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Gedit External Tools CRLF

Gedit の External Tools が変だ。

何故コマンドが改行されているのだ?
head コマンドの挙動が変わってしまったのだろうか。

一時間くらいすったもんだしてやっと理由が判明。
何故か改行コードが CRLF になっていたからだった。

head -n1 は LF までを戻すので直前の CR は残ってしまうみたい。
てか bash が CR を改行と認識すると初めて知った。
CR を使うなですむ話だけど、一応対策。

#!/bin/sh

# Do shebang

#h=`head -n1 $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_PATH`
# Remove CR
h=`head -n1 $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_PATH | tr -d '\r'`
if [[ $h = \#\!* ]]; then
    app=${h#*\!}
    echo $app $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_PATH
    $app $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_PATH
fi

普段はまったく無意味な処理なんだけどね。

text/x-python3

Fedora 27 では ContentType に text/x-python3 が追加されていた。
…ことを昨日久々に Python ネタを書いてやっと気が付く筆者であった。
Gedit で python の所に登録したスニペットが流し込めなかったということで。

とうとう Python2 からの完全置き換えをあきらめたということかな。
ちなみに Gedit はモードラインが無いなら ContentType で見分けている。
どういう振り分けをしているのかしらべてみよう。

/usr/share/mime/magic
を Gedit で無理矢理開いて Ctrl+F から python3 を検索。

あぁシバンのみで判断しているってことね。
拡張子を py にしただけのファイルは text/x-python のままだ。

python3+15 って何だろと思ってアレコレ試してみた。
先頭から 15 文字目までにコレを見つけたら Python3 だと認識、でいいのかな。

#!!!!!!!!!!!/usr/bin/env python3

から ! を一文字増やし Ctrl+s で Gedit のステータスバー表記が Python に変わる。

いや実験です、この shebang は当然動作しません。
しかし 15 文字っていったいどんだけ変な場所に env があるんだよ。

とにかくこれで Python2/3 コードの振り分けが簡単になる。
いや現行の Fedora デフォルトに Python2 は含まれていませんけど。

JXA FileList

今回は JXA でディレクトリ内容列挙でも。
まあ Objective-c での手段は検索で山ほど見つかる、しかも日本語で。
Gjs だと英語しか見つからないのに、まあ macOS と比べてもね。

変換するだけとはいえ落とし穴は幾つかある。

#!/usr/bin/osascript

ObjC.import("Cocoa");

nil = $();

let path = $("~/Desktop").stringByExpandingTildeInPath;
let nsFiles = $.NSFileManager.defaultManager.contentsOfDirectoryAtPathError(path, nil);
//$.NSLog("%@", nsFiles);
let jsFiles = nsFiles.js; // NSArray to JS Array
for (let i=0; i<jsFiles.length; i++) {
    console.log(jsFiles[i].js);
}

nil は null ではない。
そういえばデルヒャァがそうだったなぁ、もう完全に忘れたけど。

NSArray のままではループできない。
こいつの変換も *.js メソッドでイケるのか、なるほど。

次は再起のように中身まで辿っていく手段。

#!/usr/bin/osascript

ObjC.import("Cocoa");

let path = $("~/Documents").stringByExpandingTildeInPath;
let nsDirEnum = $.NSFileManager.defaultManager.enumeratorAtPath(path);
//while (let name = nsDirEnum.nextObject) {
while (true) {
    let name = nsDirEnum.nextObject;
    if (name.isNil()) break;
    let fullPath = path.stringByAppendingPathComponent(name);   // Full Path
    console.log(fullPath.js);
}
console.log("done");

if (name == $()) では認識してくれない。
つまり検索でよく見つかるコメントアウト部分は使えない。
isNil() でなんとか JavaScript の boolean 値だと認識するようだ。

