WebKit for Python

Ubuntu 10.10 のアップデート、61MB もあるんかい!
ってよく見たら libwebkit なんてのがあるんだけど…

WebKit な Epiphany は GNOME 標準だけど Ubuntu では除かれているのに。
ライブラリだけは存在しますということなのかな?
まてよ、そういうことならデフォルト状態で Python から使えるかも。

>>>import webkit

10.10 はデフォルトで利用できるようです、てゆーか
/usr/share/doc/python-webkit/examples/browser.py
にサンプルコードがあるわな。

このサンプルコードを試してもいいけど最小限のコードを書いてみる。

#!/usr/bin/env python
#-*- coding:utf-8 -*-

import gtk
import webkit

class WebKitTest(gtk.Window):
    """
        WebKit test for Python
        from Ubuntu 10.10
    """
    def __init__(self):
        # Window
        gtk.Window.__init__(self)
        self.connect("delete-event", gtk.main_quit)
        self.resize(640, 480)
        # WebKit
        w = webkit.WebView()
        w.load_uri("http://google.co.jp/")
        # ScrollWindow
        sw = gtk.ScrolledWindow()
        sw.set_policy(gtk.POLICY_AUTOMATIC, gtk.POLICY_AUTOMATIC)
        # add
        sw.add(w)
        self.add(sw)
        self.show_all()

if __name__ == "__main__":
    w = WebKitTest()
    gtk.main()

おぉ、コレだけで使えるのか。
GtkScrolledWindow を噛まさないと縦長のページで悲惨になるので注意ね。
後はサンプルコードを見ながらチマチマ弄くれば立派な自作ブラウザになりそう。

とにかく Python だけで何でも作れてしまう。
デフォルト状態でも作って遊べるというのはやはり素晴らしい。
Windows ではこんなこと考えられないものなぁ。