月別アーカイブ: 2019年10月

Catalina Scripts

zsh でプロンプトのカスタムは以前書いたのだけど。
zsh | PaePoi

~/.zshenv ではなく ~/.zshrc に書く必要があるみたい。
~/.zshenv では Mojave には無かった /etc/zshrc に上書きされてしまう。

PROMPT でもいいみたいだけど PS1 変数も使えるみたい。
RPROMPT も問題ないけど筆者は Fedora と共通にしたいので以下のようにした。
ブラケットが無いとコマンドの始まりがドコなのかワカンネーもん。

# ~/.zshrc @ User specific environment

PATH="$HOME/.local/bin:$HOME/bin:$PATH"
export PATH

# Fedora like Prompt for bash
#PS1='[\u@\h \W]\$ '
# zsh
PS1="[%n@%m %1~]%# "
#RPROMPT="[%~]"

# alias
alias ll="ls -l"
alias jxa="osascript -i -l JavaScript"
alias jsc=/System/Library/Frameworks/JavaScriptCore.framework/Versions/A/Resources/jsc

atom は .zshrc 等を色分けしてくれる、素敵!
スクショ間違っていたので 20 時修正。

それと。
前回クイックアクションで 72dpi 変換ができなかった理由が判明。
iPhone でお馴染み、サンドボックス機能のアクセス許可で弾かれているようだ。

Automator から「指定されたFinder項目を取得」にデスクトップの画像を一旦入れ実行。
アラートが出るので [OK] をクリック、これで Automator からはアクセス可能になる。
しかしそれをやっても「クイックアクション」からはアクセスできない、失敗作だろコレ。

クイックアクションは死にました、チーン♪
いや修正は入る、かな…

これじゃ不便なので拡張のほうに変換スクリプトを作り替え。
macOS アプリを JXA (AppleScript) で拡張

#!/usr/bin/osascript

// change72dpi.js

let app = Application.currentApplication();
app.includeStandardAdditions = true;

let selections = Application('Finder').selection();
for (let item of selections) {
    if (item.nameExtension() === 'png') {
        let fullPath = decodeURI(item.url()).slice(7);
        let pos = fullPath.lastIndexOf('/');
        let path = fullPath.substr(0, pos);
        let name = item.name();
        app.doShellScript(`cd '${path}'
        src_width=$(sips -g pixelWidth '${name}' | cut -s -d ':' -f 2 | cut -c 2-)
        width=$(($src_width / 2))
        sips -s dpiHeight 72.0 -s dpiWidth 72.0 -Z $width '${name}' --out '72dpi-${name}'`);
	}
};

デスクトップのスクリーンショットを選択し実行。
アクセス許可アラートで [OK] を選択すると下記に表示されるようになる。

許可ばかりでサンドボックスの意味ネェ。
そもそもこんな Mac の使い方をする人は少ないだろうけど。
とりあえず当面はこの方法で 72dpi 変換するとしよう。

zsh も bash と同じく $((formula)) 計算できるのね。
てかバッククォートを JXA で使うのでシェル部分で使えないのは難しかった。
NSRect が使えればもっと簡単な手段があるのになぁ。

ところで Python3 なんだが。

macOS 10.15 Catalina 19A583にはPython 2.7.16、Ruby 2.6.3p62、Perl 5.18.4が同梱されるも、Python 2.7の使用は非推奨で”python3″を推奨。 | AAPL Ch.

元々インストールしていたマシンならそのまま使える、ってことか。
ただ筆者は 3.7.4 に更新していたのに 3.7.3 に巻き戻されてしまった。
多分今後も勝手にそうされるだろうからこのままにするけどさ。

今日はここまで。

macOS 10.15 Catalina

macOS 10.15 Catalina を導入しました。
Macbook Air 2018 の Mojave からのアップグレードです。
さて、一番気になる所をチェック。

デフォルトシェルは初期状態では bash のまま。
ただし [zsh に自分で変更しろ] というメッセージが毎回出る。
.bashrc でカスタムしていた所は .zshenv に変換コピペ等の猶予がある。
一通り調べた後で筆者も zsh に変更します。

Python2 も実は残っている、同様なメッセージが出る。
でも Python3 ってあれ?

