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Linux のディスプレイ電源管理は DPMS で

Windows 7 の他に私は Mandriva Linux 2010.0 One GNOME 版を利用している。

しかし Ubuntu 9.04 を使っていた頃と違い何故か色々と設定が効かない。
特にどういうわけか GUI で設定しても 10 分程度でモニタ電源が切れてしまう。
動画を見ている最中に突然ディスプレイが真っ暗になるのはかなり辛い。

Ubuntu日本語フォーラム / xubuntuでブランクスクリーンにさせない方法は

Ubuntu の人でも同じようなことが起こる場合があるのか。
Mandriva が悪いのではなく ATI ドライバーか何か環境によってこうなるっぽい。
ということは別の省電力機能がこのダイアログ指定より優先して動作するのかな?

DPMSとは:IT用語辞典 / cybozu.net

どうもコレっぽい、電源管理は ACPI だけじゃないんだね。
色々探してみるとこの設定は xset というユーティリティで確認と変更できるようだ。

Manpage of XSET

xset_q

やっぱり有効だった、でも日本語でいくら検索しても皆未解決みたいな…

Screen blanks after idle for 10 mins…. – Ubuntu Forums

海外を探すとこんなのを見つけた。
DPMS を無効にする等やってみたけど駄目、noblank だと X のロゴが出る。

Screen Blanking Under X

とにかくタイムアウトさせなきゃいいのかな?
timeout: 600 になっているのが丁度 10min なので怪しいし。
xorg.conf に

Section "ServerFlags"
    # Append the following
    Option "BlankTime" "40"
EndSection

を追記して timeout を 40 分に設定、時間指定は分単位でお好みに。
これでやっと 10 分で画面がスリープしてしまうのが解決しました。

てんしん

sum とは言うまでもなく「合計」の意味である。
dim sum の意味が「点心」って、、、、、天津ではなくて?

tensin

Dim sum – Wikipedia, the free encyclopedia

プログラマーのみが笑えるネタおしまい。
こんなエントリさえもググなんとかさんは拾ってしまうかの実験を兼ねて。
いや、Mandriva ネタのアクセス解析が予想どうりだったので、というのは内緒だよ。

お知らせ – Mandriva Linux 製品取扱終了のお知らせ – SIDfm

需要ネェ…

Mandriva GNOME 版で Qt3 アプリのメニュー

Mandriva 2010.0 GNOME 版で Opera を使うとメニューがおかしい。
メニューがボタンのようになっていてクリックしないとサブメニューが出ない。
Opera は Qt3 製だ、これは qtconfig を使って設定を変更するしかなさそうだ。
しかしソフトウエア管理からは Qt4 用しか見つからない。

conf01

qtconfig_qt4

/usr/lib/qt4/bin/qtconfig

に入る、インストールして端末から qtconfig を実行するとコレが起動する。
ちなみに設定ファイルは以下

~/.config/Trollteck.conf

実は Opera を入れると Qt3 用 qtconfig は入るようだ。

/usr/lib/qt3/bin/qtconfig

を実行すれば Qt3 用 qtconfig が起動できる、設定は以下のようだ。

~/.qt/qtrc

qtconfig_qt3

デフォルトでは GUI Style が Motif になっている。
コレを Windows に変更、てか KDE 版は Windows になっている。
これでメニューがボタンみたいで使いにくい不満は解決できる。

mandriva_opera_menu

でも Opera は大半が独自描写なのでメニューくらいしかコレで変更できない…

日本語入力ができなくなる場合があるのは Ubuntu で使っていた時と同じか。
一度右クリックメニューを出してしまえば入力できるようになるんだが何故だろう。
コレで XIM Input Style を変更しても同じ結果、KDE 版でさえ同じ結果なのよね。

Linux Opera Starting Check in ps command

せっかく Y901x を Mandriva KDE に対応させたのだから SeeMe もやりたい。
問題は Python の wnck モジュールだ、KDE 版にはデフォルトで入っていない。

seeme102_kde

動画プレイヤーならともかくコイツはモジュールを入れてくれにしたくない。

基本的に私は得に何もインストールさせないで使えるものを作るのがポリシー。
Windows で .NET は IronPython しかやらなくなったのはそのポリシーから。
だって 7 や Vista なら .NET 自体は最初からあるし SDK もコンパイラも必要無い。