Gjs や PyGObject と違って型が明確に分離している。
ってもソレさえ理解できてしまえば日本語情報があるだけ簡単だね。

どうでもいいけど Gedit は日本語入力できないまま使っている。
開き直って日本語を使わなければいいのさ、ガッハッハ!
まあ JXA 専用だね。

Gedit External Tools

Gedit で外部ツールからスクリプト実行を筆者はよく使う。
今まで ContentType で振り分けしていた。
しかしコレでは gjs, jjs や Python, Python3 で振り分けできない。

考えてみたらシバンで実行すればいいじゃん。
+x パーミッションを付けない状態でもシバンを読取りすればいいのだし。
先頭に #! があればソレで、無いなら今までどおりにすればいいかな。

#!/bin/sh

# シバンがあるならソレで起動、無いなら ContentType 判別

h=`head -n1 $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_PATH`
if [[ $h = \#\!* ]]; then
    app=${h#*\!}
    echo $app $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_PATH
    $app $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_PATH
else
    echo @ContentType $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_TYPE
    if [[ $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_TYPE = *python ]]; then
        python3 $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_PATH
    elif [[ $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_TYPE = *javascript ]]; then
        gjs $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_PATH
    elif [[ $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_TYPE = *shellscript ]]; then
        sh $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_PATH
    elif [[ $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_TYPE = *vala ]]; then
        vala $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_PATH
    elif [[ $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_TYPE = *csrc ]]; then
        src=`head $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_PATH`
        case $src in
            *gtk.h*)
                echo "Gtk Build"
                gcc $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_PATH `pkg-config --cflags --libs gtk+-3.0` ;;
            *glib.h*)
                echo "GLib Build"
                gcc $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_PATH `pkg-config --cflags --libs glib-2.0` ;;
            *)
                echo "Gcc Build"
                gcc $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_PATH ;;
        esac
    else
        echo Non Support File
    fi
fi

これでもし他のスクリプト言語に目覚めてもシバンだけで対応できるぞ!
無いと思うけど。

macOS Sierra in Gedit, Kate

ftp.gnome.org

Mac 版 Gedit 3.13.91 なんてモンがあるジャン!
インストール方法は普通なので省略、macOS Sierra で起動できた!

Gatekeeper があるので初回は control を押しながら起動して開くを選ぶ。
次回からは普通に起動できる、もう慣れたよね。
off にする方法を Web で紹介している人はコレのいったい何が面倒なんだろう。

~/.config/gedit ディレクトリが作られている。
Fedora から tools と snippets ディレクトリをコピー。
おぉあたりまえのように動くぞ!

macOS デフォルトには ~/.local が無いんだね。
~/.local/share/gedit/plugins ディレクトリを自分で作る。
Gedit 及び Eye of Gnome プラグイン – L’Isola di Niente
の 3.12 版をインストールしてみる。

おぉ a_href_picture まで動く!
GTK+ も Python も同梱のものを使うようだ。

~/.config/dconf/user が作られない。
~/Library/Preferences/org.gnome.Gedit.plist がソレっぽい。
Mac では dconf の設定は個別になるようだ。
smart_home_end を BEFORE にしたいんだがどうすれば…

で、ココまでやってやっと気が付いた。

日本語が入力できないジャン…

Mac OS X版GTK+の日本語入力対応 その後 – ククログ(2013-12-26)

GTK+ 3.10 から mac での日本語入力問題は解決したんじゃなかったの?
mac で Xamarin をやっている人とか多いはず、ってアレは GTK2 だっけ。
どうやらこれについてはエンドユーザーではお手上げっぽい。

あぁ日本語入力以外は何も問題無いのに。

ヤケクソだ、Kate (KDE デフォルトエディタ) をインストールしてやる!
Qt なら多分だけど大丈夫だろう。

うん、Kate なら日本語入力は問題無いぞ。
って、return と delete キーが反応しないぞ!
コイツもソレ以外は問題なさそうなのに。

どっちもアカン、オススメブログとかで名前が出ないわけだ。

Visual Studio Code を使い続けるしかないか。
コード補完機能が正直ウザいんですけど。