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Fedora C99

あれ?

c99

Fedora 33 の gcc で C99 ってオプション無しで対応しているんだね。
知らない人多いかもだけど C99 以前は先に変数宣言が必須だったのよ。
ちなみに GNOME アプリのソースは今でも全部そうなっている。

C++11 範囲ベース for ループ 入門

c++11

C++ 11 もそのまんまビルドできるじゃん。
いや筆者って C++ は面倒臭いのでほとんど使わないんだけど。

C++14 – Wikipedia

検索したら C++14 も既に、Clang も当然のように。
なんてこった。。。。。

gcc で C/C++ – Paepoi

筆者の作った上記ページがまさか過去の遺物になっていたとは。
M1 Mac で Clang なんてページを追加しようと思ったらこんなことに。
書き換えするか、忙しいのでのんびり待ってね。

M1 Mac JXA and PyObjC

会社の都合で休日出勤は無しなので M1 Air をしっかり試す。
たしかパワーは 2019 Air の五倍なので筆者の 2018 からだと八倍くらいか。
ログイン画面まで 15 秒、パスワードを打ち込みプラス 15 秒でもう使える。
他に Web でベタ褒めされている件、あれらは全部本当だった。
こんなの筆者の知っている Macbook Air じゃない、怪物にも程がある。

とりあえず再構築、Atom を公式サイトから入れよう。
起動しようとすると Rosetta2 をインストールしますか?とアラートが。
インストールを選ぶと一瞬で入ったから内部で有効化しただけだと思うけど。
ぶっちゃけ来年くらいまでは全員が入れると思う。

Atom を Gedit のように使う – Paepoi

再構築完了、書いてて良かった自前カスタムのすべて。
早速 JXA を試そう、ES2020 は対応されているか。
?? 演算子と BigInt と globalThis をまとめてテスト。

#!/usr/bin/osascript

const p = globalThis.print ?? console?.log;
p(12341234123412341234n *2n);

atom_run

動くじゃないの。

GNOME 3.38 Gjs | Paepoi Blog
import 関数は使えない。
Promise も動いた、ただ筆者には便利さが解らない。
matchAll も動く、Gjs と同じく詳細は出力されないけど。

だいたい Gjs と同じって感じ。
ただし、NSMakeRect のバグはそのまんまだ、やっぱりやる気無いのね。

しかしマジで Python2 がデフォルトで入っているのがなんとも。
PHP は 7.3.22 か、さくらインターネットでさえ 7.4.10 なのに。
perl と ruby はどうでもいい。

端末で python3 と打ち込むと CommandLineTools のダイアログ。
インストールすると Python3 が使える、3.8.2 だ。
普通に使えるけど、PyObjC が pip3 でインストールできない。

Python Release Python 3.9.1 | Python.org

macOS 64-bit universal2 installer
というものが公式にあった、これならイケるかな。
CommandLineTools を先に入れないと 3.8 に上書きされるので注意。
インストーラに従うだけで 3.9 にアップグレードできる。
んで、pip3 のアップグレードを行う必要があった。

# pip upgrade
pip3 install --upgrade pip
# install
pip3 install -U pyobjc

PyObjC Tips – Paepoi

PyObjC

PyObjC もコレで問題なく動くじゃないの。
少し面倒だったけど混迷期だからしかたがないね。

GNOME 3.38 Gjs

すっかり遅くなってしまったけど、GNOME 3.38 の変更点。
筆者に関係ありそうなのは Gjs だけだな。

開発者、システム管理者向けの新規事項

String.replaceAll() なんかはメソッド名で別るんだけーがさぁ。
?? と ?. オペレーターの追加、とあるけど説明無し、何だよコレ。
「 javascript nullish check 」で検索。

JavaScriptのOptional ChainingとNullish Coalescing Operatorでnullやundefinedと戦う

#!/usr/bin/gjs
 
//const p = console?.log ?? print;  // Error
const p = this.console?.log ?? print;
p("SUZUKIS Motorcycle is Cool!");

Gjs には console オブジェクトが無い、ということで単純にやってみた。
オブジェクトを直接 (undefined|null) かどうかは調べられないのね。
プロパティが (undefined|null) かどうかのチェックということね。
グローバルオブジェクトはルートの this から辿れる、いやこんな使い方普通はしない。

#!/usr/bin/gjs

if (typeof console === 'undefined')
    print('print');
else
    console.log('console');

undefined だけなら昔ながらの方法があるし、筆者も使っていた。
null かどうかも調べたい時に or 演算する手間が省けるようです。
というかコレ ES2020 の新規機能ってことみたい。

JavaScriptの次の仕様ES2020で追加されることが決定した新機能まとめ – ICS MEDIA

これ以外の ES2020 も使えるかテスト。
import 関数は使えない。
Promise はエラー、よくわからない。
matchAll は動く、Gjs では詳細は出力されないけど。
globalThis は Gjs では関係ない、てか this でよくね?
BigInt は GNOME 3.36 で既に対応していた。

