Fedora で mpv を使って困ること。
Ctrl+q で複数起動したすべての mpv を終了できないこと。
だって GNOME のアプリは全部そうなっているんだもの。
そういえば Chrome が Fedora では終了できないな、狐はできるのに。
コレは GNOME アプリ同様 Ctrl+w 連続押しで代用できるのでまあよし。
macOS では command+q ですね、サードパーティすら全部。
そりゃ macOS はウインドウを全部閉じても終了できないんだから必須機能。
唯一 Finder だけが不可、ファイルマネージャは常に起動しているし。
でも Nautilus は Ctrl+q で全部のウインドウを閉じてくれる動作をする。
そんなこんなで、凄く気になるんですよ。
で、よく考えたら UNIX には killall コマンドがあった。
Linux ではコマンドと GUI の区別が無いんだから使えるかも。
ということで Lua スクリプト。
-- ~/.config/mpv/scripts/mpv_ctrl_q.lua -- Ctrl+q @ Close all MPV Windows. function on_close_all() os.execute('killall mpv') end mp.add_key_binding('Ctrl+q', 'close_all_func', on_close_all)
これをスクリプトディレクトリに突っ込んで。
おぉ自分を含めて全部終了してくれる、やったね。
macOS では GUI は区別されているから無理だと思う。
統一されたキーボード操作が無い某 OS はどうでもいいね。
ついでに、最近の mpv osc 設定。
シークバーは QuickTime のようにフローティングもできると知った。
# ~/.config/mpv/script-opts/osc.conf # 動画に合わせた OSC リサイズ無効 vidscale=no # 薄くする boxalpha=180 # 常にトータル時間 timetotal=yes # タイトルはファイル名 -- タイトル名 title=${filename} -- ${media-title} # シークバーのみに、弄る時に枠外になるのを防げる layout=slimbox seekbarstyle=diamond valign=0.95
てかシークバーだけにできるんだ、こりゃいいわ。
だって osc ってシークバーしか使わないよねみんな。
QuickTime も再生ボタンとか消せないかなぁって。
macOS では動画はほとんど見ないので QuickTime のままです。
ちなみに QuickTime だけで動画の切り貼りやリサイズ保存ができる。
筆者の編集範囲ならコイツだけで完了するので重宝していたりします。