりません」と出る。

設定のアプリケーションって何かと開いたら我がアプリまで。
*.desktop ファイルを解析している、というか *.desktop を編集できるってか。
追加ができないのではあまり意味は無いと思うんですけど。

後は特に変わったような気がしない、何か気が付いたら又。

そうそう、我がアプリの Comipoli はハンバーガーメニュー化だけで問題無し。
Y901x は引数付き起動ができなくなっていた!
Gjs, Clutter, GStreamer のドレが原因か解らないけどなんとかしなきゃ。

二時間くらい調べてなんとか原因が判明。
ClutterGstVideoSink で得る GstPad が null になっている。
別の手段で動画のオリジナルサイズを得る必要があるなと。

ClutterGstTypes: Clutter Gst 3.0.24 Reference Manual

ClutterGstVideoResolution 構造体に width, height があるな。
だったらこうすればサイズが得られるのかも?

var Y901xWindow = GObject.registerClass({
    GTypeName: 'Y901xWindow'
}, class Y901xWindow extends Gtk.ApplicationWindow {
    _init(app) {
        super._init({application: app});
        // etc...
        this.player = new ClutterGst.Playback();
        // Ready
        this.player.connect('ready', (player)=> {
            this.player.set_playing(false);
            // Get Origin Size
            let vsink = player.get_video_sink();
            /* old
            let it = vsink.iterate_pads();
            it.foreach((pad)=> {
                let caps = pad.get_current_caps();
                let struct = caps.get_structure(0);
                this.src_width = struct.get_int('width')[1];
                this.src_height = struct.get_int('height')[1];
            });*/
            // new (Fedora 30)
            let frame = vsink.get_frame();
            this.src_width = frame.resolution.width;
            this.src_height = frame.resolution.height;

イケた!

ということで Comipoli 0.3.5, Y901x 1.2.1 公開。
Linux アプリケーション – L’Isola di Niente

Y901x のほうは変更点が多いけど解説すると長くなるのでまた今度。

ところで Fedora 29 の時に勘違いしていたけど GTK+ の 2 年枚更新は前回だったのね。
だから少し仕様が変わっていたのか、次の仕様変更は Fedora 33 なのね。
筆者はそれに合わせてクリーンインストールする予定。