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eog and Gedit 3.18 Plugin

うーん困った、って何が?

Eye of GNOME って見た目のショボさとは裏腹にかなり優秀である。
SVG 画像を綺麗に拡大できるだけでなく実はディレクトリ監視も行っている。

eog で画像を表示した状態で同一ディレクトリのファイルを別アプリからリネーム。
すると eog のリストへ即座に繁栄され矢印キーやスライドショーにも適用される。
ただ即時繁栄のためサムネイル画像がまだ作成されていない状態になってしまう。
サムネイル表示(F9)を出していないと気にならないけど。

なので今まで自作リネームプラグインはサムネイル画像を自前で入れ替えしていた。
それが 3.18 で上手く動作しない、仕様変更されたようだ。

どうも remove_image が無効になっているだけっぽいけどよく解らない。
とりあえず即元にもどせるようコメントアウトでしばらく様子見。

eog318_remove_image

Gedit はやはり gi.require_version 追記だけだった。
しかし eog もそうだけど Peas のバージョン指定もいるようだ。
Peas はソースで使っていないし 1.0 しかないのに、将来の伏線かな?

ついでに、筆者は Gedit Plugin を 4 つ公開しているのですが。
一つに書いただけで警告は出なくなった、おいおい…
まあ全部に書いたけどね。

gedit318_peas

というわけでプラグイン 3.18 版を公開。
最後に。

kuroe

いえーい、無課金なのにクロエ・ルメールを最終進化できるぞい!
貯めた炭酸を全部使った甲斐があった(ウチ姫はどうした!

Fedora 23 Install (SSD)

前回のとおり無事 Fedora 23 Workstation ISO を手に入れた。
早速メインマシンの SSD を換装してインストールする。

Phenom2 955, AMD 880G マシンはまだメインでバリバリです。
SSD は Fedora 21 を入れていた奴に上書き、なんて安上がり。

注意点として筆者は US キーボードを愛用している。

uskeyboard

きたないので縮小して誤魔化していることは内緒。
そういう環境でのインストール記事ですのでご注意。

Live を立ち上げると今回も英語。
以前はいきなり日本語になった時期もあったのにな。
まあいい、とっととインストールのほうをクリック。

今頃知ったけどインストール中でもスクリーンショットが撮れる。
メニューから普通に gnome-screenshot を立ち上げられる。
外付け HDD や USB メモリを繋いで保存すればいい。
ということで今回は少しだけスクリーンショット付き。

日本語を選択し[次へ]の青いボタン。

f23a

日本語キーボードの人はそのままでいいと思うけど筆者は US キー。
[キーボード(K)]をクリックし設定する。

key

英語(US) を追加し一番上に移動。
これで普通に US レイアウトで入力ができる。

次に[インストール先(D)]をクリック。
空き領域確保済なら確認だけでいいはずだけど筆者は上書き。

f23c

[領域の再利用(R)]で上書き指定。
準備はこれで終わりなのでインストールを開始する。
インストール中に root パスワードと自分を設定。

全部終わったら Live を修了
再起動直後に DVD-R を取り出しするのを忘れずに。
起動すると WiFi の設定や確認作業になる。

ibus_kkc

日本語(かな漢字)を選択してね。
某人気ディストリは日本語入力に問題があるらしいけど Fedora は問題無し。

さて US キーの人はもう一仕事。
ibus-kkc の(ひらかな⇔直接入力)切り替えを設定。
US キー MacBook を使っているなら Alt+Space にするといい。
切り替え位置が同じなので直感的に使えるよ。

alt_space

ただそのキーはウインドウメニューに予約されているので無効化。
まあその辺りはお好みで。

以上インストール作業はおしまい。

さてデフォルト状態はいったい何が変わっているのかな?

