何故唐突に Mandriva の KDE をインストールしようと思ったかというと
標準動画プレイヤーが Totem だったから、PyGtk や PyGst 標準装備が期待できる。
なら Y901x や SeeMe がそのまんま動くんじゃね?
それと KDE ならもうちょっと Opera が安定しないかな?と思い始めた。
だからといって Kubuntu では芸が無い、Open SuSE は以前懲りた。
そんな時 Mandriva を見つけた、VirtualBox があるしとりあえず試してしまえ!
One という Live CD でそのまま HDD インストールができるようだ。
Ubuntu と同様に CD サイズというのが魅力だね、Fedora や Open SuSE では DVD だし。
こういう形式が増え簡単で嬉しい、とにかく本家サイトに行ってみる。
しかし本家からだと日本語版は落とせないようで。
kanzメモ: Mandriva Linux 2008 Springインストール
ということで riken の ftp を探して以下の iso と md5 をダウンロード。
Download をクリックしてポチポチやれば ftp を見つける方法はすぐに解ると思う。
ユーザー登録は行わずともよい、つかお試しにユーザー登録させようとすな!
mandriva-linux-one-2009.1-KDE4-asia-noindia-cdrom-i586.iso
mandriva-linux-one-2009.1-KDE4-asia-noindia-cdrom-i586.iso.md5
md5sum コマンドで iso が正しいのを確認、VirtualBox へマウント。
Mandriva のインストール項目が VirtualBox には無い、その他を選ぶ。
Gentoo はあるんだが、こっちのほうがいいのかな?
メモリを 256 だと Live の起動に失敗、512 に変更して開始。
この辺の解説も Linux インストール経験者なら誰でも解ると思うので省略。
Live 状態じゃ何も解らない、とっととインストール。
インストール途中で「不要パッケージの削除」という項目が出る。
チェックボックスを有効にして「次へ」を押すと削除される。
逆だろ?インストールしたいものにチェックを入れるというのが当然だと思うが。
削除項目に fglrx なんかもあった、HDD インストールなら動画アクセラレータも効きそう。
三十分も掛からずインストール終了、Visual Studio はいったい…
最初フォントがガタガタだけどアンチエイリアスを有効にするだけで綺麗になる。
デフォルトディレクトリの名前は Ubuntu よりまとも。
freedesktop.org 準拠なのでここはあまり代わり映えしないのは当然か。
驚くことに VirtualBox のマウス統合が初めから有効になっている。
テキストのコピペも Host+F も当然のように使える、親切すぎて笑った。
でもマウスホイールがまったく有効にならない…VirtualBox ドライバのせい?
デフォルトの確認、Apache はやはり無いか。
gcc も無い、Python と Perl だけだ、mono はいらないから無くて嬉しい。
Gedit は当然無いけど Totem はしっかりあった、よしよし。
PyGtk はどうだ?
問題なく使えるね。
アップデートをとりあえず済ませてとにかく Opera のダウンロードだ。
Mandriva があるじゃん、つか Opera はこんなに沢山サポートしていたのか。
rpm をダウンロードしてダブルクリックで普通にインストールできる。
まあフォントについては解っていたんだが、後で変更しよう。
それより検索バーをドロップダウンしても文字入力ができるぞ!
やはり Qt 製アプリなんだから KDE のほうが相性がいいみたい。
それより何もしていないのに Frash てか YouTube が見られる、おいおい。
SeeMe はどうだ?
wnck が無い…まあそりゃ KDE だし。
でも wnck の import と Opera 起動チェックを消したら普通に使える。
seeme シェルスクリプトのダブルクリックで起動できない、しかたがないから端末で。
Y901x はどうだ?
こっちは dbus-python が無い、予想はしていたけど。
dbus 関連を削除すれば起動できるけど D&D 処理が Nautilus 依存でして…
結局起動できるだけであった。
うーん、やっぱり GNOME にしようかな?もう少し弄くってみる。
ちなみに私の連休は今日で終わり、なのに何やってんだか。