月別アーカイブ: 2011年6月

Fedora 15 Auto Start Application

Fedora 15 を GNOME 3 環境で使っている。

Windows でいうスタートアップ登録を行いたい。
しかし GNOME 2 時代にはメニューにあったはずの
「自動起動するアプリケーション」が見当たらない。

とはいえメニューは単なるランチャなのでをコマンドで起動できる。
Ubuntu と同じものであるが GTK3 化されているのはスクロールバーで解る。

$ gnome-session-properties

このアプリが読み込むのは以下にある *.desktop ファイル。

# 共通設定 /etc/xdg/autostart
# 個人設定 ~/.config/autostart

つまり自身で上記に放り込んでも有効だけど標準アプリがあるのだから利用すべ。
「追加」をクリックして自動起動したいアプリを登録していく。
ココでは筆者が公開している clipolix を ~/bin に放り込んだものを

~/.config/autostart ディレクトリが作成されているので確認。

そして再ログイン。
これだけで見事にログインで自動起動環境の完成、簡単ですね。

realplayer

RealPlayer Mini テスト版
http://jp.real.com/?mode=rp_mini
というものがあるらしい、まさかココが軽量プレイヤーを作るとは。
Windows で動画をほとんど見ないけど(だってミニノートだもん)試してみる。

インストール直後にアップデートでこんなのが。
どう考えたって FFMPEG だよな、GStreamer と同じ感じになるかな。

ちょー!
一つ再生したらプレイリストに同一ディレクトリのファイルがリストアップ!
矢印キーはボリュームだ、まぁ我がアプリが特殊なだけなのだが。
自動リストアップ以外はよくあるプレイリストなのね、ふむふむ。

単独数値キーでリサイズ。
右にくっついているプレイリスト。
ウインドウ左上部クリックでメニュー。
Esc で終了できる。
気のせいだろうか、何か見覚えが…

一時停止は Space キーだし使い勝手も悪くない、シークも早い。
そのまんま FLV も H.264 も再生できた、私はこれだけで十分。
いくつかのキーボード操作に違和感があるけどカスタマイズ可能。
機能や設定項目も豊富、私はどうでもいいものばかりだけど。

画面上にマウスカーソルを置いても本家のようなウザい枠は出ない。
どういう心境の変化だよ、この会社らしいウザさがまったく無い。

それより何より。
いくらリサイズしても画面をはみ出さない、タスクバーに食い込まない。
Windows Media Player や VLC で一番困ることがまったくおこらない。
GNOME ならあたりまえなんですけどね、Windows ではアプリ側の仕事なので。

関連付けはコッチに変更することにした、とにかくサイズで困らないのがいい。
正式版でまた余計なことをやらなければ最強プレイヤーになりそう。
てか、個人製作プレイヤーはマジで終わった。

Fedora 15 Keepassx

Fedora 15 で Keepassx を使って困ったことがあった。
Ctrl+V での貼り付けでは @ が [ になって貼り付けされる。

ユーザー名にメールアドレスを利用するトコって多いから困る。
日本語キーボードの @ 位置は英語キーボードだと確か [ だよなぁ。
とりあえず setxkbmap -print コマンドで見てみる。

pc104 って何だ?よくわからん。
とりあえず ~/.bash_profile に以下を追記して再ログイン。

setxkbmap -model jp106

これで Keepassx の貼り付けは問題無くなった。
しかし setxkbmap -print コマンドは何も変わらない。
もっと正しい方法があるんだろうな。

iter_previous @ GTK+ 3 only

seemex を Ubuntu 11.04 で動かすテスト。
あらら色々問題が。
まず前回書いた StyleContext は GTK+ 2 では使えない。

# Toolbar Style
toolbar = self.uimanager.get_widget('/ToolBar')
toolbar.set_style(gtk.ToolbarStyle.ICONS)
try:
    style = toolbar.get_style_context()
    gtk.StyleContext.add_class(style, gtk.STYLE_CLASS_PRIMARY_TOOLBAR)
except Exception, s:
    pass # GTK+ 2

コレでいいや、GNOME 3 に合わせたいだけの処理なのだし。

AboutDialog の get_major_version() メソッドも使えなかった。
MAJOR_VERSION とかの定数はどちらでも使えるからコッチに変更しよう。

更に GtkTreeView 順番を上に移動する iter_previous もダメか。
GtkTreePath には確か prev メソッドがあったよな。

def on_item_up(self, widget, event=None):
    selection = self.custome_treeview.get_selection()
    model, it = selection.get_selected()
    p = model.get_path(it)
    if it:
        path = model.get_path(it)
        if path.prev():
            itprev = model.get_iter(path)
            model.swap(it, itprev)
            self.change()
        """ GTK+ 3
        itprev = it.copy()
        if model.iter_previous(itprev):
            model.swap(it, itprev)
            self.change()"""
    else:
        self.messagebox(MESSAGE_NON_SELECT)

せっかく簡単になったけど GTK+ 2 のままの Ubuntu を考慮しなきゃとは…

しかし Fedora の VirtualBox ose アップデートはまだか。
右 Ctrl+F でもそのまんま XGA サイズだし \ は打てないし辛い。

Fedora 15 Trash icon on your desktop

Fedora 15 x86_64 を二週間も使って何を今頃気がついた。
dconf-editor で

/org/gnome/desktop/background/show-desktop-icon
にチェックすればデスクトップに物が置けるようになるこうしておけば

/org/gnome/nautilus/desktop
以下で GNOME2 同様にデスクトップアイコンの表示切り替えができる、ついでに

/org/gnome/desktop/interface
以下でツールバー文字を消したりメニューやボタンにアイコンを付けたり。

やっぱりデスクトップには物が置けたほうが便利だ、ゴミ箱も表示できるし。
特にスクリーンショットの整理が今まで面倒だったのよね。

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ところでこの Gedit ツールバーのように seemex はできないのだろうか?
GNOME アプリは全部この色付きスタイルになっているので違うと気になる。

そんな時はソースコードを見れば解るはず、Eye of GNOME のサイトから FTP だ。
Eye of GNOME の「情報(A)」から普通にアクセスしてとっとと落とす。

gtk_style_context_add_class
という関数を使うようだ。
そうか Style がどうとかドキュメントにあるのはこういうことか。
今まで知らなかった、とにかく Python から利用するにはこう書けばいいようだ。

# Toolbar Style
toolbar = self.uimanager.get_widget('/ToolBar')
toolbar.set_style(gtk.ToolbarStyle.ICONS)
style = toolbar.get_style_context()
gtk.StyleContext.add_class(style, gtk.STYLE_CLASS_PRIMARY_TOOLBAR)

おぉ同じになった、こうすればいいようだ。
しかしこんなページを見つけたけどこうしなきゃダメなのかな?

“Hello World” in Python with GTK+ 3

というか PyGtk ではないので Python with GTK+ 3 と書くべきなんだろうなと。

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ところでアップデートしたら何故か gcc が入っていた。
/usr/include にヘッダとかも、自分で入れた覚えは無いがいつのまに。

何かにくっついてきたのだと思うけど、まあいいや。
Python のほうが便利なので気が向いたらでしか使わないと思うけどさ。