MacBook AIr」カテゴリーアーカイブ

macOS 10.15 Catalina

macOS 10.15 Catalina を導入しました。
Macbook Air 2018 の Mojave からのアップグレードです。
さて、一番気になる所をチェック。

デフォルトシェルは初期状態では bash のまま。
ただし [zsh に自分で変更しろ] というメッセージが毎回出る。
.bashrc でカスタムしていた所は .zshenv に変換コピペ等の猶予がある。
一通り調べた後で筆者も zsh に変更します。

Python2 も実は残っている、同様なメッセージが出る。
でも Python3 ってあれ?

筆者は自分で Python3 を入れたけど、それは /usr/local/bin にある。
デフォルトで /usr/bin に入るようになったみたい、情報が無かったけど。
シンボリックリンク先は同じなので残しても問題ないけど local のは消すかな。

PyObjC は pip3 で自分で入れたのだけどコレも最初からあるのかいな?
他人の情報を待とう。

筆者自作の Comipoli はソースもビルド済みも問題なく動いた。
ただソースのまま起動するのが異様に遅くなったような気が。
macOS アプリケーション

何より気になる JXA での NSRect のバグ。

そのまんまヤン!
もう JXA はダメだ、GUI は PyObjC に完全移行しよう。

httpd.conf はやはりリセットされた。
変更点は特に無いようだ、とっとと元に戻す。
macOS httpd.conf | PaePoi
んで

sudo apachectl restart

そんなことより。
sips を使ったスクリーンショットの 72dpi 変換ができない!
macOS をクイックアクションで拡張 – L’Isola di Niente
シェル変更の影響か?

#!/usr/bin/env python3

# change72dpi *.png

import sys, os
from AppKit import *
from Quartz.CoreGraphics import *

args = sys.argv[1:]

for s in args:
    name = os.path.basename(s)
    src_image = NSImage.alloc().initWithContentsOfFile_(name)
    img = NSBitmapImageRep.imageRepWithData_(src_image.TIFFRepresentation()).CGImage()
    h = CGImageGetHeight(img) // 2
    w = CGImageGetWidth(img) // 2
    ctx = CGBitmapContextCreate(None, w, h, 8, 4 * w, CGColorSpaceCreateDeviceRGB(), kCGImageAlphaPremultipliedLast)
    CGContextDrawImage(ctx, CGRectMake(0, 0, w, h), img)
    imgref = CGBitmapContextCreateImage(ctx)
    out_image = NSImage.alloc().initWithCGImage_size_(imgref, (w, h))
    bmp = NSBitmapImageRep.imageRepWithData_(out_image.TIFFRepresentation())
    data = bmp.representationUsingType_properties_(NSBitmapImageFileTypePNG, {})
    data.writeToFile_atomically_(f'72dpi-{name}', True)

以前書いた使い捨てスクリプトでなんとか 72dpi 変換した。
しかし端末でこんなの出ていたっけ?

とりあえず気がついたのはそんなところ。
相変わらず mac らしい使い方をしていないなぁ。

run shebang @ Visual Studio Code

本サイトのアクセス状況がなんか変。
ログのユーザーエージェントを見ると WWWC が、コイツが原因か。
Windows のネタなんてとうの昔に全削除しているのに意味不明、何故?

よし、今月は macOS のネタしかやらないことにする。
来月は Fedora 30 が出るはずだし、ということで。

とりあえず今朝までに blog でやったクイックアクション等はまとめた。
macOS Tips – L’Isola di Niente

次は VSCode を Gedit 化するページを作っているんだけーが。
実はまだ shebang 実行を実現していなかったりする。
Gedit でスクリプトを debug – L’Isola di Niente

tasks.json は Python3 では “command”: “python3” にしているだけ。
Visual Studio Code 2018 | PaePoi

シバンを見つけて実行する手段が無いのなら自分で作ればいいジャン!
head コマンドからシバン部分を抜き出すスクリプトを書いてしまえ。

#!/bin/sh

line=`head -n 1 $1`
${line#*!} $1

たった 2 行。。。

これに run_shebang と拡張子の無い名前を付けて保存。
実行パーミッションを付けパスの通った所に置く、tasks.json の書き換え。

{
    // See https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=733558
    // for the documentation about the tasks.json format
    "version": "2.0.0",
    "tasks": [
        {
            "label": "run shebang",
            "type": "shell",
            "command": "run_shebang",
            "args": [
                "${file}"
            ],
            "group": {
                "kind": "build",
                "isDefault": true
            },
            "presentation": {
                "reveal": "always",
                "panel": "new"
            }
        }
    ]
}

command に run_shebang を指定。
タスクの実行をやってみる。

よしイケる、もっと早くこの方法に気が付けばよかった。
拡張又はフリーソフトをインストールwwwww
って、たった 2 行のスクリプトすら自分で書けない人のやることだ。

clip command (macOS)

