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Kabi

NIKON D3400 及びそのレンズ一式とお別れしました。
筆者はマイクロフォーサーズと心中する、いやワカランけど。
で、買取屋に持っていったんですが。。。。。

望遠レンズにカビが生えていました!

そう、パナライカ 100-400mm を買ってから一度も手に取らなかったやつ。
「防湿庫とかっていったいどんな過酷な環境で使うんだよ?」
とか思っていました、放置すると普通にカビるんですね。

凄くたまに使っていた標準ズームと単焦点は無事だった。
とにかく使って空気を入れ替えすることが大事みたい。
いや防湿箱も書いますけど。

ところでズームレンズのことなんですけど。
以下焦点距離は MFS での数値です、フルサイズ換算は二倍で。

LUMIX G99 キットズームの 14-140mm が便利と思っていた。
一年半が経過して、あることに気がついた。
筆者はコイツで 35mm より上のズーム領域をまったく使っていない。

いやこのレンズは望遠領域の写りがイマイチというのもあるけど。
40mm 以上に切り抜きたい場合は 100-400mm を使ってしまう。
どういうわけか 40mm から 100mm 間の出番がまったく無い。
何のための便利ズームなのか、標準領域の写りはイイんだけど。

みたいに望遠は使わないんですが、広角はもう少し欲しいと思う時が。
せめて 12mm、欲を言えば 10mm あればとたまに思う。
あぁ LUMIX S5 のキットズームセットにすれば良かった。。。
いやサブカメラがフルサイズっておかしいだろ、高いし。

それと E-M5m3 は焦点距離が表示されるので解ったんだけど。
このレンズは 25mm にできない、24 の次は 26 になる。
単焦点に慣れたら決め打ちで使うことのほうが多いんですよ。
実際の使用時には問題ないとはいえ EXIF に残りますので。

ということで E-M5m3 用のレンズだ。
M.ZUIKO 12-40mm F2.8 pro レンズを買って付けっぱということに。
単焦点を増やし小型で運用をと思っていたけど、今はカビが怖い。

12-100mm が神レンズらしいけど、筆者は確実にいらない。
しかし予定が随分変わってしまったなぁと。

ところで。

I-finish

オリンパスブルーって結局 i-Finish の色ということですか?
以前のは Natural で撮影したものでした。
たしかに綺麗な青にはなるけど、なんか不自然だなって。
この確認のためだけに Olympus Workspace を落としてみたけど。
Lightroom の操作性の良さを再確認するだけだったかも。

GExif2 0.10 metadata

カメラを縦向きで撮影した写真は OM SYSTEM も LUMIX と同じだった。
つまり普通の横向き写真の Exif に回転情報を付加したもの。
検索すればすぐ解るけど反転情報を含めて 1 から 8 まである。
macOS の場合はプレビュー.app のインスペクタで「方向」にて確認できる。

1

ちなみにプレビュー.app は画像の回転情報の書き換えが可能。
command+R で回転させて command+S で上書き保存するだけ。

Fedora は Nautilus でも EOG でも確認できない。
よし GExif2 を使ってスクリプトを、と思ったら。

2

get_orientation が非推奨に。
代替え関数は何だ?

Generic image metadata handling: gexiv2 Reference Manual

どうやら try_*** の関数に変更する時に不要とされたみたい。
タグは以下で確認できる。

Exiv2 – Image metadata library and tools

ということで。
説明は macOS のインスペクタと同じになるよう Python で作ってみた。
回転方向はカメラの向きなので人によっては逆で説明している。

#!/usr/bin/env python3

import sys, gi
gi.require_version('GExiv2', '0.10')
from gi.repository import GExiv2

DESC = [
	'無し',
	'標準',
	'水平方向に反転',
	'180°回転',
	'垂直方向に反転',
	'反時計回りに90°回転および垂直方向に反転',
	'反時計回りに90°回転',
	'時計回りに90°回転および垂直方向に反転',
	'時計回りに90°回転']

with open(sys.argv[1], 'rb') as f:
    metadata = GExiv2.Metadata()
    metadata.open_buf(f.read())
    #ori = metadata.get_orientation() # Deprecate
    num = metadata.try_get_tag_long('Exif.Image.Orientation')
    print(f'{num} ({DESC[num]})')

3

時代は OS 標準、足りない機能はスクリプトですよ。
なんかさ、フリーソフトって文化はもう終わっているよね。

しかし M1 Mac って本当に速いんだな。
ハイレゾショット五千万画素写真の表示に一秒かからない。
i5 6500 マシンの Fedora では三秒もかかるのに。

それと OM SYSTEM の RAW も Finder で普通にサムネイル表示。
でもハイレゾショットの巨大な ORF では表示しないようです。

4

いやハイレゾは多分使わないけど、実験してみたかっただけ。
小型で機動力がウリのカメラに三脚必須機能なんてあってもさ。

Image Stabilization

E-M5m3 の手ぶれ補正をもう少し試したい。
Vlog の人達がよくやっているような実験は正直参考にならない。
やっぱり野鳥で試さないと、でも野鳥が実験に都合よくなんて…

