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C++14

unary_function は C++11 から非推奨だったのね。
functional – cpprefjp C++日本語リファレンス

std::cout を覚えただけで C++ を簡単みたく書く初心者ブログが多いよね。
筆者の Tips ページはそいつらが見たら絶望するように STL を使っていたり。
なのでワケワカメの代表 unary_function が使えないのは困ったなぁ。
と思ったけどコメントアウトしただけで動くじゃん。

それと auto で便利になったとかも見かける。
いや、class で this を戻すのに auto 指定できるレベルでないとそれほど。
…できるジャン!

// stl.cc
#include <iostream>
#include <vector>
#include <algorithm>

/**
 * Fedora 33
 * g++ stl.cc
 *
 * macOS Big Sur
 * clang++ -std=c++14 stl.cc
 */

/*
 * みんな大好き C++ のテンプレート
 * C++11 より unary_function は非推奨
 * なんだけど、継承する必要が無くなっただけだったり
 */
template <class T>
struct outputfunc { // : public std::unary_function<T, void> {
    void operator()(T obj) {
        std::cout << obj << " ♪♪♪ ";
    }
};

class App {
public:
    App() {
        std::vector<std::string> vec = {"SUZUKIの", "バイクは", "カッコイイ"};
        // 関数オブジェクトにしたけど今は範囲ベース for のほうがいい
        std::for_each(vec.begin(), vec.end(), outputfunc<std::string>());
    }
    ~App() {
        std::cout << std::endl << "今日も元気でね!" << std::endl;
    }
    static auto init() {
        // auto で this を戻せる
        return new App();
    }
};

int
main(int argc, char* argv[]) {
    // イヂワルな初期化
    auto app = App::init();
    delete app;
    return 0;
}

cpp14

macOS ではオプションが必要なのね、c++17 指定でもいい。
for も Python と同じようにできるし、使わない間に随分進化していた。
後は :: と -> が全部ドットになれば、って今更無理だろうな。
たまにしか C++ を触らないとどうしてもソコがね。

C11

C 言語って C99 の後に C11 というのがあるんだね。

C11 (C言語) – Wikipedia

gets を排除なんてどのコンパイラもやらないだろうな。
gets_s なんて Clang も gcc も使えないぞ、cc.exe ただ一つじゃねーの?

しかし gets で検索するとみんな色々書いているけど。。。
GNU Readline ってそんなに無名なんだろうか?

GNU readline | Paepoi Blog

標準入力では一番の選択肢だと思うんだけど、まあ人それぞれ。

char16_t と char32_t 型か、今までどおり wchar_t で問題ないような。
UTF-16 と UTF-32(UCS-4) が混在する場合なんてありえる?

てか

#include <uchar.h>

が macOS では CLang でも gcc でもエラーなんだけど?

macos – OS Xでuchar.hが見つからない – スタック・オーバーフロー

古い質問だけど今もそうなの?
Fedora の gcc だと普通にコンパイルできるんですけど。
U の接頭子ならイケたのでそっちでやってみる。

#include <stdio.h>

int main (int argc, char const* argv[]) {
    printf("wchar size: %lu byte\n", sizeof(L'a'));
    printf("UTF-32(UCS-4) size: %lu byte\n", sizeof(U'a'));
    return 0;
}

utf32

うん、Fedora の gcc も macOS の Clang もオプション無しでイケる。
全部 UTF-32 なのよね、NSString が UTF-16 なのが少し困る。
あっ混在あった、ってそれ相互利用なんてしないと思うけど。

Command Line Tools reinstall

M1 Mac で Clang なんてページを追加する。
って以前書いたけど全然進んでいない、だって。

/Library/Developer/CommandLineTools/usr/bin

が無くなっているって何だよ、clang コマンドはココにあったはず。

usr

記憶が違っているかと色々探したけど見つからない。
同一症状は無いかと検索しまくっても見つからない。

てゆーか macOS Big Sur って本当にバグ多いな。
って、GNOME3 を最初期から使っていた筆者が言うことじゃないな。
よくあることだと開き直って再インストールすりゃいいんだよ。

