この前買ったエッセンシャルを毎日チビチビ読んでおります。
シャンプーではありません(我ながらつまらん…)
しかし概念と言い切っているのは本気だと感じる。
どういう経緯でソレを実装してこうなったかを細かく書いている。
なのに嫌みを感じないのは伝えなければいけないことを厳選しているから。
もっと書きたいことなんて腐るほどあるだろうに見事だ。
しかも面白い、翻訳者が上手いのかもしれないがドラマ風味。
私達が本当に求めていたのは、次のようなコードです。
Button b = new Button();
b.Text = “OK”;
のくだりにはもの凄いドラマを感じた。
何故こうなったかをこんな感じで解説されると気持ちがいい。
この手の分厚い解説本は大抵が最短手順だけを解説する。
「こんなコードを書けばいいんだよ」で次に進んでしまう。
それでは応用が利かない、何故そうなるのか全然解らないまま。
実は私 WPF ってなんなのかよく解らなかった、だから本を買ったわけで。
そういう意味でも大当たりな本であった、五千円の価値は余るくらいあった。
以上書評であった。
こんな所で評価してもしかたがないような気も…
ところで、せっかくだから WPF 製の動画プレイヤーを弄くっているのだが
MediaElement で再生や停止とかをボタンなんかで制御するには
LoadedBehavior を Manual にせにゃならんとデバッガに怒られた。
恐ろしく親切なデバッガだなぁ VS2008 って。