前回ので思いついた。
コマンド出力をクリップボードに直接入れるコマンドがあったらいいな。
パイプで渡せば即コピー、変数を引数にするとそれをコピー。
JXA で簡単に作れそう。

#!/usr/bin/osascript -l JavaScript

ObjC.import("Cocoa");
ObjC.import("unistd");

function run(argv) {
    let clipboard = $.NSPasteboard.generalPasteboard;
    clipboard.clearContents;
    if ($.isatty(0)) {
        let s = argv.join('\n');
        clipboard.setStringForType($(s), $.NSPasteboardTypeString);
    } else {
        let fhi = $.NSFileHandle.fileHandleWithStandardInput;
        let data = fhi.availableData;
        let res = $.NSString.alloc.initWithDataEncoding(data, $.NSUTF8StringEncoding).js.trim();
        clipboard.setStringForType(res, $.NSPasteboardTypeString);
    }
}

clip.js

# macOS 使いなら知っているだろうけど一応
cp clip.js clip
chmod +x clip
mv ($PATH の中のどこか)

# 使い方
ls -l | clip
clip $SHELL

こんな感じ。

Terminal.app からコピーする手間が省ける。
需要があるかどうかは微妙。

Automator Clipboard

クイックアクションのネタもう一つ。
やってみたら上手くいったので。

macOS でフルパスが必要な時、Terminal.app にドロップしてからコピー。
が有名な方法だけど正直面倒臭い、クリップボードに一発でコピーしたい。
minipoli を作った作者だもん、もう誰も覚えていないだろうけど。

クリップボードを使ってみる ? Swiftをはじめよう!

macOS では NSPasteboard を使うようだ。
クイックアクションで簡単に作れそう。
NSRect を使わないなら JXA でイケるな、よし。

Automator 起動、クイックアクションを新規作成。
[指定された Finder 項目を取得] を配置
[JavaScript を実行] を配置

ObjC.import("Cocoa");
function run(argv) {
    let s = argv.join('\n');
    let clipboard = $.NSPasteboard.generalPasteboard;
    clipboard.clearContents;
    clipboard.setStringForType($(s), $.NSPasteboardTypeString);
}

ファイル名コピー.workflow

NSPasteboardItem は必要なかった。
後はフルパスを得たいファイルを選択してコンテキストメニューから

後はそのままテキストエディタ等に貼り付けできます。
join(‘ ‘) にすれば端末用の空白区切り、等に応用できます。

ちなみに GNOME(GTK+) 環境では同様な処理は不可能。
クリップボードは特殊なバッファではなく単なるポインタだから。
コピー元アプリを終了させるとバッファを保持できなくてペースト不可になる。
Gedit と gnome-terminal で試してみるとすぐ解ると思う。
Linux ではフルパスを使うことは皆無に近いから別にいいんだけど。

macOS Zip compress without ‘__MACOSX’

前回の続き。
よく考えたら zip コマンドなら __MACOSX は作られないんだよね。
だったらクイックアクションを作ってしまえばイイじゃん。

せっかくなのでプロンプトを出して圧縮名を決められるようにする。
デフォルトはディレクトリ名で、Fedora の file-roller と同じように。

Automator 起動、クイックアクションを新規作成。
[指定された Finder 項目を取得] を配置
[シェルスクリプトを実行] を配置

dpath=`dirname $1`
cd $dpath
dname=`basename $dpath`

res=`osascript -e "set result to display dialog \"Archive Name ?\" default answer \"$dname\"
text returned of result"`

for f in "$@"; do
	s=`basename $f`
	param+=" $s"
done

zip -r $res.zip $param

保存、日本語でもいいよ。

注意点はパラメーターはフルパスだということ。
$@ で zip に渡すと展開時にパスを再現してしまいます。
dirname, basename コマンドをフル活用しよう。

Finder で何か選択して実行、よし __MACOSX の無い zip のできあがり。
二本指タップから ZIP 圧縮するんだから同じだよね。
ただ、Automator のエディタはなんとかならんのか、編集し辛すぎ。