ということで wnck を使わずに Opera が起動しているかどうか判別する方法は…

まてよ、Linux は Windows とは違ってコマンドライン OS に GUI が被さっているだけだ。
Window を探して名前を調べなくてもコマンドからチェックできるんじゃないの?
探せば他も見つかるだろうけど単純に ps コマンドの出力から調べられるかも。

#!/usr/bin/env python
#-*- coding:utf-8 -*-

"""
    opera_init_check.py
    Find in "ps ax" command output
"""

import commands

r = commands.getoutput("ps ax")
if "/usr/lib/opera/opera" in r:
    print "starting Opera"
else:
    print "not starting Opera"

こんな手抜きバリバリなコードでアッサリ判別できてしまった。
Linux は多分この位置にしか Opera 本体が入らないだろうからイケそうだ。
Windows 的な考え方がまだ抜けていないみたいだな私は。

この判別方法に書き換えて VirtualBox 上の KDE 版で動かしてみよう。

seeme103_kde

問題なく起動できるようになった、Opera の起動判別もバッチリ。

ということでバグ修正を含めて SeeMe for Linux 1.0.3 公開。
ただダウンロード数が強烈に寂しいんだがコイツ…

Mandriva にテスト用 Ubuntu 導入

Mandriva One 2010.0 GNOME 版を利用している。
VirtualBox をインストールしてその上に One 2010.0 KDE 版も入れている。

2009.1 の時と違い VirtualBox 上でもしっかりマウスホイールが効く。
今回も GuestAdditions が勝手に入り有効になるのでインストールだけで即マウス統合。
Mandriva on Mandriva なので相性もバッチリのようだ。

なので KDE で使いたい時は Host(右Ctrl)+F でフルスクリーンにするだけで KDE 版に早変わり。
Free 版をログアウトで切り替えするよりこういう使い方のほうが私には合っている。
だって私は KDE は実験でしか使わないので、KDE が本場のディストリだと解っているけど。
とにかく VirtualBox って本当に便利なアプリケーションです。

ということで。

Y901x は Ubuntu 9.10 でどうなのか試さにゃ、Ubuntu 用なんて書いて公開してんだから。
作った本人は Mandriva で動けばいいのだが、シブシブダウンロード。
VirtualBox 上にインストール、インストール中に出る自己宣伝が超ウザッ!

ubuntu_nautilus

Windows のマネ?いきなりコレで引いたが軽くアプリを使ってみる。
日本語 Remix でもないのにキチンと日本語表示できるし Anthy も入っている。
ネット上の評判ほどは酷くないのかな。

てか毎度のように 800×600 以上の大きさにならない。
Mandrina であれば GuestAdditions が勝手に入るが Ubuntu はそうはいかない。
GuestAdditions をコンパイルするために gcc をまず…
って入っているじゃん、/usr/src にヘッダも揃っている。

Mandriva でさえ初期状態で gcc は入っていないのにどういう心境の変化?
もしかして仮想マシン上で動かす人ばかりだったのでこうしたというオチかも。
Linux なんて世間ではそんなもんさ…
まあとにかく GuestAdditions 導入をしてとっとと Y901x の動作を調べる。

y901x0110

あーあ、やっぱり Mandriva とまったく同じ症状か、対策した Beta しか動かない。
Mandriva がおかしいわけではなく GNOME てか GTK+ の仕様が変わったのね。
これで Mandriva 上でデバッグすれば Ubuntu にも対応できると解った。

pyc

しかし Ubuntu では当然のように *.pyc キャッシュを作成してくれた。
Python バージョンは同じ 2.6.4 だから Mandriva は環境設定が他と違うのだろうか?

てか Ubuntu 9.10 って…このスクリプトアイコン何? GNOME 標準を変えないでくれよ。
Linux 臭さを消そうと努力しているんだろうけど Linux 好きには逆効果だと思う。