Spy++ で WPF

何を今頃の話。

Visual Studio Tools の Spy++ でちっとウインドウ検索していた。
これって UAC に引っかかるのよね、そんな大げさなアプリとも思えないけど。

ちっと思いついて SeeMe にファインダツールをドロップ。

えっ!WPF で作ったアプリには親ウインドも子ウインドも何も無いってこと???

意味不明の若い人へ説明すると…解説が難しいなぁコレ。
Win32 API で作ったウインドウはボタンやラベルも全部ウインドウである。
なのでメインウインドウにボタンがあったらボタンは子ウインドウということです。
ウインドウハンドルを持つモノは全部ウインドウ…ということで解るかな?

ソレが一つも無いということは全部ペンやブラシで描写しているのと同じコト。
ちなみに Y901 のコントローラボタンがそうやっているのでコレも当然ウインドウではない。

そういえば WPF は DirectX で描写していたんだっけ、これは「なるほど」という感じ。
.NET Framework が一番の親に居ると思っていたんだけど違っていた。
いったいドコまで今までと考え方を変えなければいけないのだろう?

もう一つ思いついて Explorer のリストビューにファインダツールをドロップ。

あれ?このリストビューって SysListView32 クラスってことなの???
解る人には解るとおり Win32 での「今までの ListView 」と同じっていうこと。
なのにこの描写、あぁワケワカになってきたぞ!

てっきり WPF と同じ方法で描写を実現かと思っていたが普通のウインドそのもの。
「何か」をやれば Win32 で作った ListView もこの「なめらか描写」に出来るってことみたい。
公開されなきゃどうにもならんが、なんか Vista って本当に難しい。