ということで、今日の木曽川。

tsugumi

ツグミ、でかいスズメじゃないよ冬しかいないよ。

kogera

コゲラ、この可愛らしさでキツツキってのがまた。

enaga

エナガ、シジュウカラやメジロと混群していた。

今日はカメラを持った人を結構見た、巨大な白レンズも何人か。
けれど皆カモばかり撮っていた、小鳥も沢山いるのにもったいない。
てか爺さんばかり、なんか道の駅のバイク置き場カヨって感じ。
若い人も電車やコスプレばかりじゃなく小鳥も撮ろうよ。

PyGObject Exif

わざわざ八田川まで通っていた日々は、意味あったジャン。
メジロやキセキレイを見つけた、これらも五条川で見たことない。

メジロってスズメより小さくてカワイイんだよ。
団体行動しかしないからスズメみたいにドコにでもいるわけじゃないんだよ。
しかも全然木から降りてこないし常にアクロバットに動き回っているんだよ。

mejiro

というわけで撮りにいってきた。
キセキレイはまだ一度しか見たことないな、普段ドコにいるんだろう?
ちなみにカワセミは前回とまったく同じ橋の日陰にいた。

ところで。

Fedora の場合 Exif 情報を得るには GExiv2 を使えばいい。
と書いたけど前回の PyObjC のように一覧表示する方法は知らなかった。
ということでチト調べよう。

C
gexiv2/gexiv2-metadata-exif.cpp ? master ? GNOME / gexiv2 ? GitLab

PyGObject
GExiv2.Metadata – Classes – GExiv2 0.10

get_exif_tags で配列を得て get_tag_string すればよさそう。
やってみたら Exif.Panasonic から始まる LUMIX 独自タグがズラリ。
Exif.Panasonic.LensType だけは取得したいな。
最後の LensType だけで見分けしたけど他のメーカーも同じなのかは知らない。

基本的には Exif.Image と Exif.Photo 接頭子のものだけ得られればよさげ。
あと邪魔なので省いたタグについてはソース内の URL で。
ということでこんなコードに。

#!/usr/bin/env python3

import sys, gi
gi.require_version('GExiv2', '0.10')
from gi.repository import GExiv2

def get_exif_dict(filename):
    metadata = GExiv2.Metadata()
    metadata.open_path(filename)
    tags = metadata.get_exif_tags()
    res = {}
    for tag in tags:
        if tag == 'Exif.Photo.MakerNote':
            # https://www.exiv2.org/makernote.html
            continue
        elif tag == 'Exif.Image.PrintImageMatching':
            # https://kotobank.jp/word/PRINT%20Image%20Matching-12107
            continue
        elif tag.startswith('Exif.Image.0x'):
            # https://exiftool.org/TagNames/EXIF.html
            continue
        elif tag.startswith('Exif.Image') or \
                tag.startswith('Exif.Photo') or \
                tag.endswith('LensType'):
            value = metadata.get_tag_string(tag)
            print(f'{tag}: {value}')

d = get_exif_dict(sys.argv[1])

exif

これと PyObjC 版の出力を比較すれば両方で使えるツールを作れそう。
ぶっちゃけデジイチの時点で mac 用しか需要なんて無いんだけど。

PyObjC Exif

よし休日だ。
今日こそ、今度こそは五条川でカワセミを見つけて撮影してやるぞ!
と昼前に遊歩道へ行って十分後。

こんなにあっさり。
わざわざ八田川まで通っていた日々は何だったんだろう。
まあいい、次は狩りの瞬間を撮りたいな。

ところで。

Fedora の場合 Exif 情報を得るには GExiv2 を使えばいい。
macOS の場合はどうすればいいんだろう、ちゃちゃっと検索。

@macosx: NSImage Exif (metadata)

CGImageSource なんてものが SDK にあるみたい。
連想配列を使うのなら PyObjC で書くとスゲェ簡単だぞ。
ImageIO SDK の Objective-c Bridge は以下にあった。

/Library/Frameworks/Python.framework/Versions/3.7/lib/python3.7/site-packages/Quartz

ということでエラー処理を省いて PyObjC で書き換えてみた。
メソッドの場合は引数の数だけアンダーバーが必要なのを忘れずに。

#!/usr/bin/env python3

from AppKit import *
from Quartz.ImageIO import *
import sys

def get_exif_dict(filename):
    url = NSURL.fileURLWithPath_(filename)
    source = CGImageSourceCreateWithURL(url, None)
    data = CGImageSourceCopyPropertiesAtIndex(source, 0, None)
    return data #['{Exif}']

d = get_exif_dict(sys.argv[1])
print(d)

以上。

macos_exif

dict の中に更に {ExifAux} 等の dict があって細かく情報が得られる。
CFDictionaryRef も Python の dict 同様に添字でアクセスできる。
こんなに楽チンなのに PyObjC って全然流行らないのは何故だろう。

レンズの名前まで記録しているのね、こういう情報が残っていると助かる。
野鳥撮影は楽しいよ、プログラミングの楽しさになんか似ている。