Ubuntu 9.04 そのに

さて Ubuntu 9.04 をインストールいたしました、続き。

ちょー!
Totem に flv や wmv を放り込んで codec を入れていたんだが…
得に怪しいこともしていないのに RealMedia がサムネイルされていた…
当然 GStreamer から普通に RealMedia が再生できるんですけど…
ライセンスはいいのだろうか?某社はもう諦めたのだろうか。

まあソレはソレとして。
コレがなくては不便なので入れるアプリの覚書。

Opera ブラウザ
VirtualBox 仮想マシン
Sylpheed メーラー
Hex Editor バイナリエディタ
KeePassX パスワード管理
Apache2、PHP、MySql ローカルサーバー
MonoDevelop C# と C/C++ 開発手抜き用
flashplugin-installer、lha-sjis 日本語環境セットアップヘルパから
gcc は後述
自作アプリと自作 gEdit プラグインと自作シェルスクリプトもろもろ。

後は最初から入っているアプリで全部まかなえる。
アプリやサイトを作って遊ぶか YouTube かしかやっていないような…
パーソナルユースなんて人それぞれだい。

以前は nautilus-gksu とかがありがたかったけど慣れると端末のほうが融通が効く。
つかクソ長いパスでも端末に sudo gedit とか打ってファイルをドロップすればいいんだし。
mono アプリも mono って打ってドロップ、覚えておくと便利だよ。
ま、今は Tab キー使うけど。

気がついたが Gtk アプリの GtkHScale とかにフォーカスが移ると網掛けが入る。
ATI だったので 8.10 まで 2D で使っていたのだが前からこうなのかな?
Totem のシークバーとかでウザいんだが、当然 Y901x もそうなるが。

前回書き忘れたが ATI でも 3D で動画がチカチカしなくなっているよ。
逆に本家ドライバーを入れるとどうなるか解らない。

あれ? build-essential は入れていないのに gcc や libc6 が既に入っているぞ
Ubuntu のポリシーからして最初から入っているなんて思えないんだが。

Ubuntu — Details of package monodevelop in jaunty

MonoDevelop を導入した時に同梱されていたようで。
前のパッケージは C# コンパイラさえ別配布だったのに親切になったものだ。
gmcs とかは書いていないけど入っていた。

それよりやっぱり gEdit がおかしい。
smart_home_end を BEFORE にしても AFTER のままな動きになったり。
その場はよいのだがログアウトするとダメになったり、よーわからん。
スニペットの $0 指定が効かないのは $1 に書き換えればとりあえず動く。

snip

これじゃ標準のも書き換えせにゃならんわ、まいった。

Ubuntu 9.04 そのいち

さて Ubuntu 9.04 をインストールいたしました。

まず Vista からデータの引越し、は一ヶ月しか使っていないので簡単。
Ubuntu の HDD に戻し細々したものをバックアップ、よしやるぞ。

普通に CD を焼いて 8.10 を入れてあった HDD に上書きしようと思ったら

install1

あらら、以前のバージョンとデュアルブート可能なんですね。
よく考えたら Windows とデュアルブートできるんだから当然かも。
でも旧バージョンは VirtualBox で使う予定なので上書きで行った。

完了したところで再起動。
うわ!本当に OS の機動が早い、噂は本当だった。

外観の設置に Dust Sand とかいうのが追加されている。
こんな感じ、どこかに似たような OS がありますね。

macimg

又 gEdit は上記画像のようにステータスバーからタブ幅が変更可能になった。
gEdit の変更はそれくらいか、微妙、ルーラーは付かないのかな?
あれ?スニペットが $0 指定位置にいかないんだけど…バグ?