まず気が付くのが Nautilus の左ペインがシンプルに。
外付け HDD やネットワークの接続切断は右ペインに。
でも iPhone は左ペインになった、なんだかな。

nautilus_318

F2 キーでのリネームがポップアップ式になっている。
Delete キーでの削除といいポップアップは判り易いね。

rename318

コンテキストメニューにキーボード操作が表示されるようになった。
やっとどこかに表示が無いと解らないことに気が付いたようだ。
それとアイコンの大きさは終了時を記憶するようになったみたい。

ただ、Nautilus を 2 つ立ち上げた時の動作が少しおかしい。
多分初期不具合なので修正を待つとしよう。

Gedit は流行りの全体像表示機能が、筆者はいらないけど。
プラグインでなく組み込みだとは思わなかった。

gedit318

だからいいかげんに gnome-terminal はメニューバーをヤメろ!
違和感が凄い、まあ gsettings で消せるんですけどね。

gsettings set org.gnome.Terminal.Legacy.Settings default-show-menubar false

他は Fedora 22 の時と別に違いを感じない。
さてアプリを入れたり拡張を入れたりしよう、続く。

DistroWatch

昨日夜勤から帰ると Fedora 23 がリリースされていた。
iso が落とせない…
四日午前 10 時起床、落とせない…
五日午前 0:30 帰宅、まだ落とせない…

筆者だけ?と思い検索するともう落とした人が結構いるみたいだ。
fedup というものなら即手に入るってことかな?
筆者はクリーンインストールしたいんですけど。

https://getfedora.org/ からは iij に転送されるようだ。
他国から落とすしか無さそうだ。

DistroWatch.com: Put the fun back into computing. Use Linux, BSD.
を覗くとリンクがあった。
http://dl.fedoraproject.org/pub/fedora/linux/releases/23/Workstation/x86_64/iso/Fedora-Live-Workstation-x86_64-23-10.iso
からなら落とせるようだ、あぁやっと手に入る。

fedora_dl

同じように ISO を落とせない人は御参考までに。
変更点レポートは明日。

Atom(TextEditor)

GitHub、オープンソースのテキストエディター「Atom」の正式版v1.0.0をリリース – 窓の杜
MS、Win/Linux/Mac対応のコードエディター「Visual Studio Code」をプレビュー公開 – 窓の杜

こんなのあるんだね。
Mac と Fedora で共通のテキストエディタが欲しかった自分にピッタリかな。

Electronでアプリケーションを作ってみよう – Qiita

Electron というクロスプラットホームライブラリで GUI 構築らしい。
ゴミ糞(mono+WindowsForm)よりは圧倒的にまともなクロスプラットホームになりそう。
いや、ウチ姫で mono(Unity) にはお世話になっているけど。

ということで。
Visual Studio Code は大きなお世話なので Atom だけ試す。

Atom

Linux rpm で 56.8MB
Mac は Atom.app のまま配布で 203.5MB

やはり Mac のアプリってやたらとデカいよ…
/Applications ディレクトリに移動するだけで動くのね。

両方起動すると唖然とするほど共通な GUI に感心する。
メニューや設定は英語だけど Linux, Mac 使いなら普通のこと。

Fedora では日本語が豆腐になるが Font Family を変更すれば即時解決。
Mac はそのまま日本語表示できる。

vlgothic

mac_atom

起動時間もキー入力の反応速度もまったく問題無し。
使い勝手は Mac では Ctrl が command になるだけで基本同じ。
保存ダイアログ等は OS 標準のものが出る。

肝心のエディタ部分もかなり優秀。
拡張子で色分けは常識、HTML 中の StyleSeet, JavaScript も認識。
Gedit と比較しても同等かそれ以上。

atom_highlight

設定の Soft Tabs で Tab キーを半角スペースにできる。
BackSpace(Mac は Delete) でインデント分を削除。
Shift+Tab も使えた、マジで Gedit の代わりになる。

閉括弧自動補完は大きなお世話だが人によるだろう。
設定は最小限、でも不満は特にない。
Line Height は 1.35 にすると Gedit とほぼ同じになるね。