いや方法はある、名古屋城の堀だ。
冬の間は必ず鴨類がのんびり過ごしている、よし行ってくる。

1

ハシビロガモ、フルサイズ換算 800mm で。
うおぉ OM SYSTEM やるやん、被写体ブレはしたけど。

2

オナガガモ、フルサイズ換算 200mm で。
まさかのバキバキ、パナ同志でないととか考えなくてもよかった。

3

キンクロハジロ、物凄く遠い所にしかいなかった。
流石に離れていると綺麗には撮れないな、LUMIX でも同じだし。

なんだよ Dual.I.S とか気にする必要は無かったんや。
本体の手ブレ補正だけでイケる、体感では Dual.I.S と同等。
ただ常に補正している LUMIX 本体のほうが被写体は見つけやすい。

ついでに、オリンパスブルーという気になるワードがある。
LUMIX G99 と同じ場所で空を撮ったらどんな感じになるのかな。
共にいつもの F6.3 で撮影しカメラ内で LAW 現像したものです。

4

思っていたよりも違うな、葉っぱの色は同じ感じなのに。
てか LUMIX のほうが綺麗に見えるんですけど。
いやまあ Lightroom でどうにでもできるんですけどね。

OM-D E-M5 Mark III

OM-D E-M5 Mark III を LUMIX G99 のサブカメラ用途で買いました。
ボディのみ中古 B 級品で 66000 円なり、を見つけたのでってことで。
これなら買っても充分お得かなって。

しかし一昨年 Nikon 去年 LUMIX 今年 OM SYSTEM か。
来年は多分 FUJIFILM だな、ウソです。

em5m3

ネオレトロなデザインは好き、小さくて軽いのもいい。
よーくみるとプラスチッキーです、いやパッと見の良さと軽さのバランスですよ。
見た目どおりの軽さって重要、デジイチはバイク同様に重さでビビる人が多いと思うし。
ただ 14-140 レンズを付けるとなんか色々とチグハグでかっこわるい。
奥のパナライカ 100-400 がウルトラ超カッケーのは気にしないで下さい。

おぉズームレンズを付けて動かすと焦点距離がモニター右上に出る。
いや LUMIX では何も出ないんですよ、焦点距離の決め打ちは勘だけ。
LUMIX で一番気にいらない所だったのでコレは嬉しい。

さて、まずはパナライカ 100-400 を装着して野鳥撮影。
って花や風景用途のサブカメラとして買ったのじゃないのか?なんだけど。
筆者はこのレンズで野鳥ばかりなのでこのレンズでないと何も比較ができない。

m5mozu

うんブレてない、このレンズは OM-D でも問題なく使える。
曇っていて遠いのをトリミングという最悪条件でコレなら、しか用意できなかった。
こんな条件でもがんばって探したんだから、ね。
O.I.S.スイッチはオフにしようと見かけるけど普通に無視されるだけ。
MF 切り替えスイッチは動作する、G99 本体にもあるので使ったこと無いけど。

ところで手ぶれ補正は OM-D と LUMIX で全然違ってたのね。
LUMIX は微妙なブレは常に補正、OM-D はシャッターボタン半押しで動作する。
最初「全然ダメじゃん!」と思った、半押しするとビタ止まりしてまたビビる。

ただ右手が辛い、G99 のデカいグリップは意味があったことを新ためて感じる。
E-M1 なら問題ないと断言、手持ちの野鳥撮影で最重要なのはグリップのデカさ。
ココが小さくてダメだと他に長所があっても全部帳消し。

そんなことよりアイセンサーが過敏すぎて辛い。
G99 は感度調節できイイ感じにできたけどコイツは設定が無い。
頭にきて手動切り替えにしたら今度はコンパネが出ない、どうしろと。

G99 にある一発でマニュアルフォーカスに変更するレバーやボタンが無い。
と思ったけど Fn レバーをそれに割り付けすれば同様の操作ができる。
コレはなるほどって思った、ある程度経験を積んだ人向きってことかな。

ISO 感度の上限設定はコイツも 800 に。
ギア→E1→ISO オート設定→上限/基準値設定、やっと見つけた
メニュー解り辛い、なんでこんなに深いんだよパナを見習え。
前のオーナーは iso 感度を 200 に固定していた…
気持ちは解るけど、動きモノは一切撮影しなかったのだろうか。

m5book

色々感じたけど一番驚いたのはコレだったりして。
読みすぎて色あせた G99 取説の三倍くらいコイツの取説は厚いぞ!
力をいれる所が違うんじゃないのかって突っ込みたい。

今日はもう晴れそうにないのでまた次回。