ところで私のグラフィックカードは AMD 690G チップセット内臓品。
9.04 は ATI ドライバーを導入せずとも初回からエフェクトが可能になっている。
動画を少し再生してみましたがアクセラレーションも効いているようです。
只この状態だと Alt+PrtSc でタイトルバーが含まれないんだよなぁ…どうしよう。

sylpheed,flashplugin,lha-sjis を日本語セットアップヘルパから導入。
追加と削除にはやはり Opera が無いので公式から導入、8.10 用でイケた。
FTP や SSH は Nautirus でいいや。

そういえば Nautirus の D&D 移動は色が付いて解りやすくなっている。
あの妙に大きかったタスクバーのサイズが Windows XP と同じくらいなサイズに。
おぉ、キーボード設定のリピートキー間隔設定がキチンと摘要されるようになった。
地味に使いやすく進化しているね。

VirtualBox は何故か追加と削除に2つある。
とりあえずいままでどうりに ose 版を導入しておこう。

vboxgtk

Python は 2.6.2
Mono は 2.0.1
Perl は 5.10.0
Ruby は相変わらず無し

PyGtk は 2.14.1 になっている、少し嬉しい。
とにかく Python 関連は OS が依存しているからヘタに変更できないのよね。

MonoDevelop は追加と削除から 2.0 が導入できるようになった。
これについては後日、デバッガ内臓になったらしいから少し期待。
Linux もすっかり .NET になっていっているなぁと…
IronPython は端末からインストールできます。
でも 1.1.1 だ…2.0 は Linq やその他が無いとやらで動かなかったわ。

desktop

Y901x や SeeMe for Linux は問題なく動く、よしよし。
わざわざ 9.04 をクリーンインストールする理由は自アプリチェックだもの。

Ubuntu 8.04 での LANPP 環境構築

コレもまだまだこのままでよさそうだ。
他細かいコトは次回に続く。

アルファベットが文字化け

前回の Python 3 で decode メソッドが上手くいかない件。
そういえばと思い ignore オプションを付けて無理矢理出力してみる。

ffb

アルファベットなのに化けるって…つーか ffb って何よ。
どうやら文字コードは全然関係無なさそうだなこりゃ。

まさか decode バッファをココで使い果たしたとか…
3.0 はまだ不安定?色々試しているけど今の私ではお手上げだ。
てかあんまりコッチに手間を掛けたくないし。

とにかく何を行うのも ctypes 利用になったり別途モジュールが必要になる。
つまらん、IronPython のほうが Windows では圧倒的に面白い。
遅いけど…

ということで Ubuntu 9.04 日本語 Remix が公開されています。

Home | Ubuntu Japanese Team

いまダウンロード中、インストールは明日。
違いを確かめたいのでクリーンインストールする。
別個 HDD を買っても余るから 8.10 に上書きする予定。

あぁさらば安定した Windows 用 Opera よ…

読めない UTF-8

IronPython URLs: WPF on IronPython: Windows and Dispatching

日本語は読めないようなのによくココなんて見つけたもんだ。
というか英語ページにこういうのは無いのだろうか?

まあ WPF=3D みたいな雰囲気ができあがってしまったし。

PyGtk のようにもっと普通に GUI 部品として使う発想があってもいいのに。
せっかく元々が .NET な IronPython なんだから抵抗も少ないのだし。
でも逆に Linux にて PyGtk を経験していないと思いつきもしないのかも。

Emerge Technology: Pythonで隠しファイルかどうかってどうやって確認するだっけ?

うっ!そういえばできない。
普通に win32file を import とか書いてあって少し心配なんだが。
下記モジュールを導入しないと存在しないんですけど。

SourceForge.net: Python for Windows extensions

PLATLIB\win32\lib\win32con.py で定数はほとんど定義済みなのが嬉しい。
しかし外部依存ファイルに頼るとアプリの配布はどうすんの?になるんだが。

それよりWindowsAPI を使うなら VC++ で作ったほうがケタ違いに楽なんだが。
API 関数も定義済みヘッダが揃っている、配布もランタイムのリンクをすれば一つですむ。
スクリプト言語のほうが生産効率が悪いなんてギャグにもならない。

やっぱり Windows で Python ってイマイチだ。
もうすぐ Ubuntu 9.04 が出るから Linux へ戻るとするか。

その前に

decode

少し前の行でも同じエラーになったんだが…
もちろん UTF-8 だ、適当なサイトで試したらなんともなかった。

まさかと思い秀丸でまったく同じ文字列をトレースしたら直った。
何故?Linux と Windows では吐く UTF-8 が違うのだろうか。

んでこの行は同じようにやっても直らない、もうわけがわからん。

UNICODE の解釈がおかしいみたいな。
中国語として扱われているとかするんかなぁ?
Opera はチョン語だったとか色々あるし…
単に私の理解不足だろうと思うけど解らないや。

