Programming」カテゴリーアーカイブ

bash macOS

bash は大文字と小文字を厳格に区別する。
しかし macOS の bash は echo, pwd 等の大小文字を区別しない。
ところが if や変数名は普通に区別することに今頃気がつく。

shopt あたりにそうなるオプションが…無かった。
$- の値も Fedora と同じ himBH だった。
じゃあ何故大文字でも echo 等が使えるのだ?

解ってしまえば単純な話で。
組み込みコマンドではなく /bin/echo が使われていただけ。
ファイル名の大文字小文字を区別しないからこんな変なことになるんじゃ!

bash indirection

${!prefix*}
という記述で bash はその接頭子の変数名をブレース展開してくれるらしい。
ビックリマークは間接参照という意味らしい。

さっそくテストコードを書いてみたら見事にハマった!

#!/bin/sh

GF_top='心美 文緒 くおえ'
GF_loli='苗 睦 桃子'

echo ${!GF_*}

for gf in ${!GF_*}; do
    #for s in $gf; do
    for s in ${!gf}; do
        echo $s
    done
done

$gf という記述ではこの場合変数展開できない。
変数名で出力されるので ${${gf}} とかワケワカなことしてみたり。

よーく考えたら当然だった。
$gf なんて変数は定義していないんですもの。
どんな言語でもこんなことはできないよ。

なのでココでも間接参照で実際の変数を見つけてもらう必要がある。
シェルスクリプトって上記ができるとつい勘違いするよね、筆者だけ?

/usr/bin/js

Fedora のデフォルトでは gjs, jjs の他に js というコマンドがある。
当然 JavaScript 関連だと思うんだけど、コレって何?

どう考えても gjs, jjs 共に関係無さそうなんだけーが。
もしかして Webkit の絡みで JavaScriptCore だったり。

JXA and JavaScriptCore stdin | PaePoi

ビンゴで自分で驚いた。
経験値って恐ろしい、けれど微妙に違うのね。

間違えていたので以下修正

どうやら mozjs というものらしい。
JavaScriptCore は以下に別途でありました。

/usr/libexec/webkit2gtk-4.0/jsc

JSC ? WebKit
ビルトイン関数はまったく同じだった。
ただ mozjs の readline は UNICODE で処理しているようだ。
jsc は macOS 同様に変換して取り込む必要がある。

何にせよコイツだけじゃ何もできないんだけどね。

JavaScript toString

JXA で筆者が知りたいことを全部やっている人がいた!

JXA with Require ? GitHub

文字列のメソッドが…完全に Ruby 屋だwww
と思ったら日本人だった。

tom-u – Qiita

もう JXA についてはアチラをごらんください。
一つだけ注意、数値のフォーマットなんだけど。

#!/usr/bin/osascript

// connect
let nsStr = $("合体").stringByAppendingString($("します"));
console.log(nsStr.js);

// format: NSString
nsStr = $.NSString.stringWithFormat($("%@ %@"), $("フォーマット"), $("します"));
console.log(nsStr.js);

// format: JavaScript Number
let num = 3+5;
//nsStr = $.NSString.stringWithFormat($("num: %d"), num); //=> 2135
//nsStr = $.NSString.stringWithFormat($("num: %@"), $(8.toString())); // Error
nsStr = $.NSString.stringWithFormat($("num: %@"), $(num.toString()));
console.log(nsStr.js);

%d がなんでこうなるネン!
理由はもっと JavaScript に詳しい人が教えてくれるだろう、俺は知らん。

てか直接 [数値.toString()] ってできないんだね。
詳しい人は何を今更なんだろうけど。

V8, SpiderMonkey, Nashorn も当然のように全部駄目だった。
エンジンを作っている所はバラバラでも仕様は統一されているって素晴らしい。

JXA NSString UTF-8

JXA で NSString から直接 UTF-8 でファイルに保存する方法が見つかった。

utf 8 – JXA: Set UTF-8 encoding when writing files – Stack Overflow

$("苗ちゃん").writeToFileAtomicallyEncodingError // OK
$("苗ちゃん").writeToFileAtomicallyEncoding // NG

下ではエラーなので今まで不可能だと思っていたけど。
throws つまり例外付き関数の場合は Error を最後に付けるようだ。

write(toFile:atomically:encoding:) – NSString | Apple Developer Documentation

Objective-C からの変換にこんな罠があったとは。
キーワードの先頭を大文字にしてくっつけるだけでは駄目な場合もある。
覚書ページの書き換えをしなきゃいけないな。

ついでにディレクトリの作成なんかもやってみる。

#!/usr/bin/osascript

ObjC.import("Cocoa");

let nil = $();
let newDir = $("新規ディレクトリ");
let newFile = $("nae.txt");
let nae = $("苗ちゃんカワイイ\nなでなでしたい")

let fm = $.NSFileManager.defaultManager;

// Create Directory
fm.createDirectoryAtPathWithIntermediateDirectoriesAttributesError(newDir, false, nil, nil);

// Exist?
if (fm.fileExistsAtPath(newDir)) {
    console.log("Exists");
}

// Directory?
let ref = Ref();
if (fm.fileExistsAtPathIsDirectory(newDir, ref)) {
    if (ref[0])
        console.log("is Directory");
}

// Change Current Directory
fm.changeCurrentDirectoryPath(newDir);
console.log(fm.currentDirectoryPath.js);

// Ceate Text File
let res = nae.writeToFileAtomicallyEncodingError(newFile, true, $.NSUTF8StringEncoding, nil);
if (res) {
    console.log("Write Success!");
}

Ref については公式に解説があるから解ると思う。
PyGtk をパクった Gjs のようにタプルで戻してくれると楽なんだけーが。
って C# とかに慣れているならコッチのほうが理解しやすいかも。