xcode-select --install

コマンドで最インストールするダイアログが出るけど。。。。。
又消えても困るのでパッケージでダウンロードしておきたい。

Mac OS mojaveに更新したら、xcode-selectが動かなくなったので解決した。 – Qiita

上記を試したら dmg が見つかった。
Command Line Tools for Xcode というのでいいのかな。
12.5 はベータなので今回は 12.4 をダウンロードする。

dl

落とした dmg で command+O すると中身に pkg がある。
pkg を W クリックするとインストーラが立ち上がる。

dialog

m1 Mac なら一分くらいでインストール完了。
親切に dmg をゴミ箱に捨てるか聞いてくるので残す。
dmg をアンマウントして、最初に書いたパスの確認。

bin

やはり筆者の勘違いじゃなくてココに clang があったのね。
又消えてしまっても dmg が残っているからすぐ元通りにできる。

さて問題は Python 3.8 もココに入っていることだ。
以前は Python を公式から最新にしていても巻き戻しされていたのよ。
でも 3.9 のインストーラだと ~/.zprofile で以下のように。

# Setting PATH for Python 3.9
# The original version is saved in .zprofile.pysave
PATH="/Library/Frameworks/Python.framework/Versions/3.9/bin:${PATH}"
export PATH

/usr/bin の前に Python 3.9 のパスを指定という方法にしたようだ。
UNIX 系では $PATH の順番どおりにコマンドを探すんです。
このおかげで python3 コマンドは Python 3.9 のままになります。

Fedora C99

あれ?

c99

Fedora 33 の gcc で C99 ってオプション無しで対応しているんだね。
知らない人多いかもだけど C99 以前は先に変数宣言が必須だったのよ。
ちなみに GNOME アプリのソースは今でも全部そうなっている。

C++11 範囲ベース for ループ 入門

c++11

C++ 11 もそのまんまビルドできるじゃん。
いや筆者って C++ は面倒臭いのでほとんど使わないんだけど。

C++14 – Wikipedia

検索したら C++14 も既に、Clang も当然のように。
なんてこった。。。。。

gcc で C/C++ – Paepoi

筆者の作った上記ページがまさか過去の遺物になっていたとは。
M1 Mac で Clang なんてページを追加しようと思ったらこんなことに。
書き換えするか、忙しいのでのんびり待ってね。

GNU readline

前回 jxa で readline を使ったけどさ。
やっぱり C でも使いたいヤン。

GNU readline | Apribase

タブキー保管ができたり上矢印キーで履歴が辿れたり、まさに端末って感じ。
gets や scanf は非推奨なんだし、端末入力はコレに統一でいいじゃん。

Fedora では libreadline.so は最初から入っている。
でも C のヘッダは無いので以下のコマンドでヘッダを追加する必要がある。

# ncurses ヘッダも依存関係で入るけど気にしない。
sudo dnf install readline-devel

macOS では Command Line Tools の導入で readline.h も入ってくる。
GNU のものではなく互換品だったりするけど。
なので検索すると editline/readline.h と指定、なんて出てくると思う。
現在は以下にシンボリックリンクがあるので readline/readline.h のままでいい。

/Library/Developer/CommandLineTools/SDKs/MacOSX.sdk/usr/include/readline/readline.h

ビルドするにはどちらも -l リンカオプションは必要。

#include <stdio.h>
#include <stdlib.h> /* free() */
#include <string.h> /* strcmp() */
#include <readline/readline.h>
#include <readline/history.h>

/*
    Fedora: gcc -lreadline src.c
    macOS:  clang -lreadline src.c
*/

int main(void) {
    char *s;
    printf("usage: exit 又は Ctrl+D で終了\n");
    while (1) {
        s = readline(">> ");
        if (s == NULL) { /* Ctrl+D */
            printf("\n");
            break;
        } else if (strcmp(s, "exit") == 0) {
            free(s);
            break;
        } else if (*s == '\0')
            printf("なんか打ち込めよ!\n");
        else
            printf("%s はカッコイイ!!!\n", s);
        add_history(s);
        free(s);
    }
    return 0;
}

で。

clang_readline

Fedora, macOS 共に上矢印キーで履歴が辿れるし control+D も使える。
macOS の history.h って実は readline.h へのリンクなので不要だけど互換のために。
string.h 等の指定も省略可能だけど警告がウザいので入れたほうがいい。