筆者は自分で Python3 を入れたけど、それは /usr/local/bin にある。
デフォルトで /usr/bin に入るようになったみたい、情報が無かったけど。
シンボリックリンク先は同じなので残しても問題ないけど local のは消すかな。

PyObjC は pip3 で自分で入れたのだけどコレも最初からあるのかいな?
他人の情報を待とう。

筆者自作の Comipoli はソースもビルド済みも問題なく動いた。
ただソースのまま起動するのが異様に遅くなったような気が。
macOS アプリケーション

何より気になる JXA での NSRect のバグ。

そのまんまヤン!
もう JXA はダメだ、GUI は PyObjC に完全移行しよう。

httpd.conf はやはりリセットされた。
変更点は特に無いようだ、とっとと元に戻す。
macOS httpd.conf | PaePoi
んで

sudo apachectl restart

そんなことより。
sips を使ったスクリーンショットの 72dpi 変換ができない!
macOS をクイックアクションで拡張 – L’Isola di Niente
シェル変更の影響か?

#!/usr/bin/env python3

# change72dpi *.png

import sys, os
from AppKit import *
from Quartz.CoreGraphics import *

args = sys.argv[1:]

for s in args:
    name = os.path.basename(s)
    src_image = NSImage.alloc().initWithContentsOfFile_(name)
    img = NSBitmapImageRep.imageRepWithData_(src_image.TIFFRepresentation()).CGImage()
    h = CGImageGetHeight(img) // 2
    w = CGImageGetWidth(img) // 2
    ctx = CGBitmapContextCreate(None, w, h, 8, 4 * w, CGColorSpaceCreateDeviceRGB(), kCGImageAlphaPremultipliedLast)
    CGContextDrawImage(ctx, CGRectMake(0, 0, w, h), img)
    imgref = CGBitmapContextCreateImage(ctx)
    out_image = NSImage.alloc().initWithCGImage_size_(imgref, (w, h))
    bmp = NSBitmapImageRep.imageRepWithData_(out_image.TIFFRepresentation())
    data = bmp.representationUsingType_properties_(NSBitmapImageFileTypePNG, {})
    data.writeToFile_atomically_(f'72dpi-{name}', True)

以前書いた使い捨てスクリプトでなんとか 72dpi 変換した。
しかし端末でこんなの出ていたっけ?

とりあえず気がついたのはそんなところ。
相変わらず mac らしい使い方をしていないなぁ。

Fedora USB

突然だがメインマシン (Fedora) のスピーカーが壊れた。
ということで楽をしようと USB 給電の安い奴を買った。
超高音がとうの昔に聞こえなくなっているジジイは安物スピーカーで充分だ。

これでノートパソコンのように本体の電源 OFF に連動してスピーカーも…
給電され続けるじゃん!

パソコンの電源を切っても、USB 機器に給電される。 | ドスパラ サポートFAQ よくあるご質問|お客様の「困った」や「知りたい」にお応えします。

筆者のマザーも ASRock なのでコレだな。
S5 って何だ?

PC の電源がオフでも USB が通電し続けるときの解決方法

S4-S5 ってつまり Windows10 専用ということか。
バイオスの領域なので OS の種類は関係ないはず。
Fedora 等の Linux なら S5 に指定すればいいってことだろう。
筆者のバイオスは日本語化されていただけで設定は同じだった。

設定して、よし連動するようになった。
音は、まあ安物なので。

上記とは関係ないけど。
macOS 10.15 Catalinaのインストーラアプリのサイズは8GB超えでMac OS X 10.7 Lion以降で最大に。 | AAPL Ch.

