GExif2 0.10 metadata

カメラを縦向きで撮影した写真は OM SYSTEM も LUMIX と同じだった。
つまり普通の横向き写真の Exif に回転情報を付加したもの。
検索すればすぐ解るけど反転情報を含めて 1 から 8 まである。
macOS の場合はプレビュー.app のインスペクタで「方向」にて確認できる。

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ちなみにプレビュー.app は画像の回転情報の書き換えが可能。
command+R で回転させて command+S で上書き保存するだけ。

Fedora は Nautilus でも EOG でも確認できない。
よし GExif2 を使ってスクリプトを、と思ったら。

2

get_orientation が非推奨に。
代替え関数は何だ?

Generic image metadata handling: gexiv2 Reference Manual

どうやら try_*** の関数に変更する時に不要とされたみたい。
タグは以下で確認できる。

Exiv2 – Image metadata library and tools

ということで。
説明は macOS のインスペクタと同じになるよう Python で作ってみた。
回転方向はカメラの向きなので人によっては逆で説明している。

#!/usr/bin/env python3

import sys, gi
gi.require_version('GExiv2', '0.10')
from gi.repository import GExiv2

DESC = [
	'無し',
	'標準',
	'水平方向に反転',
	'180°回転',
	'垂直方向に反転',
	'反時計回りに90°回転および垂直方向に反転',
	'反時計回りに90°回転',
	'時計回りに90°回転および垂直方向に反転',
	'時計回りに90°回転']

with open(sys.argv[1], 'rb') as f:
    metadata = GExiv2.Metadata()
    metadata.open_buf(f.read())
    #ori = metadata.get_orientation() # Deprecate
    num = metadata.try_get_tag_long('Exif.Image.Orientation')
    print(f'{num} ({DESC[num]})')

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時代は OS 標準、足りない機能はスクリプトですよ。
なんかさ、フリーソフトって文化はもう終わっているよね。

しかし M1 Mac って本当に速いんだな。
ハイレゾショット五千万画素写真の表示に一秒かからない。
i5 6500 マシンの Fedora では三秒もかかるのに。

それと OM SYSTEM の RAW も Finder で普通にサムネイル表示。
でもハイレゾショットの巨大な ORF では表示しないようです。

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いやハイレゾは多分使わないけど、実験してみたかっただけ。
小型で機動力がウリのカメラに三脚必須機能なんてあってもさ。