先日書いたように半月前に Fedora マシンを英語キーボードに変えた。
VirtualBox 仮想マシンの Windows Vista, XP も英語配列に変更。
「英語キーボード Vista」と検索すればワラワラ見つかるレジストリ書き換えで。
XP は簡単、どちらも仮想マシン状態でも方法は同じで変更できるようだ。
IME も問題ない、Windows では Alt+~ で切り替えなのね。
ホストの GNOME3 複数ウインドウ切り替え機能より優先されるようだ。
てゆーか間違えるわ、あんまり使わないからいいけど。
ついでなのでキーボードネタでも少し。
有名かもしれないけど C 言語では Trigraph という三文字表記が使える。
Digraphs and trigraphs – Wikipedia, the free encyclopedia
??=include <stdio.h> main() ??< printf("%s??/n", "はろーわーるど"); ??>
スッゲエ読みにくい、なんだこりゃですが使えるんです。
ただ gcc では無効になっているので -trigraphs オプションが必要。
gcc -trigraphs test.c
日本語をリテラルに使っても何も問題無い。
ついでに試したら VC++ ならオプション無しで普通にビルドできる。
もしかして C# でも使えるかな?と思ったけどダメだった。
どうでもいいが wprintf ってどんな時に使うのだ?
内部が UTF-16 で local が CP932 で .NET 読み書きが UTF-8 ってアホか。
結局コンソールを使う場合はマルチバイトビルドしか選べないわけで…
それは本当にどうでもよくて。
問題があるようで代わりに Digraph というのが C99 で既定されたようだ。
表現できるものが減っているけどコレで全世界でも問題ないと判明したのだろう。
%:include <stdio.h> main() <% printf("%s\n", "はろーわーるど"); %>
gcc ならオプション無しでイケる、Visual Studio 2008 ではダメだった。
Visual Studio 2010 ならイケるのかはシラネ。
そして C#, Python は関係無かった。
つーか何故こんなもんがあるかというと。
フランス語やドイツ語キーボードにはシャープや角括弧や中括弧が無いから。
キー配列 – Wikipedia
でも実は右 Alt キーを利用して打つことはできるようです。
京都産業大学 外国語学部 フランス語学科/Windowsでのフランス語入力
ドイツ語キーボードの配列
ということで C 言語以外は三文字表記なんか気にしなかったようだ。
いや UTF-8 が普及したってのが大きいんだろうけど…
よく考えたら C# なんて # が使えないと言語名さえ変えなくてはいけないもん。
ぶっちゃけ誰もこんな表記方法は使わないだろう、と思うんだが。
ついでに。
「Gedit キーカスタマイズ」とかのワードで検索している人がいるんだな…
それ Windows の文化だから。
Gedit で検索は Ctrl+F で次を検索は Ctrl+G ですよね。
これ、たとえば devhelp もまったく同じなんです。
一つ覚えてしまえば他でも同じキーが使える環境のほうがいいと思うのだが。
そういうところが気に入って GNOME を選んでいる人って少ないのかな…