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bash Color 256

前々回、tree コマンドを Python で自作したんだけど。
「ディレクトリを青色にしたけど tree コマンドとなんか色が違う」
の本家 tree コマンドの色を出力したい。

bash:tip_colors_and_formatting – FLOZz’ MISC

こんなページを発見。
bash ってここまで高機能だったのか、マジで知らなかった!
というか \033 だけじゃなく \e とか \x18 でも良かったのか。
アンダーラインも点滅も反転も、256 色で色指定さえも思いのまま。

しかし文句の付けようがない完璧で解りやすいまとめだなぁ。
こんな有用なページを筆者も作りたい、それは別の話で。

とにかく 256 色に指定するには以下にすればいいのね。

echo -e "\e[38;5;numm***string***\e[0m"

色見本ではドレが tree コマンドの青なのかよくわからない。
自前でソレっぽいのをいくつか選んで出力して確かめてみよう。

#!/bin/bash

for cl in {31..33} {37..39} {73..75} ; do
	echo -e "\e[38;5;${cl}m_texts\e[0m"
done

sh_color

どうやら 33 で正解のようだ。

ところで下方に対応ターミナルの表がありますが。
macOS の Terminal.app でも printf にすればイケます。
おまけに指定は sh でも bash でも zsh でもオケ。

mac_sh

echo hyphen

ポータブルな echo 代替、reverb コマンド – 拡張 POSIX シェルスクリプト Advent Calendar 2013 – ダメ出し Blog

そうか、echo はオプションとまったく同じ文字列を出力できなかったのか。
でもそんなの — を使えばいいんでね?

先頭にハイフンが付くファイルを削除できない – ITmedia エンタープライズ

echo

だめジャン、これ echo には通用しないのか。
先頭にハイフンがあるだけなら普通に表示できるし関係なかったか。
でも何か手段が他にあるはず、と思って探してみた。

Bashで文字列をエスケープをする – Qiita

printf %q “$value”
こんな手段があるとは。

printf

イケた、オプションと同じ文字列は case 文で振り分けすれば使えそう。
って zsh だと \n を入れなくても強制改行してしまうんだね。
そんなことより gnome-terminal で zsh を使うと Home/End キーでカーソル移動ができないことのほうが気になるぞ!
こんな所でも bash と zsh の違いがあるのがなんとも。

zsh Expansion

凝りもせず macOS で zsh を色々試しているんだけど。
zsh: 14 Expansion
一部を抜き出すと。

#!/bin/zsh

arr='IFS 区切りのまま for'
for s in ${=arr}; do
    echo $s
done

val='カンマ,区切りを,ループ'
for j in ${(ps.,.)val}; do
    echo $j
done

aa=(配列を 改行 区切りに合体)
echo ${(F)aa}

えっと。
理解できたのは Python 屋が使うモンじゃないってことだった。
だって覚えたところで永久に使わなさそうだもん、こんな書き方。
覚書ページへの追記は基本的なものだけにしておこう。

Atom zsh

おいおい、Atom の Script パッケージって…

zsh は日本語を一文字扱いしないのかと一瞬思ってしまったジャン。
パッケージが日本語を正しく扱えないということみたいね。

Python – 日本語が出力されない(atom、python)|teratail

あれ?
筆者は Python で文字化けしたことなんて無いんだけーが。
Python3 しか使わないからなのかな、まあいいや。

ようするにこのパッケージは初期化設定を読み込まないってことみたい。
Shell なのでとりあえず init.coffee に以下を追記し再起動。

process.env.LANG = 'ja_JP.UTF-8';

なんだコレだけだった。
キチンと zsh で起動しているね、よかったこれで使える。

# 追記
上記をやると spell-check パッケージがエラーを吐く。
日本語環境では無意味なものだし無効にとこうね。

Catalina Scripts

zsh でプロンプトのカスタムは以前書いたのだけど。
zsh | PaePoi

~/.zshenv ではなく ~/.zshrc に書く必要があるみたい。
~/.zshenv では Mojave には無かった /etc/zshrc に上書きされてしまう。

PROMPT でもいいみたいだけど PS1 変数も使えるみたい。
RPROMPT も問題ないけど筆者は Fedora と共通にしたいので以下のようにした。
ブラケットが無いとコマンドの始まりがドコなのかワカンネーもん。

# ~/.zshrc @ User specific environment

PATH="$HOME/.local/bin:$HOME/bin:$PATH"
export PATH

# Fedora like Prompt for bash
#PS1='[\u@\h \W]\$ '
# zsh
PS1="[%n@%m %1~]%# "
#RPROMPT="[%~]"

# alias
alias ll="ls -l"
alias jxa="osascript -i -l JavaScript"
alias jsc=/System/Library/Frameworks/JavaScriptCore.framework/Versions/A/Resources/jsc

atom は .zshrc 等を色分けしてくれる、素敵!
スクショ間違っていたので 20 時修正。

それと。
前回クイックアクションで 72dpi 変換ができなかった理由が判明。
iPhone でお馴染み、サンドボックス機能のアクセス許可で弾かれているようだ。

Automator から「指定されたFinder項目を取得」にデスクトップの画像を一旦入れ実行。
アラートが出るので [OK] をクリック、これで Automator からはアクセス可能になる。
しかしそれをやっても「クイックアクション」からはアクセスできない、失敗作だろコレ。

クイックアクションは死にました、チーン♪
いや修正は入る、かな…

これじゃ不便なので拡張のほうに変換スクリプトを作り替え。
macOS アプリを JXA (AppleScript) で拡張

#!/usr/bin/osascript

// change72dpi.js

let app = Application.currentApplication();
app.includeStandardAdditions = true;

let selections = Application('Finder').selection();
for (let item of selections) {
    if (item.nameExtension() === 'png') {
        let fullPath = decodeURI(item.url()).slice(7);
        let pos = fullPath.lastIndexOf('/');
        let path = fullPath.substr(0, pos);
        let name = item.name();
        app.doShellScript(`cd '${path}'
        src_width=$(sips -g pixelWidth '${name}' | cut -s -d ':' -f 2 | cut -c 2-)
        width=$(($src_width / 2))
        sips -s dpiHeight 72.0 -s dpiWidth 72.0 -Z $width '${name}' --out '72dpi-${name}'`);
	}
};

デスクトップのスクリーンショットを選択し実行。
アクセス許可アラートで [OK] を選択すると下記に表示されるようになる。

許可ばかりでサンドボックスの意味ネェ。
そもそもこんな Mac の使い方をする人は少ないだろうけど。
とりあえず当面はこの方法で 72dpi 変換するとしよう。

zsh も bash と同じく $((formula)) 計算できるのね。
てかバッククォートを JXA で使うのでシェル部分で使えないのは難しかった。
NSRect が使えればもっと簡単な手段があるのになぁ。

ところで Python3 なんだが。

macOS 10.15 Catalina 19A583にはPython 2.7.16、Ruby 2.6.3p62、Perl 5.18.4が同梱されるも、Python 2.7の使用は非推奨で”python3″を推奨。 | AAPL Ch.

元々インストールしていたマシンならそのまま使える、ってことか。
ただ筆者は 3.7.4 に更新していたのに 3.7.3 に巻き戻されてしまった。
多分今後も勝手にそうされるだろうからこのままにするけどさ。

今日はここまで。