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Linux LAW File

昨日はインフルに感染して一日中死んでいました。
広めちゃいけないので本日は有給休暇、体はダルいけど頭は超ヒマだ。
そんなこんなで昨日やろうと思っていた Linux ネタ。

orf

Fedora 39 にして四ヶ月、何を今頃気がついたけれど。
Nautilus 45 は OLYMPUS LAW である ORF を認識しているじゃん。

OM SYSTEM となっていないのはまあ時間が解決するだろう。
NIKON の NEF は以前からあったけど LUMIX の RW2 も対応していた。
いやぁ写真趣味を初めて良かった、こんな検証ネタが見つかるとは。

もちろんサムネイル表示することも画像を表示することも何もできない。
macOS の uti と違って意味が無いような気がしなくもない。
いや macOS はリソースフォーク時代と拡張子との整合性とかあったからだけど。
そもそも UTI は開発者側以外は気にしなくていいことは置いておいて。
ちなみに Nautilus は拡張子より前に以下を検索します。

/usr/share/mime/magic

とりあえず開いて olympus で検索、ちなみに文字列ではない定義もある。
当然 Gedit ではエラーが出るけど強制的に開くことは可能。

orf

なんだ普通に定義されていた。
IIRO(0x08)(0x00)(0x00)(0x00)
がファイルの先頭に付いていたら ORF ということです。

つまり macOS の UTI が現在は拡張子依存なのと違い拡張子は関係ない。
拡張子だけで全てが決まるポンコツ OS は置いておいて。

#!/usr/bin/env python3

import sys, textwrap
from gi.repository import Gio

attr = ','.join([
    Gio.FILE_ATTRIBUTE_STANDARD_DISPLAY_NAME,
    Gio.FILE_ATTRIBUTE_STANDARD_CONTENT_TYPE ])

for filename in sys.argv[1:]:
    f = Gio.file_new_for_path(filename)
    info = f.query_info(attr, Gio.FileQueryInfoFlags.NONE)
    _name = info.get_display_name()
    _type = info.get_content_type()
    _desc = Gio.content_type_get_description(_type)
    print(textwrap.dedent(f'''
        ----------
        Name        : {_name}
        Content Type: {_type}
        Description : {_desc}
        ----------'''))

get_ctype.py

を使って拡張子不要と表示の確認。

orf

なるほど、Description がプロパティに表示されているようで。
しかし LAW の Content-Type に対応とは、将来的に表示対応するのだろうか?
macOS でないとまともな現像アプリが無いから正直いらないけど。
フリーの GUI アプリって今現在は消費者(エンドユーザー)用途でしかないよね。
関係ないけど GNOME 45 って avif に対応していたのね、知らなかった。
最後に。

[Python]ヒアドキュメントでもインデントを崩さずに書かなきゃダメだよ | DevelopersIO

textwrap.dedent だと簡潔かつ読みやすいコードになりますね。
fstring でなく以前の formar({0}) なら先頭に定義という技があったけど。
それを fstring でやると未定義扱いになり困っていたので嬉しい発見でした。

Fedora Elecom

筆者は現在某社の 5G ルーターでネット接続なんですが。
一週間前から調子が悪い、数分間隔くらいで突然再起動してしまう。
先週まで普通に使えていたし設定変更とか何もしていないのに。
ルーターの設定を弄くったり初期化したりしても変化無し。

ネットで探すと有線接続は良くないと沢山見つかる。
ずっと有線で問題無かったけど、いや Makbook のほうは当然無線です。
Fedora のアップグレードもだいぶ前なので全然関係ないような。

いや不安要素は取り除こう、余っている WiFi の USB 子機もあるし変更。
十年くらい前に買ったものだけど USB に差し込んだらそのまま普通に使えた。
まだたまに突然再起動をするけど頻度は激減、これで様子見かな。
そういえば外した LAN ケーブル、ISDN 時代から使っていた奴かも。

