月別アーカイブ: 2015年6月

Connect of Linux and Mac

実は最近 MacBook Air 13inch を買った。
US キーボードだぜ、これでスタバでドヤ顔できるze!
行かないけど、おまけに中古だけど。

GNOME べったりな筆者に何が起こったのだ?
と思われても困る、ずっと前から欲しかったんだし。

サイトを持っていると Mac Safari での表示確認をしたくなるジャン。
プログラミングネタで Mac でのコンパイル結果も書きたいジャン。
US キーボードでないと打ち間違える筆者にはありがたい豊富な US キー中古。
しかも筆者は iPhone 持ちだ、欲しいに決まっている。

いや、MacBook を買おうか本気で迷って出るのを待っていたんだが。
実物に触りペコペコキーボードに萎えて勢いで中古を選んでしまったオチ。

中古だけどとっとと Yosemite に更新。
Safari で自サイトの表示確認、うん問題無かった。
WebKit だから CSS3 は問題ないと思っていたけど安心した。

さて、筆者がまず行うのは Linux との接続ですよね。
共有設定を開きコンピュータ名を決め [ファイル共有] を有効にする。

mac_setting

Fedora を立ち上げ Nautilus から [ネットワークを表示] をクリック。

nautilus_mba

あら、それしかやっていないのにアッサリ。
W クリックして Mac のユーザー名とパスワードを入力。

mba_connect

AFC だけでなく AFP プロトコルにも対応していたのか。
iPhone mount in GNOME | PaePoi

afp

Nautilus をもう一つ立ち上げ普通にドラッグアンドドロップ。
あたりまえのようにコピーできる、もちろん双方向で。
普通にファイル編集もできる、AFP はかなり柔軟なようで。
Mac からのアクセスは知らないけど別にイイよね、SELinux あるし。

Macintosh HD と表示されて驚いたけど /usr/bin とかは表示されない。
でも普通に Application ディレクトリにはアクセスできるという。

applications_directory

Mac のアプリ実体って実行パーミッションの付いたディレクトリなのね。
だからアプリを削除しただけでアンインストール終了なのか、ふむふむ。
同じ UNIX ベースとはいっても Linux とは随分違うんだな。

ということで、Linux は Mac にも普通にアクセスできる。

しかし、もっと早くコレを買えば良かった。
たまに Windows を使うみたいなイライラがまったく無い。

タッチパッドには驚愕した、マジでマウスはいらない。
二本指タップでコンテキストメニュー、三本指でウインドウの移動。
二本指スクロールは GNOME 同様にアクティブでなくとも使える、素晴らしい。

ウインドウは全部 command+Q で閉じる一貫性も GNOME 同様。
おかげで閉じるボタンが左にあっても困らない、まったく使わない。
Control を command に置き換えればほぼ GNOME アプリと同じに使える。
F11 がフルスクリーンならもっと良かったんだが。

ps, ls, grep 等 UNIX コマンドが一通り使えるのでありがたい。
bc も使える、計算もこれで困らないな。

Mac でさえ Linux 風に使おうとする筆者であった。

GtkBuilder

GtkBuilder を入れてみた。
見た目は凄い多機能に見える、どんな感じなんだろう。
ちなみに、コレも dnf コマンドからでないと入らない。

gnome_builder_install

あれ、clang 必須なのかな?
というかこの名前なのに Gtk+ ヘッダは依存関係にはないのかよ。
後で判るけど gcc でよかった、その他必要そうなものも導入しておこう。

早速新規プロジェクトを作ってみよう。
起動すると HDD 内の GPL プロジェクトを自動検索していた。
便利なんだか余計なお世話なのか、大半が参考用なのに。

あらかじめ作業用ディレクトリを作っておいく。
起動したら左上の [New] ボタン、フォルダアイコンのほうをクリック。
先程作ったディレクトリを指定し [Continue] する。

new_proj

configure.ac をプロジェクトファイルとして扱うようだ。
つまり autotools も必須ということみたい。
適当にコードを書いてプロジェクトを保存…

できなかった。

色々試したが autogen.sh 必須。
autotools にて自力で configure.ac を作った後に使うもののようだ。

というか、コイツのビルド機能は autogen.sh を実行するだけ。
そりゃコンパイラはどっちでもいいわ。

一応、autogen.sh は autotools のコマンドをまとめておくスクリプト。
最小限のサンプルを置いておくよ、README のとおりにやってね。
honda-0.0.1.tar.gz

そうそう、Build といっても configure スクリプトを作るまでです。
make 以降は自力。

小物を作って遊ぶには無駄すぎる。
デバッガもない、コレを IDE と言ってもいいのだろうか?
単なるテキストエディタだ。

コード補完や閉括弧自動挿入と初心者大喜びなエディタなのに。
私的に期待外れというかショボすぎて唖然とした。

うーん、今後に期待しとく。

Nautilus 3.16 scripts folder

Nautilus 3.16 には色々困った。

拡張スクリプトの順番が滅茶苦茶になってしまった。
最初は更新日時順だったがリネーム等をしているとワケワカに。
名前順に変更しようと手段を探しているができないみたい。

しかも更に何を今更ファイル名のアンダーバーをニーモニックにするとは。
いや、ニーモニックは便利だけど矢印キーで充分だったし。

nautilus_script_sort

しかたがないのでこうしてみた。
私的にファイル名にアンダーバーが使えないって凄く不便。
ファイル名はマイナス記号で代用できるけど順番は名前順にしてほしい。

更に詳細表示に変更したらナンジャコリャ!
月とかはしっかり日本語になっているけど昨日は Yesterday。
年月日は何故か US フォーマットで表示、勘弁してよ

listview

それと何故だかわからないけど。
設定ダイアログをマウスで移動すると本体がくっついてくる。
他のアプリではそうならない、詳細表示の表示確認ができなくて困る。
しかも設定ダイアログを出すと二回に一度は Nautilus が落ちる。

あと Nautilus を 2 つ立ち上げてファイルを DnD するときだけど。
ドラッグ時にサイドバーが一々反応するようになった、それも敏感に。
3.14 まではこんな動作しなかったはずなんだが。
これじゃ上下でしか DnD できない、おまえは Explorer か!
Windows の悪い所なんかマネしないでくれよ。

Gedit も少し変。
終了時に保存していないダイアログを [はい] にしても終了はしない。
保存したタブ分が残るのは仕様変更なのだろうか?

致命的なバグは無いけど正直使い辛くなった。
でもこういうのは多分次バージョンまでこのままだと思う。

次回からプログラミングネタに戻る予定。
GtkBuilder なんてのがあるらしいし。