Contrast AF

前回の最後に書いた LUMIX G99 の「ピントが背景にいく病」ですけど。
以前から症状はあったんだけど最近酷いのよ。

あの現象は背景抜けとか中抜けとか言うんだね。
色々調べてみるとコントラスト AF の宿命みたい。

背景に被写体よりコントラストが高いものがあるとソッチを優先してしまう。
小鳥の目や羽根より木の枝や小石のほうがコントラストが高い、その結果なのか。
ケリとかの灰色羽根の鳥が上手く撮影できないのもそのせいかも。

像面位相差 AF なら解決ってことじゃないよ。
現在コントラスト AF とのハイブリッドばかりだから全部同じ感じだろうね。

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G9pro なら最新ファームの「AF-ON:近側・遠側設定」で対策できるのね。
AF ターゲットも G99 より細かいし。

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G99 はファームどころか生産終了って見かけたので確認したら。。。。。
コレを使っているかぎりは自力でなんとかするしかない。

「ピンポイント AF」は遅過ぎて野鳥ではとてもじゃないが使えない。
「顔・瞳認識」は野鳥でもイケる、場合もあったけど偶然だったみたい。
「動物認識 AF」は、だからそれ G9pro にしか付いていない。

まてよ、ようするに AF ターゲット近くに背景を入れなければいい。
野鳥撮影に慣れて鳥の顔をターゲットにする癖が付いてしまったんだけーが。
もしかしてソレが原因で背景抜けが最近酷いのかもしれない。

大きな胴体のほうをターゲットにして撮影したほうがいいのかも。
AF 性能に頼る以前に色々試して経験値という実力をつけなきゃ。

ということで今日は曇り気味だけど市民四季の森でリベンジ。
早速ツグミがいたので試す。

tsugumi

やっぱり胴体を狙ったほうがいいね。
てかこの場合は多分足のコントラストに引っ張られたっぽい。
被写界深度が合えばいいのだからなんなら近場の木の枝でも石ころでも。
G99 のせいではなく筆者がコントラスト AF を理解していなかった。

ikaru

登っていくとイカルの大合唱が!
しかし見えない、なんとか撮影できたのはコレ一枚。

kara

シジュウカラは自体のコントラストが高いから簡単です。
てかいつも綺麗に撮れていたのはそういうことだったのか。

hitagi

ジョウビタキのオス。
そろそろいなくなるけどその前に綺麗に撮れてよかった。

hitagi

ジョウビタキのメス。
この時オスと同じ場所にいた、あれ喧嘩しないの?

hiwa

カワラヒワ、そろそろ子作りの始まりかな。
しかし胴体狙いに変更しただけで中抜けせず撮影できるようになったぞい。
皆さん野鳥を一点 AF で撮影する場合は顔ではなく胴体を狙いましょう。

OM-1 には鳥認識なんてのがあるけどさ。
野鳥専用にあの値段は出せないです、中古が安く出るまで封印。

しかし SILKYPIX の LUMIX 限定版って今更気がついたけどスゲェな。
JPEG 画像も LUMIX で撮影した写真しか編集できない、ケチンボ。
市販ソフトを機能制限してバンドルアプリにするってそういうことか。
ちなみに OM Workspace は普通に JPEG 画像を編集できます。