Home(command+←) キーでインデントの先頭にカーソル移動する。
Xcode や TextEdit.app の不満点だったのでコレは嬉しい。

面白いのは Ctrl+マウスホイールでズームできる。
Mac はタッチパッドでズームできる、使い道はともかく。
Web ブラウザと同じ、なるほど HTML5 ベースだなと納得する所。

一つだけ気になるのがアプリ再起動で前回開いていたファイルを開くこと。
Mac やスマホアプリのデフォルト動作がコレだし時代なんだろうね。
Ctrl+W(command+W) で全部閉じてから終了すればいいだけ。

試すだけのつもりが基本機能には文句のつけようがない。
私的に Mac 用はコレに決まり、Gedit みたく使えればいいんだよ。
検索するとメニューの日本語化もできるようだけど筆者は別にいいかな。

後は自作 Gedit プラグインと同等な拡張を作ればもっと便利に。
いやコードスニペット機能は必須だぞ、既に拡張があるかな?

というか Electron ってスゲェな。
クロスプラットホームアプリはゴミ糞という常識が通じない。
今後はデスクトップもコレがデファクトになる可能性すら感じる。

Connect of Linux and Mac

実は最近 MacBook Air 13inch を買った。
US キーボードだぜ、これでスタバでドヤ顔できるze!
行かないけど、おまけに中古だけど。

GNOME べったりな筆者に何が起こったのだ?
と思われても困る、ずっと前から欲しかったんだし。

サイトを持っていると Mac Safari での表示確認をしたくなるジャン。
プログラミングネタで Mac でのコンパイル結果も書きたいジャン。
US キーボードでないと打ち間違える筆者にはありがたい豊富な US キー中古。
しかも筆者は iPhone 持ちだ、欲しいに決まっている。

いや、MacBook を買おうか本気で迷って出るのを待っていたんだが。
実物に触りペコペコキーボードに萎えて勢いで中古を選んでしまったオチ。

中古だけどとっとと Yosemite に更新。
Safari で自サイトの表示確認、うん問題無かった。
WebKit だから CSS3 は問題ないと思っていたけど安心した。

さて、筆者がまず行うのは Linux との接続ですよね。
共有設定を開きコンピュータ名を決め [ファイル共有] を有効にする。

mac_setting

Fedora を立ち上げ Nautilus から [ネットワークを表示] をクリック。

nautilus_mba

あら、それしかやっていないのにアッサリ。
W クリックして Mac のユーザー名とパスワードを入力。

mba_connect

AFC だけでなく AFP プロトコルにも対応していたのか。
iPhone mount in GNOME | PaePoi

afp

Nautilus をもう一つ立ち上げ普通にドラッグアンドドロップ。
あたりまえのようにコピーできる、もちろん双方向で。
普通にファイル編集もできる、AFP はかなり柔軟なようで。
Mac からのアクセスは知らないけど別にイイよね、SELinux あるし。

Macintosh HD と表示されて驚いたけど /usr/bin とかは表示されない。
でも普通に Application ディレクトリにはアクセスできるという。

applications_directory

Mac のアプリ実体って実行パーミッションの付いたディレクトリなのね。
だからアプリを削除しただけでアンインストール終了なのか、ふむふむ。
同じ UNIX ベースとはいっても Linux とは随分違うんだな。

ということで、Linux は Mac にも普通にアクセスできる。

しかし、もっと早くコレを買えば良かった。
たまに Windows を使うみたいなイライラがまったく無い。

タッチパッドには驚愕した、マジでマウスはいらない。
二本指タップでコンテキストメニュー、三本指でウインドウの移動。
二本指スクロールは GNOME 同様にアクティブでなくとも使える、素晴らしい。

ウインドウは全部 command+Q で閉じる一貫性も GNOME 同様。
おかげで閉じるボタンが左にあっても困らない、まったく使わない。
Control を command に置き換えればほぼ GNOME アプリと同じに使える。
F11 がフルスクリーンならもっと良かったんだが。

ps, ls, grep 等 UNIX コマンドが一通り使えるのでありがたい。
bc も使える、計算もこれで困らないな。

Mac でさえ Linux 風に使おうとする筆者であった。