せっかく Ubuntu 12.10 を仮想で導入したのでプログラミング環境等をチェック。
やったぜ、mono という巨大なゴミがデフォルトで入らなくなった!
と思ったけど 12.04 から既に無かったのか、気がつきもしなかった。
もしかして valac が…あるわけないか。
なんと Python 3 がデフォルトで入るようだ。
LXDE に変更したから入ったのかもしれないけど。
Python 3 からは pygtk はやっぱり使えません。
その他 Python 2 で提供されていた静的バインディングも当然全滅。
gi による動的バインディングなら問題ない。
一応書くと Python 2 も PyGtk も当然あるよと。
gcc はあるけど g++ は無いのは以前と同じ。
Gjs も Seed も無い、Ubuntu は JavaScript に消極的か。
Fedora なんかは Python に依存する体制から脱却しようとしているみたいだけど結局戻りそうな予感。
今の Linux では GLib 等の動的バインドに対応できるなら言語なんて何でもいいんだけど Python は標準ライブラリが絶妙だからね。
GTK+ のバージョンは…あれ? Nautilus や Totem のバージョンが 3.4 だ。
Gedit と eog は 3.6 って何だこれ。
まあつまり GTK+ は 3.6 であるということか、何故アプリはバラバラ?
Ubuntu って最新環境を最速で提供が売りではなかったのかな。
おかげで Nautilus にメニューバーがあるけどw
Nautilus 3.6 はかなり大胆に変更されているし、アプリケーションメニューに対応できなかっただけかもしれない。
GNOME は今後このメニュー主体になるわけで、GNOME を捨てたくせに GNOME の成果物に依存している Ubuntu の今後はいかに。
Gnome Files (aka Nautilus) 3.6 (3.5.92) Preview | Worldwide Edition – YouTube
しかし LXDE の設定には「ルックアンドフィールの設定」なんてのがあるけど Ubuntu ではまったく適用されない。
GTK2 はクリアルックス固定だし GTK3 に至っては Windows95 みたいだ。
元の Ubuntu が GTK2 と GTK3 を同じ見た目にするために標準を無視して特殊なことをしているからだろうけどカッチョワルイ。
Lubuntu ならこの辺りをなんとかしているのだろうか。
仮想だからいいけどホスト OS でこの環境を使いたくないないな。
というか LXDE 自体が GTK2 であるわけで。
この環境で GTK3 アプリを作ろうと思う人はいないだろうな。
GTK3 に移行したい人は素直に GNOME 3 を使いましょうということでしょう。
良さげならホスト化しようと思ったけどやっぱり次も Fedora にしよう。