Celeron su2300 mini Note @ Fedora Dual Boot

Acer Aspire 1410 ミニノートの電源を三ヶ月ぶりくらいで起動。

当然のごとく二時間半程度ひたすらアップデート、更に何度か再起動…
電源すら入れていないのにセキュリティエッセンシャルがスキャン開始…
ゲンナリして使う気をなくしそのまま電源オフ…
をやったのが三ヶ月前、そして今回も…

このままでは永久ループだ!
必要になった時に即使えないモバイルなんてまったくの無意味。

Windows に文句を言ってもしかたがない。
とにかくアップデート時間の短縮と無意味スキャンをなくしたい。
ならば Linux にするしか無い、しかし Windows7 を消すのも躊躇する。

ということで Fedora 16 とのデュアルブートにすることにした。
ミニノートに Linux で無線 LAN とかは大丈夫だろうか、実験を兼ねて。

とりあえず Windows7 を起動して Linux を入れる空き領域の確保。
「スタートボタン」→「コンピューター」右クリして「管理」を選択。
「ディスクの管理」から C ドライブを選択、右クリして「ボリュームの縮小」
表示された最大値で圧縮、簡単に空き領域確保。

画像は Fedora を入れた後だから埋まっているけど右二つ分ほど領域が開いた。
後は Fedora Live CD を立ち上げ以前と同じようにインストールする。
Fedora 16 64bit Install (HDD) | PaePoi
Live 時に無線 LAN の指定をしておいたらそのまま引き継がれたよ。
デュアルブートにするにはインストール時に「空き領域に…」を選択。
だけで見事 GRUB でのブート選択ができる環境の完成。

Fedora 16 の起動時間は約 3 分…
Windows7 も安定するまではそのくらい掛かるけど、やっぱり遅すぎ。
起動後にバックでガリガリとかはまったく無いのは嬉しいけど。

当然のように最初から 1366×768 画面で起動。
GMA4500M のショボイグラフィックでも問題なく 3D デスクトップ。
ノートなのを認識して画面や電源の設定で節電項目が増える。
Windows の NTFS 領域にもマウントしてアクセスできる。
無線 LAN は選択して暗号化キーを打ち込むだけで接続完了。
Bluetooth マウスもアッサリ認識。
タッチパネルの指二本スクロールもマウス設定から指定可能。
天板を閉めると普通にサスペンド。

今の Linux って凄い、何の苦労もなくほぼ全自動だった。

そうそう音も普通に鳴る、昔は凄い苦労をした記憶があるが。
Intel グラフィックでも問題無い、以前は相性最悪だったのだが。
Compiz の Ubuntu だと解らないけど、GNOME 3 は Clutter なので。

動画再生支援は無いけど 1080p もギリギリ再生できる。
支援機能の利用はライセンス料がいるからしかたがないよ。

これでもうアップデートとスキャンでゲンナリすることは無い。
デスクトップと同じ OS だと 1.2GHz CPU の遅さを体感できるw

それにしても Linux は快適だ。
非アクティブのアプリでもホイールスクロールできるのが嬉しい。
たまに Windows7 を使うと「あれ?」ってなる、特に Explorer で。

ついでに Windows7 からもいらないアプリを削除。
Live 全削除、Adobe は Flash だけ残して削除。
RealPlayer Mini は配布が無くなっているって何よ、これも削除。
PDF は evince、メールは Opera、動画はノートで見ない。
よしスッキリ、でも次に Windows を使うのは又三ヶ月後くらいだろう。