って、今度は USB 子機が調子悪い、Fedora が突然子機を認識しなくなる。
USB を差し直すとまた認識するんだけど数分するとまた認識が切れる。
「インターネットに接続していません」を何度も見るはめに。
古い世代の子機だし相性かな、新品の子機でも買ってくるか。

ELECOM の WDC-433DU2H2-B というのを適当に選んだ。
できればデスクトップの後ろに差したいのでアンテナ付きがいいよなって。
さてこいつと古い USB 子機を差し替えて。
って Fedora が子機をまったく認識しねぇ!

lsusb コマンドで Elecom とは出るけど OS は名前以外は何も解らない。
つまりファームウエア(ドライバ)が無いよってことですね。

ドライバ CD は付属しているが Linux 用なんてあるはずない。
Linux は周辺機器でこういうことが多々あるのを忘れていたぜ。
絶不調の古い子機を差して検索。

Linuxで無線LAN子機WDC-433DU2H2-Bを使う #Linux – Qiita

おぉ同じ子機を買った人が、lsusb の結果も当然同じ。
リンク先は Ubuntu だけど Fedora でもそのまんまやればいいはず。
試す前に Fedora 39 で現在の Realtek ファームウエアの確認。

rpm -ql realtek-firmware

realtek

rtl8812au は無いですね、そりゃ認識しないや。
将来的には追加されるだろうけど今は自力で make するしかない。

elecom

ただひとつ、今は ELECOM 用の定義は最初から記述されていた。
make して再起動で普通に認識、パスワードは機器毎に指定で完了。

dkms

/var/lib/dkms 以下に生成されたけどコレでも動くんですね。
とりあえず無駄な買い物にならなくて良かった。
ただ、たまにルーターが突然再起動する症状は変わらなかった。

loupe

先日導入した loupe という GNOME の新規画像ビューア。

loupe

拡大でアンチエイリアスが掛からないじゃん。
右は書くまでもなく Eye of GNOME(EoG) で同じ画像です。
拡大は EoG の最大 20 倍と同じまで可能だった、表示が欲しいなぁ。

EoG のように滑らかにする設定が、って設定が見つからない。
gsettings にも ~/.config にも見当たらない、本当に設定が無い。
そういう仕様ならせめてアンチエイリアスくらいは掛けてよ。

というか GPU アクセラレーターを使っているらしいけど。
もしかして OpenGL でレンダリングだったりするのかな。

screentone 2D and 3D | Paepoi Blog

もしそうだとしたらコレが気になるんですけど。
試そうと思ったけどリンク先が無くなっていた。
「スクリーントーン フリー素材」で検索して別のを探す。

無料イラスト スクリーントーン イラレ用パターン 漫画

とりあえずコレをお借りして縮小実験。

loupe

これ以上小さくできなかった、2 %まで縮小できる EoG って凄かったんだなぁ。
とりあえず縮小は問題ないみたいですね。

しかし何%で表示されているか一目で解らないと困るな。
ほぼ観覧にしか使わないスマホならともかくこれパソコンですよ。
EoG がどんだけ優れていたか思い知っただけだった。

関係あるかどうか知らないけど Nautilus のサムネイルも早くなっている。
こっちも GPU を使っているのかな、GNOME は部品共有だし。

Fedora 39 Upgrade

Fedora に 39 へのアップグレード通知が来た。

What’s new in Fedora Workstation 39 – Fedora Magazine

画像ビューアが EoG から新規アプリに変わって bash プロンプトに色が付く。
端末エミュレーターは GNOME Console についに移行ってことなのかな?

興味があるのはこのくらいか、あとは実物を見ないとわかんねぇ。
クリーンインストールの必要は無いな、そのままアップグレード。

あれ?EoG のままだ。
端末も GNOME Terminal のままで表示も今まで通り。
なにそれ、アップグレードに失敗したの?

about

いや他の項目は普通に適用されている。
左サイドバーがあるアプリはそちら側にハンバーガーメニューが移動している。
Activities Indicator って「アクティビティ」部の置き換えだったのか。
てか隣にあった旧アプリケーションメニューが消えたことのほうが気になるわい。
現在何のアプリがアクティブなのかソコで判別してたのに困った。