まじで 8.09GB もある、Apple さん勘弁してくれ。
次回から macOS ネタになる予定。

PHP Imagick

さて PHP をやるといっても言語仕様なんてすぐに理解できる。
筆者はすぐ忘れる人なのでまたチップスページを作る、はいいとして。
PHP で何をやるかだ、とりあえず画像のリサイズだな。

PHPで画像をリサイズしよう!表示・保存方法もわかる | 侍エンジニア塾ブログ(Samurai Blog) – プログラミング入門者向けサイト

GD は定番として Imagick ってココ(さくら)で使えるのかな?
手持ちパソコン内だけで可能なのでは意味がないし。
と思ったけれど、どちらも問題なく使えるようだ。

【さくらのレンタルサーバ】基本仕様 ? さくらのサポート情報

ところで Fedora 自体は PHP をインストールしただけでは両方使えない。
てなわけで dnf する。

sudo dnf install php-gd php-pecl-imagick

httpd を通すのが面倒だからスクリプトで直接試す。
Linux はコレができるから楽なんだよね。

#!/usr/bin/env php

<?php

    // php-gd
    [$width, $hight] = getimagesize('test.jpg');
    $baseImage = imagecreatefromjpeg('test.jpg');
    $image = imagecreatetruecolor(100, 100);
    imagecopyresampled($image, $baseImage, 0, 0, 0, 0, 100, 100, $width, $hight);
    imagejpeg($image , 'out_01.jpg');

    // php-pecl-imagick
    $image2 = new Imagick('test.jpg');
    $image2->thumbnailImage(100, 0); // Segmentation fault...
    $image2->writeImage('out_02.jpg');
    $image2->clear();

?>

Imagick::thumbnailImage でセグメンテーション違反になってしまうヤン。
縮小画像は問題なく作成されるけど。
下記のように起動すればこのエラーは出なくなる、けどソレでいいのか?

env MAGICK_THREAD_LIMIT=1 php test.php

おまけ、cairo も使えるんだね。
PHP: Cairo – Manual
94. PHPからCairoを使う | 日経 xTECH(クロステック)

dnf で見つからないし必要性もあまり感じないので無視するけど。
せっかくなのでリンク先コードを Python3 で書き直ししてみた。
create なんてメソッドは無いのでこんなふうに。

#!/usr/bin/env python3

import cairo

surface = cairo.PDFSurface('sample.pdf', 605.0, 855.0)
cr = cairo.Context(surface)

cr.set_source_rgb (0.0, 0.0, 1.0)

cr.move_to(150, 150)
cr.select_font_face('Monospace', cairo.FONT_SLANT_NORMAL, cairo.FONT_WEIGHT_NORMAL)
cr.set_font_size(72)
cr.show_text('日本語OK!')
cr.show_page()

# 破棄はガベージコレクション

Linux てか GNOME って本当にプログラミングは楽チンだよね。

PHP SELinux

Fedora Tips | Web 開発
なんてページを作ったのだから超久々に PHP をやろうと思う。
だってプログラミングといいながらインストールして設定してハローワールドするだけじゃまるでサルブンツみたいじゃん、やだー。

というか筆者の知識は PHP 5、それも一部分で止まっているままだったりする。
本サイトも全部 PHP だけど 5 でも 7 でも動く標準関数しか使っていないかったり。
fstring(Python3) やアロー関数(js)をガッツリ使っているのにコレじゃいかん。

基本から PHP を勉強やりなおし、いきなり詰まった。
SELinux で。
write.txt には 666 のパーミッションを付けてね。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="utf-8">
<title>Write Test</title>
</head>
<body>
<p>
<?php
    file_put_contents("write.txt", "SUZUKI のバイクはカッコイイ<br />\n", FILE_APPEND);
    echo file_get_contents("write.txt");
?>
</p>
</body>
</html>

リロード毎に行が追記されるサンプル。
のはずなのに PHP でファイルへの書き込みできない!

SELinux にブロックされていると気がつくのに時間が掛かった。
ほわいとのホームサーバ:Fedora構築メモ

httpd 経由で書き込みを行う属性を付ける必要があるみたい。
Fedora 30 では以下でイケた。

# chcon -t 属性名 ファイル名
chcon -t httpd_sys_rw_content_t write.txt

しかもこの属性、Gedit で上書きとかすると消えちゃう。
面倒だと思ったと同時にサーバー用途と考えるとなるほどって感じ。
いやいや SELinux の勉強になった。

関係ないけど file_get_contents って GLib の関数と同じジャン!
echo は sh だし、Linux に慣れた人は多分 PHP が楽しい。