C# でぱい

前回のコードを C# で書いてみようと何故か思った。

書いていて気がついたのだが C# は百桁程度の整数も扱えない。
そういえば C++ も扱えない、今まで int64 までしか使ったこともない。

あぁ GMP ってそのことだったんだ。
Python や Ruby の整数は桁数が無限なので気がつかなかった。
てゆーか無限に扱える意味ってようするに数学の世界だと。

多倍長整数っていうんだね。
ググると BigInteger というのが見つかった。

CodeProject: C# BigInteger Class. Free source code and programming help

まあよく解らないものは使って覚えるのが一番早い。
クラスなので普通に new したあとは整数のように扱えるはず。
落としてプロジェクトに含めてみる。

いきなり困った、べき乗 Math.Pow() は double しか扱えない。

いや、考えてみたら計算は Math でやらなきゃいけないわけではない。
自分で for ループさせても何も問題無い、ここまではすぐに思いついた。
でもそれをどう計算…つまらないことに詰まってしまったり。

なんとか百桁に成功したところで一万桁とかにすると例外スロー。

private const int maxLength = 70;

この数値が関係あるらしい、大きな桁にするときは増やして使う。
まあとりあえずそんなこんなで書いてみたコード。

using System;
using System.Diagnostics;

namespace pi1
{
    class Test
    {
        // System.Numeric.BigInteger はまだない
        BigInteger p, q;

        BigInteger expansion(int n)
        {
            BigInteger x, nn, c, s, k;
            x = new BigInteger(0);
            nn = new BigInteger(0);
            c = new BigInteger(0);
            s = new BigInteger(0);
            k = new BigInteger(0);
            x = (p * q) / n;
            nn = n * n;
            c = 1;
            s = x;
            k = 1;
            while (x > 0)
            {
                x = x / nn;
                k = k + 2;
                c = -c;
                s = s + c * (x / k);
            }
            return s;
        }

        public void pie()
        {
            Console.WriteLine("円周率を計算します。");
            Console.WriteLine("桁数を指定してください");
            int prsn = int.Parse(Console.ReadLine());
            p = new BigInteger(1);
            q = new BigInteger(1);

            Stopwatch sw = new Stopwatch();
            sw.Start();
            for (int i = 1; i <= prsn; i++)
                p *= 10;
            for (int i = 1; i <= 10; i++)
                q *= 10;

            BigInteger y, u, v;
            y = new BigInteger(0);
            u = new BigInteger(0);
            v = new BigInteger(0);
            y = 4 * ( 12 * expansion(18) + 8 * expansion(57) - 5 * expansion(239) );
            y = y / q;
            u = y / p;
            v = y - u * p;
            sw.Stop();
            
            Console.WriteLine("{0}.{1}", u, v);
            Console.WriteLine("計算時間={0}", sw.ElapsedMilliseconds / 1000.0);
            Console.Read();
        }
    }

    class Program
    {
        static void Main(string[] args)
        {
            Test t = new Test();
            t.pie();
        }
    }
}

初期化の引数は BigInteger でもいいはずだけど怖いので int に。
あまり意味は無い。

cs_pi

IronPython より十倍速いわな、BigInteger が早いのだろうか。
それよりやはり .NET もコンパイルしたほうが早いということだろうけど。

とはいえ CPython にはボロ負けのまま…
せめてマルチスレッド化したほうが…意味があるかは置いておいて。
実用アプリじゃ全く問題無いことだし。

FFTとAGMによる円周率計算プログラム

C 言語は面倒くさいので上記のとかを試す。
百万桁でたったの 39 秒だもの、この差をどうこうしようとか思わないわ。

手元に IronPython 1.1 が残っていたので前回のコードを試す。
0.098 秒…あれ?二倍も速くなった、DLR ってもしかして絶望的に遅い?