写真アプリと一体化したのかなと思い立ち上げたら起動しない。
新規で増えた GUI アプリも何一つ見当たらない。
アップグレードだと GUI アプリ類はそのまんま移行ってことかな。
クリーンインストールだと多分変わっている、知らんけど。

GNOME / Image Viewer ? GitLab

GNOME / Console ? GitLab

コレのはずなので自分で入れてみた。
loupe は拡縮がスムースでいいね、筆者的には Esc で終了できないのは痛い。
console は kgx から改名したのか、プロンプトに色が付かないんですけど。
それよりどちらも翻訳されていなくて英語のまま、うーん微妙。

あと US 配列キーボードを使っている人以外には関係ないだろうけど。
リネーム時に入力メソッド切り替え一発目がスカるのが解消された。
地味に嬉しいけど恩恵がある人は少ないだろう。

変化が無いようにみえて地味に嬉しい追加機能を発見。
ファイルのロケーションバーメニューに Copy Location が。
現在の場所をクリップボードにコピーできます、ついに標準機能に。
いや Ctrl+L Ctrl+C をやれば今までもできていたのは置いておいて。

Wayland で Gedit の Ctrl+F9 が動作しないのも今まで通り。
てか gnome-texteditor をいいかげん拡張可能にしてくれないか?
いつまで Gedit を使い続けなきゃいけないのよマジで。
とりあえずアップグレードは問題なくできたということで。

KabyLake

カメラの SD カードを UHS-II に、ケチらず最速 v90 な SONY TOUGH を。
プロキャプチャの書き込み速度はたしかに半分以下にはなったけど。
待たされるという感覚は変わらないな、期待がデカすぎただけなんですが。
Macbook を M1 にした時みたいな衝撃的速度 UP は流石に無理か。

ところで、Macbook と併用、というかメイン PC の Fedora デスクトップ。
現状 B250 マザーに Skylake i5 という古い構成のままです。

RAW 現像や動画の切り貼りは全部 M1 Macbook でやっているし。
プログラミングはコンパイル不要のスクリプト言語ばかりだし。
なので CPU パワーは全然いらない、今でもパワーありすぎなくらい。

ただただ、4K や H.265 の動画再生がガクガクなんですよ。
こんなに普及してくるとさすがになんとかしなければとなって。

いっそマシンを新調するか、でもだからパワーはいらないんだよ。
グラボを付けるか、でも構成が古すぎて何が付くのかよくわからん。
で、色々調べていたらこんな記事が。

Intelの新メインストリーム“Kabylake”はどう変わった?「Core i7-7700K」速攻チェック – エルミタージュ秋葉原

Kabylake に換装なら内臓グラフィックのままで解決できるみたい。
マザーが B250 なのでそのまんま入れ替えできるはず。
Kabylake の中古は i7 でも一万円台、グラボを買うより安い。
よしとりあえず近場のハードオフへいってみよう。

cpu

普通に中古の KabyLake が売っていました。
i5 7500 で 8800 円か、パワーが今と同じだけどまあコレでいいか。
CPU ファンについた 8 年分のホコリを掃除して換装。

power

4K の H.265 を再生してコレです、なめらかに再生して嘘みたい。
Skylake の時はコアが代わりばんこで天井張り付き状態だったのに。
mpv の gpu-hq を有効にしても同じ感じ、違いはよくわからんけど。

よし一万円以下で解決、まだまだこの古いマシンでイケますよ。
Fedora という Linux を愛用していて良かった。

いやまさか 6 年前の CPU を中古で買う日がくるなんて思わなかった。
金をかけたくない理由なんだけど次は Mac mini にするかもしれないから。
Fedora のほうをノートに、つまり今の Macbook 併用と逆にしようかと。
大画面が必要なのは Mac のほうだもの、ただストレージが面倒になるのが癌。
まだどう転ぶか決まっていないのでしばらくこのまま延命。

というか CPU 選択で検索するとゲームの話ばかりで。
パソコンでゲームなんて休日は家にずっといる輩しかやらないだろ。