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連番ファイルのダウンロード

とあるサイトの連番ファイルをダウンロードしたくなった。
んで、そんなの bash シェルスクリプトが使える環境 (macOS, Linux) なら超簡単で。

#!/bin/sh

# 001.jpg - 200.jpg だった場合
for (( i=1; i<201; i++ )); do
    n=`printf %03d.jpg $i`
    wget http://なんちゃらどっとこむ/${n}.jpg
done

# 1.jpg - 200.jpg だった場合
#for (( i=1; i<201; i++ )); do
#    wget http://なんちゃらどっとこむ/${i}.jpg
#done

以上。

なんだよこの for 文は使い道があるじゃないの!
wget コマンドは一部ディストリビューションでは dnf や apt で。
google-chrome が使っているから依存関係で勝手に入るはずだけーがさ。

エロゲ専用に落ちぶれた某 OS はアプリや拡張を使うんでしょ?
プログラミングができないサルだけがいまだに使っている OS だよねwwwwww

いや、せっかくだからサイトの JPEG リンク抜き出しをやりたいぞ。
とりあえず URL を読み込んで、それから

href="空白のない文字列jpeg"

を正規表現で抜き出して slice すれば簡単に wget できそうだ。
Python3 の urllib を使えばアホみたく簡単そうだけど、あえて gjs で。

#!/usr/bin/gjs

const GLib = imports.gi.GLib;
const Gio = imports.gi.Gio;

if (ARGV.length == 0) {
    print("URL を指定してください");
} else {
    let file = Gio.File.new_for_uri(ARGV[0]);
    let fstream = file.read(null);
    let dstream = new Gio.DataInputStream({base_stream: fstream});
    for (;;) {
        let [val, len] = dstream.read_line_utf8(null);
        if (val.match(/\<\/html\>/gi) !== null)
            break;
        // href="空白のない文字列jpeg" の取得
        let links = val.match(/href=[\'|"]\S+(jpg|jpeg)[\'|"]/gi);
        if (links !== null) {
            for (let link of links) {
                let url = link.slice(6, link.length - 1);
                print(`${url} を取得します`);
                GLib.spawn_command_line_async(`wget ${url}`);
            }
        }
    }
}
//ex: ft=js

書いてみた。

相対パスの場合はガン無視だけど昨今は WordPress ベースが大半だしこれでいいか。
つか相対パスにしている人はそもそも連番ばかりなので最初のでいい。

テキトーなエロ画像サイトで上記を試す。
普通にダウンロードされた、後はリネームして順番を合わせるだけ。
自分が書いたコードが思った通りに動くって本当に面白い。

gvfs-open to gio open

Fedora 26 では gvfs-open が非推奨になっていた。

man gio で見ると gvfs-*** コマンドが全部まとめられたようだ。
ぶっちゃけ xdg-*** だけでイイじゃんみたいなものだったし。
UNIX らしくないかもだけど筆者はコッチのほうがいい。

gvfs-open と同じなんだけど少し違うようだ。

Nautilus Window を開いた状態でないとパス名を開けない。
Gedit Window を開いた状態でないとテキストファイルを開けない。

http://localhost/ や画像なんかは普通にデフォルトアプリが立ち上がる。
自作アプリにデフォルトを変更した動画や CBZ も自作アプリが立ち上がる。

多分バグではなく仕様だと思うんだけど、よくわからない。
とりあえずウインドウを開いておけば今迄どおり使えるってことで。

bash macOS

bash は大文字と小文字を厳格に区別する。
しかし macOS の bash は echo, pwd 等の大小文字を区別しない。
ところが if や変数名は普通に区別することに今頃気がつく。

shopt あたりにそうなるオプションが…無かった。
$- の値も Fedora と同じ himBH だった。
じゃあ何故大文字でも echo 等が使えるのだ?

解ってしまえば単純な話で。
組み込みコマンドではなく /bin/echo が使われていただけ。
ファイル名の大文字小文字を区別しないからこんな変なことになるんじゃ!

bash indirection

${!prefix*}
という記述で bash はその接頭子の変数名をブレース展開してくれるらしい。
ビックリマークは間接参照という意味らしい。

さっそくテストコードを書いてみたら見事にハマった!

#!/bin/sh

GF_top='心美 文緒 くおえ'
GF_loli='苗 睦 桃子'

echo ${!GF_*}

for gf in ${!GF_*}; do
    #for s in $gf; do
    for s in ${!gf}; do
        echo $s
    done
done

$gf という記述ではこの場合変数展開できない。
変数名で出力されるので ${${gf}} とかワケワカなことしてみたり。

よーく考えたら当然だった。
$gf なんて変数は定義していないんですもの。
どんな言語でもこんなことはできないよ。

なのでココでも間接参照で実際の変数を見つけてもらう必要がある。
シェルスクリプトって上記ができるとつい勘違いするよね、筆者だけ?

Gedit External Tools

Gedit で外部ツールからスクリプト実行を筆者はよく使う。
今まで ContentType で振り分けしていた。
しかしコレでは gjs, jjs や Python, Python3 で振り分けできない。

考えてみたらシバンで実行すればいいじゃん。
+x パーミッションを付けない状態でもシバンを読取りすればいいのだし。
先頭に #! があればソレで、無いなら今までどおりにすればいいかな。

#!/bin/sh

# シバンがあるならソレで起動、無いなら ContentType 判別

h=`head -n1 $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_PATH`
if [[ $h = \#\!* ]]; then
    app=${h#*\!}
    echo $app $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_PATH
    $app $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_PATH
else
    echo @ContentType $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_TYPE
    if [[ $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_TYPE = *python ]]; then
        python3 $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_PATH
    elif [[ $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_TYPE = *javascript ]]; then
        gjs $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_PATH
    elif [[ $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_TYPE = *shellscript ]]; then
        sh $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_PATH
    elif [[ $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_TYPE = *vala ]]; then
        vala $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_PATH
    elif [[ $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_TYPE = *csrc ]]; then
        src=`head $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_PATH`
        case $src in
            *gtk.h*)
                echo "Gtk Build"
                gcc $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_PATH `pkg-config --cflags --libs gtk+-3.0` ;;
            *glib.h*)
                echo "GLib Build"
                gcc $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_PATH `pkg-config --cflags --libs glib-2.0` ;;
            *)
                echo "Gcc Build"
                gcc $GEDIT_CURRENT_DOCUMENT_PATH ;;
        esac
    else
        echo Non Support File
    fi
fi

これでもし他のスクリプト言語に目覚めてもシバンだけで対応できるぞ!
無いと思うけど。