run JXA in Visual Studio Code

Visual Studio Code (以下 Code)で新たな発見。

他のエディタと同じファイルを開いて他側にて上書き保存。
すると即座に Code は全自動で読み直ししてくれる、凄い!
更に開いているファイルを削除すると全自動でタブを閉じてくれる、凄い!

正直迷惑な場合が多いのですけど…

筆者は macOS で日本語が入力できない Gedit の代用で使っている。
alt(option)+上下矢印キーで行入れ替え
fn+左矢印キー(Home) でインデントの先頭へ移動
shift+tab で選択していなくてもインデント戻し
が可能なエディタをこの2つしか知らないのでしかたがない。

ウザいだけのインテリセンスを無効にして騙し騙し使っていたり。
問題は F5 デバックだ。
そもそも F5 にしている理由は Visual Studio に合わせたのですし。
Gedit で Python スクリプトを debug – L’Isola di Niente

Code で F5 を叩くと、なんで node.js 専用なんだよ!
筆者は JXA しかやるつもりは無い、代用手段は無いのか?

特集:Visual Studio Code早分かりガイド:Visual Studio Codeの使い勝手をよくするツール (1/5) – @IT

あるみたい。
ということで F5 に割り付けしてみよう!

run task をコマンドパレットに打ち込んでも出ない、あれ?
って「タスク」と日本語で打ち込まないといけなくなったようで。
shift+command+B は普通に使えるようだ、って覚えにくいよ。

tasks.json はディレクトリ毎に作られるようで。
とにかく以下のように書き換える。

{
    // See https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=733558
    // for the documentation about the tasks.json format
    "version": "0.1.0",
    "command": "osascript",
    "isShellCommand": true,
    "args": ["${file}"],
    "showOutput": "always"
}

${file} 変数はココで使えるかどうか見つからないけど実験をかねて。
んで、キーボードショートカットの f5 を上書き。

// 既定値を上書きするには、このファイル内にキー バインドを挿入します
[
    {
        "key": "f5",
        "command": "workbench.action.tasks.build"
    }
]

ここまでやって f5 を叩いてみる。

おぉコレは!
と思ったけどこの機能はファイル単体で開いた時では使えないのね。
使うには毎回 [フォルダを開く] をやらなきゃいけないみたい。
うーん…

bash macOS

bash は大文字と小文字を厳格に区別する。
しかし macOS の bash は echo, pwd 等の大小文字を区別しない。
ところが if や変数名は普通に区別することに今頃気がつく。

shopt あたりにそうなるオプションが…無かった。
$- の値も Fedora と同じ himBH だった。
じゃあ何故大文字でも echo 等が使えるのだ?

解ってしまえば単純な話で。
組み込みコマンドではなく /bin/echo が使われていただけ。
ファイル名の大文字小文字を区別しないからこんな変なことになるんじゃ!

bash indirection

${!prefix*}
という記述で bash はその接頭子の変数名をブレース展開してくれるらしい。
ビックリマークは間接参照という意味らしい。

さっそくテストコードを書いてみたら見事にハマった!

#!/bin/sh

GF_top='心美 文緒 くおえ'
GF_loli='苗 睦 桃子'

echo ${!GF_*}

for gf in ${!GF_*}; do
    #for s in $gf; do
    for s in ${!gf}; do
        echo $s
    done
done

$gf という記述ではこの場合変数展開できない。
変数名で出力されるので ${${gf}} とかワケワカなことしてみたり。

よーく考えたら当然だった。
$gf なんて変数は定義していないんですもの。
どんな言語でもこんなことはできないよ。

なのでココでも間接参照で実際の変数を見つけてもらう必要がある。
シェルスクリプトって上記ができるとつい勘違いするよね、筆者だけ?

/usr/bin/js

Fedora のデフォルトでは gjs, jjs の他に js というコマンドがある。
当然 JavaScript 関連だと思うんだけど、コレって何?

どう考えても gjs, jjs 共に関係無さそうなんだけーが。
もしかして Webkit の絡みで JavaScriptCore だったり。

JXA and JavaScriptCore stdin | PaePoi

ビンゴで自分で驚いた。
経験値って恐ろしい、けれど微妙に違うのね。

間違えていたので以下修正

どうやら mozjs というものらしい。
JavaScriptCore は以下に別途でありました。

/usr/libexec/webkit2gtk-4.0/jsc

JSC ? WebKit
ビルトイン関数はまったく同じだった。
ただ mozjs の readline は UNICODE で処理しているようだ。
jsc は macOS 同様に変換して取り込む必要がある。

何にせよコイツだけじゃ何もできないんだけどね。

JavaScript toString

JXA で筆者が知りたいことを全部やっている人がいた!

JXA with Require ? GitHub

文字列のメソッドが…完全に Ruby 屋だwww
と思ったら日本人だった。

tom-u – Qiita

もう JXA についてはアチラをごらんください。
一つだけ注意、数値のフォーマットなんだけど。

#!/usr/bin/osascript

// connect
let nsStr = $("合体").stringByAppendingString($("します"));
console.log(nsStr.js);

// format: NSString
nsStr = $.NSString.stringWithFormat($("%@ %@"), $("フォーマット"), $("します"));
console.log(nsStr.js);

// format: JavaScript Number
let num = 3+5;
//nsStr = $.NSString.stringWithFormat($("num: %d"), num); //=> 2135
//nsStr = $.NSString.stringWithFormat($("num: %@"), $(8.toString())); // Error
nsStr = $.NSString.stringWithFormat($("num: %@"), $(num.toString()));
console.log(nsStr.js);

%d がなんでこうなるネン!
理由はもっと JavaScript に詳しい人が教えてくれるだろう、俺は知らん。

てか直接 [数値.toString()] ってできないんだね。
詳しい人は何を今更なんだろうけど。

V8, SpiderMonkey, Nashorn も当然のように全部駄目だった。
エンジンを作っている所はバラバラでも仕様は統一されているって素晴らしい。